倉敷演劇鑑賞会
アリス・キニアン役あんどうさくらです。
ひと月近くあった中国地方の巡演もいよいよ最後の地となりました。

中国ファイナルは倉敷でございます!
岡山に始まり、岡山に終わる今回の公演。
五月の初めに路面電車に揺られて会場に向かったのが随分と前のように感じます。


中国地方巡演は12ヶ所のホールで公演をします。
ホールが違えば、ホールの大きさも形も違います。
声の響き方も違いますし、音楽向きのホールなどでは、セリフが聞こえにくい席があることもあります。
旅公演では大きなホールが多いので、舞台前にマイクを設置してありセリフを拾ってくれています。



こちら、バウンダリーマイクというそうです。
このマイクがあるおかげで、横向きでも後ろ向きでも、音楽が流れているシーンでもセリフを客席に届けることができるのです。
その繊細な調整をされているのが、音響さん。



音響席は、毎回客席の後ろの方にあり、そこから舞台を見て操作されています。
ほんとーーーーに!頼もしい限りです…!

音響さんだけでなく、照明や舞台部の皆さん、そして市民劇場のみなさまに支えられて、無事に最後の地で舞台に立てることができました。
千穐楽の本番前、会員の皆さんがロビーにいらっしゃる前にそっと伺いました。



ロビーには皆さんの楽しみにしている声やお芝居の感想が、花束のように飾られていました。
あたたかいお言葉に目が潤みつつ、楽しんでいただけるよう頑張るぞ…と身が引き締まりました。
コロナ禍のため直接の交流は難しいですが、このようにあたたかく歓迎の気持ちをいただき、本当にうれしかったです。


倉敷の劇場、芸文館は美観地区にも近く、初日の仕込みの後にはご飯がてらお散歩へ。
友人からオススメされていた「くらしき桃子」にて、ちゃっかり枇杷パフェを食し英気を養ったのでした。
いやあ、中国地方美味しいものがたくさんで…すっかり魅了されてしまいました…うっとり。



最後までひとつの公演もかけることなく無事に千穐楽を迎えることができたのは、本当にすごいことだと実感しております。
観に来て下さる方々の中にもそれぞれ日常があり、コロナ禍での観劇はいつもと違う緊張感や不安もあったことと思います。
そんな日々の中で今回足を運んでくださったことに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
観に来てくださったみなさまの心に、何か残る舞台なっていることを願いつつ。




千穐楽、終演後の一枚。


あんどうさくら
| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 09:59 | comments (x) | trackback (x) |
西大寺市民劇場
劇団昴のブログをご覧の皆様、おはようございます!ウインズロウ、他を演じている、新藤真耶です。

今回キャストとしての旅公演は初めてでした!
そう!初旅!そして中国地方にも、人生初上陸です!

ずっと大切にしてきた作品と共に初めての土地でお芝居ができること、何よりも嬉しい毎日でした。本当に感謝ばかりです。ありがとうございます。

そんな中国ブロックも残りわずか!!!さみしい!!!




さて、今回はここ西大寺にやってきました!街並みがとても好きで個人的なお散歩を大分楽しんでしまいました。

お散歩中には風景でなく足元もチェックしているのですがこちら!



桃太郎が…!!!なんと心強い消火栓のマンホールなのでしょう!だがしかし!このマンホール見たことがある気がするぞ!?



こちらなんと最初に訪れた岡山で撮ったものです。
同じ岡山県内でもデザインがなんだか違う…!
こんな発見も下を向いて歩く醍醐味なのです。



そしてホールの近くにある、西大寺に到着!
天気も良く気持ちが良い!なんだか空気もいいから落ち着いた気持ちになる!最高だ!

あれ?あれれ?誰かいるぞー??



