ありがとうございました!
勉強会「召命」、無事千秋楽を迎えました!
観に来て下さった皆様、ありがとうございました。

あっという間の稽古、あっという間の本番でした。

演出家、役者共に、本当に学ぶ事の多い公演でした。

そして、日本芸術専門学校のスタッフの生徒さん、
お手伝いをしてくれた生徒さん、先生方にも心から感謝!


本当に、このメンバーで公演できて幸せでした!

また、いつか大森劇場で何かオモシロイ事ができたらいいなあ、と思っています。

   高山佳音里





はい、続きまして宮島です。

打ち上げ一次会終了後、星野亘先輩に手招きされ、

「……わかるな?」

と言うわけで、朝まで宴会をセッティングさせていただきました。
本番を何度こなしてもへっちゃらだったのに、今はふらふらです。

お会計時のつり銭をジャンケンで奪い合ったり、この勉強会を締めくくるに
相応しい、とっても愉快でハードな一夜でしたよー。


さて、

今回は「勉強会」と言うことで、劇団ブログの新しい形を勝手に模索したり、
新人君たちに劇団ブログを経験しておく場を与えてみたり、
収支報告書をクラウド化して、僕のタブレットでそのつど編集してみたり、
お芝居以外にも色々と挑戦的に勉強させていただきました。

……すみません、クラウド化って言ってみたかっただけです。


ちなみに、そのタブレットは劇中で永井将貴が使ってたものです。

なので稽古中は永井に貸す訳ですが、例えば甘栗を購入したとかで
収支が変化する度に、タブレットを返してもらって収支報告書を編集してたので、
なんか悪かったなぁ、と……。

あ、会計と甘栗で思い出しましたが、亘さんは稽古期間も含めると、
トータルで8,000円分の甘栗を食べたようです。
この勉強会のエンゲル係数をべらぼうに上げた要因が、まさにコレでした。


――なんだか、書きたいことが沢山あって、とりとめがなくなりそうなので
この辺でやめておきます。


最後に、お気に入りの画像を2点、載せておきますね。




※クレーマー・黛さんのボツ衣装(脇坂の自前) ←


それでは、劇団ブログは「召命」から「リア王」にバトンタッチです。
約3ヶ月に渡るお付き合い、どうもありがとうございました。

   宮島岳史
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 11:00 | comments (x) | trackback (x) |
千秋楽!!
最終日、残すところあと1ステージ!
ここで今更ですが、キャスト紹介です。

※今回は、この艶やかな「衣装」だけはネタバレ禁止としていたため、
最終日まで公開できなかったのです(編注)




教頭先生役の金房求さん、安宅先生役の星野亘さん。



こちらは国語科の教師三人。
草野先生役の寺内よりえさん、諏訪先生役の林亜紗子ちゃん、
豪徳寺先生役の私、高山佳音里。(ジャージ着てるけど体育教師ではありません!)



養護教諭・小峰先生役の市川奈央子嬢、正岡先生役の宮島岳史君。
2人は同期です。



いけにえオタクの永井将貴君、歌う技能主事の加賀谷崇文君。
こちらも同期。



最後は、オープニングで睨み合う2人、
モンスターペアレント・黛役の脇坂陽菜ちゃん、近藤先生役の茂在眞由美ちゃん。


ラスト1ステージ、頑張ります!
まだお席あります。よろしければぜひ!!!

   高山佳音里
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 16:00 | comments (x) | trackback (x) |
ちょっと疑問に思ってること

勉強会「召命」、2日目!


顔合わせの日の大雪、衣装合わせの日の嵐――
あれらは何だったんだと思うような、快晴が続いております。


ところで、今日はちょっと個人的な疑問を書かせてください。

以前、「召命」の物語の鍵の一つとして「歌」があると書きました。

もう一つの鍵に、ある「子供の遊び」があります。
まだ見ていない方の為に詳細は伏せますが……。

んで。

子供の遊びって、基本、口伝ですから、地域によって様々な派生を生みますね。

「缶蹴り」一つ取っても――
僕の育った地域では「ケント」という名の遊びとして伝わっていました。

電柱をケント柱と呼び、それを空き缶の代わりに見立てて、缶蹴りをするのです。

当時の電柱は、コンクリではなく「木」でしたから、まー、電柱にタッチする度に
手に棘が刺さったもんです。


さて、

皆さんは「グリコ」という子供の遊びをご存知でしょうか?

