2017,04,07, Friday
初日まで丁度あと10日となりました、
昴Page2公演『ふくろう』。
初日のチケット、完売致しました。
完売した回は、17日(月)19時、22日(土)14時、23日(日)14時の3ステージです。
そして…
土日のチケット完売を受けて、追加公演が決定しました!!
22日(土)18時~ Bチーム
23日(日)18時~ Aチーム
以上、2ステージです。
ご予約、お待ちしております。
本日も当欄は、オトナのほうの永井がお送りしております。
先ごろ演出家が若いほうの永井“将貴”を
「おい永井、ヤングのほう」とたまたま呼んで以来、
将貴は時おり周囲から『ヤング永井くん』と呼ばれることに。
それは構わないのですが、
ふと気づけば、
若手が私に送ってくれる連絡メールの宛名が、
『オールド永井さん』になっていたりします…。
横文字にすれば失礼じゃないとでも思ってんのか!?
それならそうで、せめて
『アダルト永井さん』と呼んでもらいたい!
と、
この場を借りて後輩諸君にお願い申し上げます。
さて、
本番まで10日。
つい先日には新聞社のかたが取材にいらしたりと、
稽古場も、いよいよ佳境のムード。
稽古休日の前夜には…
稽古場至近、評判のイタリアン『padma』さんにて決起集会。
かなりの割合を総一朗さんのゴチで(!?)英気を養いました。
美味しいものをいただいた後は、稽古あるのみ!
その点、相撲と同じです。
さてさて、
主役の母娘コンビがA・Bの2組あるため、
芝居全体もA・Bの2本あることは前述の通り。
その両方を、「通し」で稽古する日々です。
母娘コンビ以外の役は、奇しくも全員男性。
A・B、どちらも同じ顔ぶれ。
母娘コンビの4名は前回ご紹介しましたので、
今日は男性たちを、一気にご紹介しましょう。
前列・左から…福永光生(村長)、永井将貴(福祉局員)、矢﨑和哉(警視)、宮島岳史(巡査)
奥3人・左から…加賀谷崇文(電気屋課長)、白倉裕人(福祉課長)、加藤和将(ダム所長)
左から…江﨑泰介(水道屋)、吉澤恒多(電気屋)、岡田吉弘(ダム男B)、福山廉士(ダム男A)、町屋圭祐(青年・浩ニ)
劇中歌『希望ヶ丘開拓団のうた(宣伝動画にて公開中)』を、高らかに歌う男たち
職業もバラバラなら性格もマチマチな男たちが、なかよく歌っておりますが…
希望ヶ丘町内会の合唱サークルではありません。
けっしてそんな平和なものでは…。
この男たちは、
それぞれ母娘に、いったい「何をし」「何をされるのか」…
それをここで明らかにするのは野暮というもの。
“女二人と野郎どもによる、一連の出来事”…
それを、
『ふくろうだけが、見ていた』と台本にはあります。
『ふくろうだけが、知っていた』と…。
ならば、ふくろうさんに聞きに行かなきゃね
ということで今回も
「ふくろうカフェ探訪」へ、レッツゴー!
今回は中央線沿線へ。
まずは新宿。
南口からすぐ、甲州街道沿いのビルの中、
『フクロウカフェもふもふ』へ。
立地の良さも手伝ってか、平日の昼間だというのに店内はお客様でいっぱい。
カップル、親子連れ、それに外国人観光客など、客層もさまざま。
うーん、この活気…まさに新宿。
我々も思う存分“もふもふ”させていただきました。
続いては、中央快速で一路、国分寺の
『ふくろう茶房』へ。
こちらは、いかにも郊外のお店。
入口前の広場では“鷹匠”の風情をただよわせるマスターが、
団体客に大きなふくろうの“肩のせ”をレクチャー中。
店内に入り、
コーヒーをいただきつつコノハズクの“ゲッちゃん”と戯れながら…
置かれていたふくろう関連書籍をペラペラ…
ん!?
この本に載ってるふくろうの写真って…?
「はい、ゲッちゃんです。うちのふくろう達の写真は、
他にも色々な本でたくさん使われているんですよ。」とマスター。
「ふくろうの育て親たちが集まる交流会なども、定期的に催しています。
良かったらぜひ。」
聞けば、他県に支店もあったりと…そのネットワークは多岐に渡る模様。
おそらく“ふくろうカフェ業界”の中でも、一目置かれる“エキスパート”的な存在に違いありません。
気軽に通える距離ではないけれど
「いつかまた、もう少しふくろうを語れるようになったら訪れよう」などと考えながら、
店をあとにすることに。
あくまで私見ですが、
ふくろうカフェには、3つの必須要素があります。
①アミューズメント要素…ふくろうと触れ合う楽しさ。
②カフェ要素…くつろぎと安らぎ。
③プロショップ要素…エキスパートから学ぶ喜び。
それら3つの要素を、
ハイレベルで兼ね備えたお店を、最後にご紹介しましょう。
『ふくろうの里 吉祥寺店』。
特筆すべきは、その“少数精鋭”ぶり。
まず、一度に入れる客が少数定員制。
そして、ふくろうさんも少なめ。
されど“精鋭”揃い!