拡大したらわかりますでしょうか?フランク役の江﨑さんです。(こちらたまたま出会ったため、隠し撮りしておりますが本人に許可はとりました)

序盤で岡山のブログを担当されていたジョウ役の加藤さんとこちらの江﨑さん、「看護師」と「若い女」のシーンでご一緒しており劇中でもお世話になっています。



お散歩から帰って楽屋をご紹介!
金髪です。楽屋では赤い女とも呼ばれています。
前回のブログを担当していた金髪の方、フェイ役の真理子さんには若い女へと早替えするときに手伝っていただいています。



楽屋は女性全員同じ部屋になったり、別々に分かれたりとさまざまです。

今回の楽屋はキャスト兼スタッフの女性3人チームでした。
一緒に写ってくれているのは、衣裳担当の宮田さんです。実は私も以前、衣装担当のポジションで、アリス役のさくらさんの早替えを手伝っておりました。今は宮田さんにその仕事を引き継ぎいでもらってます!ほんとに心強い後輩に助けられている毎日…!ありがとう!!!



そんな西大寺でしたが、名残惜しくも駅前の裸祭りの像に見送られ、次の場所へ…!



こちらは、劇場の近くにあった像ですがこんなにも同じ銅像があるんです!!圧倒されます!!天下の奇祭と呼ばれるのも納得です。

早くコロナが落ち着いてお祭りが例年通りに開催できることを祈っております。(タクシーの運転手の方にお話を伺いましたがわくわくドキドキでした)

お芝居でも、お客様とご面会させて頂くことが難しい状況が続いています。
それでも暖かい拍手を頂いたり、ほんとうにありがとうございました!
またいつかもっとパワーアップして帰ってきます!宜しくお願いいたします!

それでは!中国地方にもっと居たい〜!!!の新藤でした!!
| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 19:46 | comments (x) | trackback (x) |
ハァイ!安佐南
ハァ~~イ。フェイ・リルマン役の望月真理子です。こんにちは。

楽しい時間はあっという間ですね。
中国地方を回らせていただいて、もう残りのステージ数は片手の指の本数で足りるほどになりました。

寂しい!!実に楽しい旅周りでした。

劇団昴を、「アルジャーノンに花束を」を招いてくださって、本当にありがとうございます。
皆様の暖かい歓迎や、ご尽力にパワーを貰い、日々芝居が深まっていく。
私、まァ~だ若輩者でございますが…ナマイキながら、芸術の力をひしひしと感じております。

さてさて、私、ぺらぺらとま~ァ喋る役柄をやっておりますが、本人はこう見えて不器用なもので。
可愛い相棒にバトンタッチさせていただきますね。 


~~~~~~

ハァイ!
皆、僕のこと、覚えているかい?

アルジャーノン?
ミニィ??

ノン・ノン。
僕の名前はシュバール!!
「アルジャーノンに花束を」の…マスコットってところ!

(座組の人でも時々僕をアルジャーノンと間違えるんだけど、彼とはイイ友達だから、それはそれで嬉しいんだ!)


今日は安佐南市民劇場の皆さんと公演をするんだ。
さぁ、恒例の劇場紹介といこう!



会場は「マエダハウジング安佐南区民文化センター」。
裏手を古川って川が流れてて、芝の生えた土手があって…この日は陽気もよくって、外を駆け回るには最高の1日だよ!

まぁ、僕はそんな日に劇場で、お芝居を観るのも好きなんだけどね。
では、僕はカンケイシャなので、楽屋口から入ろうかな。





今日も絶好調!世界一清潔なネズミになったよ!
さぁ、劇場に入ったら、まずはインフォメーションをチェックしないと…



わぉ~!
安佐南市民劇場の皆さんの日々の活動の賜物です、すごいことです!
おめでとうございます~!!!
たくさんの人に観てもらえるなんて、ヤクシャ冥利に尽きるってものさ。今日も張り切って、舞台に突入だ!





客席から見ると、改めてシンプルな舞台セットだなぁって思うよ。
この無機質なカラーリングこそ、中で繰り広げられるドラマを引き立ててくれるんだよね。

そんなこんなで、「場当たり」の時間になってしまったぞ!舞台集合だ!
舞台の立ち回りの、確認をしなくっちゃ…


↑真ん中で若干白とびしているのがシュバールです。

さぁ、これで全てが整った!
僕はお茶場に帰って、鋭気を養うとしよう。
チャオ~!