階段を舞台に、数人でじゃんけんをし、

グーで勝ったら「グ、リ、コ」と言いながら階段を3段登り、
チョキで勝ったら「チ、ヨ、コ、レ、イ、ト」と言いながら階段を6段登り、
パーで勝ったら「パ、イ、ナ、ツ、プ、ル」と言いながら階段を6段登り、

一番早く階段を登りきった人が勝ち、という遊びです。


先日、近所の階段坂から、子供の「グ~リ~コ!」の掛け声が聞こえてきました。

30年以上経っても、この遊びが子供の間に伝わっていることに
感動を覚えたのですが……

考えたらちょっとおかしい。

個々が「グ、リ、コ」と発しているならともかく、
参加者全員が「グ~リ~コ!」と掛け声を発するのは、どういうことだ?

どうも、「じゃんけんぽん!」の掛け声が、子供の間で伝わる内、
「グ~リ~コ!」に変化してしまったようなのです。

じゃあグーで勝ったとき、彼らは何と発しながら登るんでしょう……?
誰かご存知の方、いらっしゃったら教えてください。

明日はとうとう千秋楽です!

   宮島岳史
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 23:00 | comments (x) | trackback (x) |
本日初日!
勉強会「召命」、無事に初日の幕が開きました!
ご来場いただきましたお客様に心から感謝致します。

本当にありがとうございました。


日本芸術専門学校大森校の在校生・卒業生の子たちも
受付や会場案内でとても頑張ってくれました。


「し・な・て・も・お(←こっちからスタート)

いつもいつもありがとう!



さて。

今回の公演は、日本芸術専門学校さんのご好意で、
一週間前から劇場入りすることが出来ました。

ですから、本番は25日(金)~27日(日)の3日間なのですが、
その何日も前から、何度も、何度も、入念なリハーサルを
重ねることが出来たのです。

――普通、この規模の公演ですと、

本番前日の朝に劇場入りして舞台セットを組み上げ、
夜にテクニカルリハーサルを行い、
明けて、本番当日の朝にドレスリハーサルをして、
夜には本番、

というスケジュールになります。
今回の我々が如何に恵まれているか、お分かりいただけますでしょうか?


某先輩が仰ってました。

「劇団の本公演でも、こんなにリハしたことねーぞ???」

……お付き合いいただき、本当にありがとうございます。(^^;)


と言うわけで、何日も本番さながらの日々を過ごしてきた我々ですが、
お客様の前で上演するのは――今日が、初めて!!

いやー、なんだか不思議な感覚でした。

いつも通りの芝居なのに、お客さんの反応がある!!

お客さんの反応って、こんなに俳優に力を与えるものなのか!?

とうの昔に理解したつもりでいたことなのに、今日改めて、
とても新鮮なこととして、実感することが出来た次第です。


今日の開場前、
演出家が今までの稽古を総括して、皆の前で言いました。

「お客様と一緒に、日々進化していく舞台にしましょう」

今日得た実感を踏まえて、残り4ステージ!
お客様の笑顔を力に変えて、ラストステージまで進化し続けたいと思います。


もちろんリピーター大歓迎ですよ!!
大森にてお待ちしております。

   宮島岳史
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 23:00 | comments (x) | trackback (x) |
日本芸術専門学校 道案内
はじめまして、こんにちは!
日本芸術専門学校演劇学科の鈴木華歌です。

この記事は学校までの道案内、ただそれだけの記事です(笑)


早速説明を始めます。

日本芸術専門学校は「大森駅」西口を出て、上島珈琲横の
天祖石段を上がった先にあります。


……と説明しても結構分かりにくくて、初めて来る方は迷う事が多いです。


なので、写真を使って分かりやすく学校までの道案内をします!