それぞれの種類の中でも一番のカワイコちゃんを、日本中から探しだしたんじゃ?と思えるほど。
(永井のお気に入り、コキンメフクロウのあずきちゃん)
(マッチと、メンフクロウの“アルトくん”)
そして、そんなふくろうさんたちへの、店員さんたちの接し方がまた見事。
一羽一羽の性格やチャームポイントを、それはそれは丁寧に説明してくれます。
その詳細さからも話しぶりからも伝わる、ふくろうたちへの愛情の深さ。
愛情は、ふくろうたちの休憩時間の長さにも。
1時間のうち約半分は、人と接さず、お休みする時間。
おかげで、もともと人と触れ合うことが好きなふくろうさんたちは
「早くお客さんに遊んでほしいヨ~」
と心待ちにしている様子。
人懐っこくて、カワイイったらありゃしない
帰宅ラッシュの時刻には、一人で立ち寄るサラリーマンの常連サンも多いのだとか。
わっかるわぁ~~。
ふくろうたちが「お帰りなさい、待ってたよ~」と迎えてくれる。
まさにここは、
『ふくろうの“里”』。
僕もマッチも、お気に入りの一店です。
いかがでしたでしょうか?
『ふくろうカフェ探訪~怒涛の中央沿線編~』。
それぞれのお店が個性豊かで、
他のお店とは違う魅力に溢れていました。。
それでは、
本日のまとめの一言。
“みんな違って、みんないい。”
「オレをそっくりマネる必要はないんだヨ、役者には、それぞれ個性があるんだから。
みんな違って、いいんだよ!」
とは、演出中の総一朗さんの言葉。
『みんな違って、みんないい』
ふくろうカフェも、
そして、俳優も。。
~次回「ふくろうカフェ探訪⑤懐かしの浅草編」に続く~
昴Page2公演『ふくろう』。
初日のチケット、完売致しました。
完売した回は、17日(月)19時、22日(土)14時、23日(日)14時の3ステージです。
そして…
土日のチケット完売を受けて、追加公演が決定しました!!
22日(土)18時~ Bチーム
23日(日)18時~ Aチーム
以上、2ステージです。
ご予約、お待ちしております。
本日も当欄は、オトナのほうの永井がお送りしております。
先ごろ演出家が若いほうの永井“将貴”を
「おい永井、ヤングのほう」とたまたま呼んで以来、
将貴は時おり周囲から『ヤング永井くん』と呼ばれることに。
それは構わないのですが、
ふと気づけば、
若手が私に送ってくれる連絡メールの宛名が、
『オールド永井さん』になっていたりします…。
横文字にすれば失礼じゃないとでも思ってんのか!?
それならそうで、せめて
『アダルト永井さん』と呼んでもらいたい!
と、
この場を借りて後輩諸君にお願い申し上げます。
さて、
本番まで10日。
つい先日には新聞社のかたが取材にいらしたりと、
稽古場も、いよいよ佳境のムード。
稽古休日の前夜には…
稽古場至近、評判のイタリアン『padma』さんにて決起集会。
かなりの割合を総一朗さんのゴチで(!?)英気を養いました。
美味しいものをいただいた後は、稽古あるのみ!
その点、相撲と同じです。
さてさて、
主役の母娘コンビがA・Bの2組あるため、
芝居全体もA・Bの2本あることは前述の通り。
その両方を、「通し」で稽古する日々です。
母娘コンビ以外の役は、奇しくも全員男性。
A・B、どちらも同じ顔ぶれ。
母娘コンビの4名は前回ご紹介しましたので、
今日は男性たちを、一気にご紹介しましょう。
前列・左から…福永光生(村長)、永井将貴(福祉局員)、矢﨑和哉(警視)、宮島岳史(巡査)
奥3人・左から…加賀谷崇文(電気屋課長)、白倉裕人(福祉課長)、加藤和将(ダム所長)
左から…江﨑泰介(水道屋)、吉澤恒多(電気屋)、岡田吉弘(ダム男B)、福山廉士(ダム男A)、町屋圭祐(青年・浩ニ)
劇中歌『希望ヶ丘開拓団のうた(宣伝動画にて公開中)』を、高らかに歌う男たち
職業もバラバラなら性格もマチマチな男たちが、なかよく歌っておりますが…
希望ヶ丘町内会の合唱サークルではありません。
けっしてそんな平和なものでは…。
この男たちは、
それぞれ母娘に、いったい「何をし」「何をされるのか」…
それをここで明らかにするのは野暮というもの。
“女二人と野郎どもによる、一連の出来事”…
それを、
『ふくろうだけが、見ていた』と台本にはあります。
『ふくろうだけが、知っていた』と…。
ならば、ふくろうさんに聞きに行かなきゃね
ということで今回も
「ふくろうカフェ探訪」へ、レッツゴー!