~~~~~~~~~~~~
安佐南市民劇場の皆様、ありがとうございました!!


望月真理子
| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 18:50 | comments (x) | trackback (x) |
『アルジャーノンに花束を』倉敷・玉島公演ブログ
いつも劇団昴ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回の記事は、パン屋チームのフランク・ライリィ役の江﨑が担当します。

乗り打ちバラシ4連続という、今回の中国ブロックツアーにおける大きな山場を無事に乗り越え、鳥取から倉敷・玉島まで移動しました。

鳥取の出発は12時。なので、午前中は束の間の休息です。
身体を休めるため、出発時間まで部屋で待機する人や、鳥取の会場裏手にある鳥取城跡のある小高い山を登る人など、めいめいの時間を過ごしました。

私は、鳥取砂丘へ向かうグループに同行。
人生二度目の砂丘、しかも初回はまだ小さかったため、全く記憶に残っておらず、事実上の初砂丘でした。

目の前に広がる、広大な砂地…そして遠くに見える青い海!
まさに圧巻の一言です。



そして、旅メンバーは貸切バスに乗り、一路倉敷・玉島へ。

玉島の会館は、搬入口のすぐ近くを川が流れる素敵なところでした。

川から吹く風が、搬入作業で火照った身体に心地よく、心なしかいつもより汗をかかずに作業が出来た気がします。

その搬入口がこちら。



そして、会館のすぐ近くには羽黒神社があり、お昼休憩の時間にお参りして来ました。



この神社は小高い丘の上に建てられていて、上からは玉島の街並みを一望できます。

会館は…奥に見える茶色の建物かな?



神社の近くには、古い街並みを残す場所もありましたが、今回はあまり時間に余裕がなくて見て回れなかったので、次に訪れるときの楽しみに取っておこうと思います。


最後になりますが、今回は特別に楽屋の写真をお見せしましょう。
楽屋では、役者それぞれに化粧前と呼ばれるメイクスペースが与えられ、そこにメイク道具や飲み物、舞台上で身につけるアクセサリーなどを準備します。
中には、お気に入りの小物などを置いて、自分がリラックスしてキャラクターに没入できるように整える人もいます。

そして、これが私の作る化粧前の写真です。



何やらゴチャゴチャと物が置いてあるように見えるかもしれませんが、この配置が自分にとってのベストポジション。
どこの会館に行っても、スペースに余裕がない場合以外はこの置き方です。

なんだか男性のメイク道具とは思えない物がありますが…これ全て、『アルジャーノンに花束を』の、とあるシーンで使うために揃えました。

それは一体どこのシーンなのか…この作品をご覧になった方は思い当たる場面はあるでしょうか?
そして、これから観劇される方は、どの場面で使われるか楽しみにしていてください!


玉島の公演が終わると、6月に突入!
『アルジャーノンに花束を』の中国ブロックもいよいよ終盤です。
メンバー全員、怪我や病気に気をつけて、万全の体制で残りのステージも頑張ります!

江﨑
| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 17:40 | comments (x) | trackback (x) |
広島市民劇場!
『アルジャーノンに花束を』中国地方巡演も中盤戦、広島での公演です。
まだ5月ですが、夏のような暑さでした。
搬入・搬出をお手伝い頂いた鑑賞会の皆様、暑い中ありがとうございました。



広島の整然とした都市の中に路面電車が走っている雰囲気がとても好きです。
晩ご飯は、もちろんお好み焼き!東京でも食べられはしますが、やはりご当地で食べるのが一番!
有名店で食べたのですが、店員さんのほとんどがベトナム人だったのでちょっと不思議な感じがしました。



「松山啓太と申します。広島県三原沖の佐木島の者です。・・・」
3月に私が出演した劇団昴公演『一枚のハガキ』の中の台詞です。先日の移動日に、少し足を延ばして佐木島を訪れてみました。
気持ちの良い潮風に鳥のさえずり。とても癒やされました。


そして、バスは中国山地を一気に駆け抜け、山陰へ!!