まず大森駅中央口改札を出ます。

※写真ではガラガラですが実際は人が多いです。撮影午前4時



改札を出で真っ直ぐ進むとnew daysがあり、



西口への案内に従い右に曲がり、外に出ます。



外に出て、左に進んですぐのところにコンビニのローソンがあり、
その正面にある横断歩道を渡ります。



横断歩道を渡り数歩右に進むと鰻屋さんがあり、
その正面にある階段を上ります。

※ここからの撮影は昼の12時



左にパスタ屋、右に神社を見ながら長い階段を上っていきます。



階段を上りきり、神社を右に見ながら進み、



別れ道を左に(真っ直ぐ?)進んでいけば……



日本芸術専門学校に到着です!

※写っているのは演劇学科の高原麻奈美


スムーズにいけば大森駅から徒歩3分で着けます。
以上です!

沢山のご来場お待ちしております!

   日本芸術専門学校 演劇学科 鈴木華歌
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 23:00 | comments (x) | trackback (x) |
劇場案内
どうも!劇団昴在籍6年目の、永井将貴です。

6年目にして劇団ブログデビューでございます。
以後、宜しくお願い致します。


さてさて、今回は『召命』で使わせていただいている
日本芸術専門学校大森校さんの劇場をご紹介したいと思います。


まずは外観。

天祖神社の石段を登り切ったところに そびえ立つ立派な劇場です。


では、次に劇場内を。
照明さんが明かり作りをする前と後の状態を比較してみましょう!


こちらがBefore。

後輩 亜沙子さんのセクシーポーズと入学式看板がなんともミスマッチ。



こちらがAfter。

おぉ、途端に劇場空間になりましたね!
セットも出来上がって、いよいよって感じです。


如何ですか?
舞台照明って凄いですよね!
(´人`)ありがたや~


本番は芝居の中身も照明ももっと凄いことになってます。
『召命』だけにね!!


( ´艸`)ふふっ


劇場にて、皆様のご来場を出演者・スタッフ一同、心よりお待ちしております。

   永井将貴
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 23:00 | comments (x) | trackback (x) |
ゆうゆ効果!
先日、包丁を持ち出し、意気揚々とパネルを「殺そう」としました
新人の山本有希子です。

どうぞよろしくお願い致します。


今日は劇団稽古場での、最後の稽古でした。
明日からはいよいよ、劇場でリハーサルに入ります。


本日の通し稽古では、劇団の仕事で早退した先輩に代わり、


同期の舘田悠悠が代役を務めました。


通し稽古後に演出家曰く、そこには「悠悠効果」なるものが発動していたそうです。


ゆうゆ-こうか【悠悠効果】[名]
ベテラン勢の中に新人が一人混ざることで、ベテラン勢の心に生まれる余裕。
または力の抜き方。


「キャラクターは真剣だけど、役者の心には余裕が生まれていた」とのこと。
悠悠の代役が良い方向に作用したようです。

ふむふむ。

……むむむ?

先輩方に混じって演じる同期の姿は、己の内なる何かを刺激しました。


私は、稽古中にキャストの方々の台詞チェックをしております。
がりがりッとメモしては、稽古後に「すみませ~ん、よろしいですか~」とお渡しします。

誠に恐れ多いお役目を全うしつつ(?)、毎回「見て」「聞く」ことで様々な発見があります。


それを生かすも殺すも、きっと自分次第なのだと思いました。
お手伝いをしながら学ばせていただいた「召命」も、本番まであと少しです。

   山本有希子
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 23:00 | comments (x) | trackback (x) |
ちぇっ
今日は、いよいよ本番に向けた舞台の仕込みの日!
演出家は別のお仕事で不在でした。


若手が中心になってパンチカーペットを敷いて、照明機材を運び込んで、
パネルを立てて――

って、あれ?

舞台脇に立てた、黒いはずのパネルが、


黒く塗られてない……。


なぜ!?誰が塗り忘れた???

ま、こういうときは犯人探しをしても無意味なのです。
大事なのは、ではどうするか、です。
俺、悪くない。

ふーむ、

このパネル、生徒さん達が舞台「クリスマスキャロル」で使った
パネルだそうで、なるほど、それで緑地に星ですか。

今回の勉強会「召命」のパンチカーペットは赤地だし
ちょっとファンシーな組み合わせで、意外とこのままでも
いいんじゃないか知らん?