今回は中央線沿線へ。
まずは新宿。
南口からすぐ、甲州街道沿いのビルの中、
『フクロウカフェもふもふ』へ。
立地の良さも手伝ってか、平日の昼間だというのに店内はお客様でいっぱい。
カップル、親子連れ、それに外国人観光客など、客層もさまざま。
うーん、この活気…まさに新宿。
我々も思う存分“もふもふ”させていただきました。
続いては、中央快速で一路、国分寺の
『ふくろう茶房』へ。
こちらは、いかにも郊外のお店。
入口前の広場では“鷹匠”の風情をただよわせるマスターが、
団体客に大きなふくろうの“肩のせ”をレクチャー中。
店内に入り、
コーヒーをいただきつつコノハズクの“ゲッちゃん”と戯れながら…
置かれていたふくろう関連書籍をペラペラ…
ん!?
この本に載ってるふくろうの写真って…?
「はい、ゲッちゃんです。うちのふくろう達の写真は、
他にも色々な本でたくさん使われているんですよ。」とマスター。
「ふくろうの育て親たちが集まる交流会なども、定期的に催しています。
良かったらぜひ。」
聞けば、他県に支店もあったりと…そのネットワークは多岐に渡る模様。
おそらく“ふくろうカフェ業界”の中でも、一目置かれる“エキスパート”的な存在に違いありません。
気軽に通える距離ではないけれど
「いつかまた、もう少しふくろうを語れるようになったら訪れよう」などと考えながら、
店をあとにすることに。
あくまで私見ですが、
ふくろうカフェには、3つの必須要素があります。
①アミューズメント要素…ふくろうと触れ合う楽しさ。
②カフェ要素…くつろぎと安らぎ。
③プロショップ要素…エキスパートから学ぶ喜び。
それら3つの要素を、
ハイレベルで兼ね備えたお店を、最後にご紹介しましょう。
『ふくろうの里 吉祥寺店』。
特筆すべきは、その“少数精鋭”ぶり。
まず、一度に入れる客が少数定員制。
そして、ふくろうさんも少なめ。
されど“精鋭”揃い!
それぞれの種類の中でも一番のカワイコちゃんを、日本中から探しだしたんじゃ?と思えるほど。
(永井のお気に入り、コキンメフクロウのあずきちゃん)
(マッチと、メンフクロウの“アルトくん”)
そして、そんなふくろうさんたちへの、店員さんたちの接し方がまた見事。
一羽一羽の性格やチャームポイントを、それはそれは丁寧に説明してくれます。
その詳細さからも話しぶりからも伝わる、ふくろうたちへの愛情の深さ。
愛情は、ふくろうたちの休憩時間の長さにも。
1時間のうち約半分は、人と接さず、お休みする時間。
おかげで、もともと人と触れ合うことが好きなふくろうさんたちは
「早くお客さんに遊んでほしいヨ~」
と心待ちにしている様子。
人懐っこくて、カワイイったらありゃしない
帰宅ラッシュの時刻には、一人で立ち寄るサラリーマンの常連サンも多いのだとか。
わっかるわぁ~~。
ふくろうたちが「お帰りなさい、待ってたよ~」と迎えてくれる。
まさにここは、
『ふくろうの“里”』。
僕もマッチも、お気に入りの一店です。
いかがでしたでしょうか?
『ふくろうカフェ探訪~怒涛の中央沿線編~』。
それぞれのお店が個性豊かで、
他のお店とは違う魅力に溢れていました。。
それでは、
本日のまとめの一言。
“みんな違って、みんないい。”
「オレをそっくりマネる必要はないんだヨ、役者には、それぞれ個性があるんだから。
みんな違って、いいんだよ!」
とは、演出中の総一朗さんの言葉。
『みんな違って、みんないい』
ふくろうカフェも、
そして、俳優も。。
~次回「ふくろうカフェ探訪⑤懐かしの浅草編」に続く~
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