中西陽介

| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 17:36 | comments (x) | trackback (x) |
福山市民劇場
研究所の研究員、
バート・セルドン役の岩田翼です

2017年に東京六本木の俳優座劇場で初演された今回の「アルジャーノンに花束を」に2019年の旅から参加し、近畿、首都圏、東北、九州の各演鑑連を巡演させていただいてきました。

2020年の九州と池袋東京芸術劇場での公演までは七三分けのヘアスタイルにメガネで演じてきましたが、



今回新たに参加するメンバーのうちの一人、僕と同期で歳も一つしか違わない中西陽介君が、多分かなり歳上で立場も上のストラウス博士を演じることになり、僕の方はより若く見えるほうが良いだろうと思い、前髪を下ろしメガネもやめてナチュラルなスタイルで臨んでいます


※撮影時のみマスクを外しております

岡山での5日間の公演を終え、移動日を挟んで福山へやってきました。中国地区の演鑑連様を回らせていただくのは、僕個人としては2007年に劇団NLT公演「嫁も姑も皆幽霊」に客演し、田村亮さんと音無美紀子さんの息子、水澤健太郎役を演じさせていただいて以来のことです(ちなみに、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、音無美紀子さんの実際の息子さんも名前は健太郎さんなのです)。15年前のこの中国地区巡演が僕の初めての演劇鑑賞会の旅だったので特に強く印象に残っています。当時はもちろんコロナもなく、各地で交流会の場やお通しをいただく際に会員の皆さんとたくさんお話をさせていただきました。どの地でも大変温かく迎えていただき感激したのですが、中でも福山は、公演や交流をさせていただいたことももちろんですが、中国地方を西へ東へ新幹線や在来線で移動する際に幾度となく車窓から福山城の月見櫓の赤い手摺りが見え、中国地方といえば福山というくらい印象深い土地なのです

今回は一日移動日があり、かつ各々自由行動だったので、僕は本隊よりひと足早い時間の列車で福山入りしました。福山はバラの街。今丁度バラが見頃。駅前でもたくさんのバラが素敵な香りを漂わせています





早く着いたので、ホテルにチェックイン後、自転車を借り一時間ほどかけて瀬戸内海沿岸の港町、鞆の浦(とものうら)までサイクリングしてきました。青空の下、穏やかな海から吹く風と歴史を感じる街並みを散策して大いに癒されパワーをもらいました



雰囲気を味わうのに夢中であまり写真を撮らなかったので、訪れたことのない方もご興味があればぜひ画像検索してみて下さいね。とても素敵な場所です

福山駅前に帰ってきてから、ホテル近くの店で鞆の浦名産の魚「ねぶと(テンジクダイ)」を食べました。10cmにも満たない小魚ですがとても美味しい!


※ぬまくま夢工房様ホームページより引用

劇場入りすると、運営サークルの皆様からの、素敵な花束の絵をあしらったメッセージボードが僕らを温かく迎えて下さいました



気力体力ともに充実して福山での2日間の公演に臨みました。どの回も、完璧ではありませんが一回一回精一杯心を込めて演じています。客席の会員の皆様に、作品を通して素敵な花束をお届けできていれば良いのですが・・・

最後に、埼玉に残してきた家族が「アルジャーノンに花束を」の花束をイメージして作ったブーケです



まだまだ旅は始まったばかり
引き続き頑張ります!
| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 13:57 | comments (x) | trackback (x) |
組み上げる
皆様、GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?
東京はこどもの日、最高気温27℃だったとか!
もう初夏を迎えたような気持ちです。
「アルジャーノンに花束を」の稽古もヒートアップしております!