写真を撮って、不在の演出家に電子メールで送ってみました。
From: 宮島岳史
To: 河田園子
Subject: 黒パネルが…

こんなんなってますけど、
意外と大丈夫だったりしませんかね?

……すぐに電話かかってきました。


「大丈夫なわけないでしょおおおおお!?」


あ、一応、僕が手に持ってるの、スマホです。
イーモバイルのS51SEてやつ。

「ちっさ!画面ちっさ!」

て、先輩方にいつも文句言われます。

(ちっ、この老眼どもめが)


閑話休題。

えーと、ま、そんな訳で、もう一度パネルをバラして
ペンキ塗りに行ってきます……。


いよいよ本番間近!

   宮島岳史
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 23:00 | comments (x) | trackback (x) |
本番一週間前!
早いもので来週初日!
さあ、今日も新人を紹介がてら、元気に演劇用語を勉強しましょう!


山本有希子、です。

以前紹介した2人とあわせて、
この3人が勉強会「召命」を陰で支えてくれています。

大まかに、

福永光生が、小道具のセッティング、
舘田悠悠が、プロンプ(キャストが台詞を忘れたときに耳打ちする人)、
山本有希子が、キャストの台詞暗記ミスのチェック、

と言った感じで役割分担しているようです。


なので、稽古が終るとですねー、
不敵な笑みを浮かべて、山本有希子が寄って来るんですよ…。

今日は一体いくつ台詞を間違えたのかと――感謝しつつも、焦る瞬間です。



では、本日の演劇用語です。

ころ・す【殺す】[動]

なにやら物騒な用語ですね~。
山本有希子にやらせてみましょう。


加賀谷崇文「これ殺しといて」
山本有希子「わかりました」


山本有希子「おらー」
一同「ぎゃー」


加賀谷崇文「倒れないように固定しろってことだっつーの」
山本有希子「すみません…」


考えてみると、この「殺す」の他にも「バラす」なんて用語もありますし、
演劇用語て、ちょっと物騒です。

今回、寺内よりえ先輩演じる、草野ハナ先生の言葉を借りれば――

「生臭いねぇ。」

   宮島岳史


P.S.
昨年に流行ったマカンコウサッポウみたいのをやりたかったのですが
上手く行きませんでした。とほー。



出演:加賀谷崇文、永井将貴、福永光生、舘田悠悠、山本有希子
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 23:00 | comments (x) | trackback (x) |
長さの単位

どうも、加賀谷崇文と宮島岳史です。

僕ら、誕生日も同じなら、身長も180cmちょい、と同じくらい。
今日は、僕達のとっても便利な使い方を紹介しちゃうぞ!


舞台では、長さの単位にメートル法ではなく「尺貫法」を使います。
すなわち、間(けん)、尺(しゃく)、寸(すん)です。

だいたい、180cm=6尺=1間、と覚えておいてくださいね。

舞台業界だけでなく、建築業界でも尺貫法を使っていますから、
家を建てたり、買ったことのある方ならご存知でしょう。

余談ですが、舞台業界では重さの単位は、何故かメートル法を使います。(^^;)


――さて御立会い!

「うっかり物差しを忘れてきてしまった!
 しかし舞台の真ん中から1間の位置に小道具を配置せねばならない!」


そんなとき……

そう、そんなときこそ僕らを使ってください!!


こんな感じで使います。

つま先ではなく、踵から測るのがポイントです。
くれぐれも、用量、用法を守って正しくお使いくださいね。



ちなみに、こうすると一度に2間、測れます。


ここに三輪学吉澤恒多を加えれば、一度で4間測れるドリームチーム。
セット売り大歓迎です、お仕事のご依頼お待ち申しておりま~す!

今日は長さの単位を勉強するはずが、おかしなことになりました。
謹んでお詫び申し上げます。(編注)


   宮島岳史
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 23:00 | comments (x) | trackback (x) |

  
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