Pit昴から広い稽古場に移り、「アルジャーノン」のセットを組み上げました。
Pitですと少し、「アルジャーノン」を演るにはスペースが足りないのですよ。

碁盤のようにマス目になった床、
無機質で重厚な鉄扉、
パイプで組み上げられた櫓…

どれも「アルジャーノン」の世界を象徴する、重要なピースです。

このセットが、それぞれの劇場で組み上げられ、解体され、また組上げられていきます。
芝居もこの舞台セットのように、組み上げられ、解体もし、より綿密に組み上げられていきます。




そして今回載せたかったのは、客席からでは見えない「アルジャーノン」の景色です。
どこからか分かりますか?
こちらは舞台下手袖に設置された窓から舞台中を見た景色です。
そう!芸術家のフェイの出入口!(笑)
フェイ役にとっては鉄扉よりも思い出深いのでございます。(少なくとも私は)

稽古は芝居・セット・音響・衣裳と揃って参りました!!
この後、志木に移り、「アルジャーノン」に照明が入ります…!
何度もやっておりますが、
毎度のことながら、どきどきしております!!!



望月真理子

| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 14:19 | comments (x) | trackback (x) |
新メンバー!
皆様、ご無沙汰しております。

今回の「アルジャーノンに花束を」中国演鑑連ブロック巡演スペシャルブログを担当致します、

フェイ・リルマン役の望月真理子です。

初めてフェイを演じて、6年目…小学生が大学受験生になるまでの年月、2017年初演版アルジャーノンは皆様に愛され、育てられました。

私の「フェイ」も5歳になったということです。感慨深いです…。


そして今年、巡演にあたり新しいキャストを迎えました!



ニーマー役・石田博英

ストラウス役・中西陽介

そして次回ブログにて改めて紹介致しますが、

ウィンズロウ他役・新藤真耶


がメンバーに加わりました!

公演に向けて、日々白熱した稽古を重ねております。




↑お写真の間だけマスクを外しております





ニーマー役:石田博英より皆様へ

思い起こせば30年余り前に劇団に上がり最初の旅公演はスタッフとして「アルジャーノンに花束を」に参加。それから10年程が経ちパン屋のジンピイ役として、更に10年余りを経て今初夏の中国演鑑連、そして晩夏の四国市民劇場巡演に際して研究所教授ニーマー役を演ずる事になります。

劇団昴の宝とも言える今作。過去のバージョンで演じてこられたニーマー役の諸先輩方の記憶は表現者として人として様々な思い出があります。

そして私の表現する教授ニーマーも、これからの俳優人生に於いて実感・実体・・実として私の中に宿り、同時に観劇して下さる会員の皆様に「アルジャーノンに花束を」が皆様の心に宿る事を願いつつ・・。





ストラウス役:中西陽介より皆様へ

中国演鑑連の皆様、こんにちは!!

今回ストラウス博士役で出演させていただく中西陽介と申します。

10年以上前、バート・セルドン役で『アルジャーノンに花束を』に出演しておりましたが、研究所の助手から博士へ・・だいぶ偉くなったようです。

3月に行われた昴公演『一枚のハガキ』では、広島の人の役を演じ、広島弁も勉強しました。また、広島県の有田神楽団さんともコラボレーションさせていただいたので、非常にご縁を感じております。

また、山陰地方は芝居でもプライベートの旅行でも訪れたことがなく、ずっと行ってみたいと思っていたので、非常に楽しみです。

岡山、山口を訪れるのも久しぶりなので、皆様にお会いできるのを楽しみにしております!!





以上、お二人からのコメントでした!



もう1人のニューフェイス、新藤真耶からのコメントはまた次回掲載致します!

最後に、芝居中のお2人をこっそり撮っちゃいましたので…そちらも載せちゃいます。





続き▽
| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 13:44 | comments (x) | trackback (x) |
アルジャーノンに花束を
チャーリー・ゴードン役の町屋圭祐です。
この舞台、2020年は東北の演鑑連巡演からスタートしました

当初の予定では3月から始まる予定の東北巡演が、新型コロナウイルスの影響で4月に延期されました。
4月1日盛岡公演からスタート、2日秋田公演を行いましたが、その後のスケジュールは全て取り払われ、再度の延期となりました。

そして9月15日、九州演鑑連の巡演が下関からスタート。豪雨被害の影響で、ひとよし・くま公演は中止となってしまいましたが、10月28日長崎公演まで、38ステージを行うことができました。
11月から東北巡演が再開、3日鶴岡公演から27日会津公演まで(途中一時帰京する行程でしたが)、4月の2公演含め計16ステージを終える事ができました。

今年は、新型コロナウイルス禍でたくさんの公演が中止を余儀なくされました。
そんな年に54ステージも舞台に立たせて貰いました。
役者にとって演じる場は生きる糧です。
その場を与えて下さった九州・東北演鑑連の皆さんには、本当に感謝しかありません。

ステージを重ねて行くと、同じ台本を上演していても、作品の質が変遷してゆきます。
作品も、役者も、公演する場があって育っていくのだと、旅を通して実感しました。
個人的にも、チャーリー・ゴードンという役が自分に根付く感覚を持つことができました。「こんなに気負わず、役として生きることができるのか…!」と、未知の経験をさせて頂きました。




そして、12月17日〜20日東京藝術劇場シアターウエストで6ステージが行われました。
東京公演の為の稽古は、三日間だけ。
その内容は、巡演で1000人規模の劇場で行っていた演技を、シアターウエストサイズに圧縮することを主にした稽古でした。
まさに、九州・東北の皆さんに育てて貰った「アルジャーノンに花束を」の集大成の場であったのです。

そして僕の喉が、公演2日目のマチネで壊れてしまいました。
同日のソワレはダミ声になりました。
3日目には高い音が出なくなりました。
千秋楽には息漏れの音しか出なくなりました。


僕が九州・東北巡演を終え悟った事があります。
「誰にも期待しないこと」
長い巡演、キャストもスタッフも、全員が毎公演絶好調ではいられません。
だから僕は、より自分の自立を自覚するプラスの意味で、そう思ったのでした。
周りに期待するな、自分の事は自分で、と。

自立したはずの僕の喉が壊れたのは、ステージ数を重ね喉の疲れが蓄積したからでは決してありません。
乾燥が要因です。
僕の、冬場の乾燥対策が甘かったからです。
「僕は喉は強いのだ」という過信があったからです。オオバカヤロウです。


しかしながら、周りに期待しない僕が喉をやってしまった時、助けてくれたのは、周りの人達でした。

声を奪われ途方に暮れている僕に対し、男性楽屋では、
金子さんが、おこりんぼのニーマー教授とは別人の、優しい声がけで気遣ってくださいました。
宮本さんは喉の秘薬を某ルートから入手してくださいました。
研志さんと三輪さんは、喉に良いマッサージをしてくださったし、
翼さんは「とっておきだよ」と喉の薬やお茶をくれ、また、バートとチャーリーの場面でも影ながらサポートをしてくださいました(真のイケメンとはこうしたものなのです)。
江﨑さんは楽屋の鏡前が隣りだったけど、僕が声が出ないのを解って、一緒に黙ってくれました。
加藤くんは、不甲斐ない先輩を演技で引っ張ってくれました。

しのぶさんは女性楽屋から何度も僕の状態を見にきてくださり、励ましたり、アドバイスをくださり、「喉には肉よ!肉!」とカツサンドを差し入れてくださいました。
大矢さん、市川さん、染谷さん、さくらさん、真理子も、いつも通りの…、いや、時にはそれ以上の演技で僕を引っ張ってくださいました。女優ってスゴイ……

劇団員スタッフの久也さん、落合撤、近藤、笹井は、常に袖に温かい飲み物を用意してくれました。(余計な仕事を増やしてごめんなさい。)
同じく衣装部の新藤は、急遽使うことになった僕専用のピンマイクを、ヘアピンで上手に固定してくれ、のど飴もくれました。

音響オペレーターの今西さんには特にご苦労をかけてしまいました。
かすれて小さい僕の声を拾うため、公演3日目には舞台前面にフットマイクを設置。
千秋楽には、さらに出なくなった僕の声に備え、ピンマイクを仕込んでくださいました。
「バタバタしちゃってごめんねー」と、いやいやその原因を作ってるのは僕なのに…

制作の村上さんは、病院を手配してくださいました…本来の制作業や、毎公演の客席消毒作業もあるのに。
その病院には、代表の荒川さんが付き添ってくださいました…息を弾ませ、事務所から大急ぎで来てくださいました。


まだお世話になった方々はいるのですが、長くなりすぎるので書ききれません。


誰にも期待してなかった僕を、こんなにも多くの人達が助けてくれました。
そして驚くべきことに、誰ひとりとして僕を責め立てる人はいませんでした。
すごいチームです、本当に。
僕は自立などしていませんでした、素晴らしいスタッフの方々とキャスト陣に支えられていたのでした。
そして愚かな悟りはどこかに消え去りました。



東京公演を観にご来場くださったお客さま、申し訳ございませんでした。
観劇したうえで、物語の展開が分からなかったり、登場人物の関係性が見えなかったのでしたら、それは僕の責任です。

しかしながらカーテンコールで、お客さまは拍手を下さいました。
主人公の声はカスカスなのに、ダブルコールまで頂く回もありました。
きっと、僕の不十分なセリフを、お客さまが想像力で補填して下さったのだと思います。演劇のスゴイところは、舞台で起きることと、お客さまとの想像力が融合して完成するところです。

また、この舞台は、チャーリー・ゴードンにだけ感情移入できるわけではありません。
アリス・キニアン先生、芸術家フェイ、研究所の人々、パン屋の人々、チャーリーの家族…お客さまはそのいずれかに共感して下さった。
この舞台は、チャーリーの物語というよりも、チャーリーを取り巻く人々の物語なのだと思います。
そういったこともあって、お客さまは拍手をくれたのかな…。



あらためて、東京公演にご来場下さった皆さま、本当にありがとうございました!
そして九州演鑑連の皆さん、東北演鑑連の皆さん、ありがとうございました!
来年も劇団昴をどうぞ宜しくお願い致します。


2021年、劇団昴は四つの公演が用意されています。
1月20日からはさっそく、「プカプカ漂流記」が上演されます。
……いったい、どんな年になるのでしょう…。良くなるのだろうか。いや、良くなってほしい。

どうか神さま仏さま、劇場でお客さまと役者が思いを共有する場を奪わないで下さい…!
と願ってやみません。

町屋圭祐


| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 20:48 | comments (x) | trackback (x) |
今週、いよいよ本日です!

先日、稽古場の仕込みとバラシの際に、男性スタッフ陣が「ちびパネル!ちび!ちび!」と連呼していて、ちょっと心にダメージを負ったノーマ役の染谷麻衣です。
(そのあと、近くにいた後輩たちが慰めてくれました。)

さて!
今週、12月17日木曜日から「アルジャーノンに花束を」の東京公演がはじまります。
今回は、先週の稽古のことをちょっとだけ書きたいと思います。

稽古初日。スタッフとスタッフ参加のキャストで稽古場仕込みを行いました。何十ステージと仕込みをしているスタッフ、仕込みが早い!
ですが、稽古場では劇場サイズを測り、バミリをしたりと、稽古場ならではの作業があります。
転換や出はけの段取りもあるので、細かくバミリが貼られていました。

さらに今回公演する東京芸術劇場シアターウエストは、巡演先のホールよりもサイズがコンパクトになるため、装置も芝居も劇場に合わせる稽古を行いました。



稽古では、冒頭のシーンから行い、転換や登退場の確認など、場当たりをしながら進めていきました。
が!問題なければ通す!
と言うことで、どんどん進んでいく!
気がつけば、後半は止まることなく通していました。

今回、舞台サイズの変更により、芝居の密度が上がりました。
それは、客席に芝居が届く距離感でもあり、よりシーンの生活感が伝わる芝居になっています。

稽古最終日には演出の菊地准さんから、
演劇鑑賞会の会員の皆様とのアクション・リアクションによっていい関係を築けたのではないか。より人物(役)が身に染みてきている。
というお話がありました。
何十ステージと巡演をさせていただき、客席の会員さんからたくさんのものをいただき、今の「アルジャーノンに花束」があります。
本当にありがとうございます。
そして、東京公演を心待ちにしてくださっている皆様、ありがとうございます!
今度は、東京で舞台と客席との素敵な交流ができることを楽しみにしています。

この時期、さまざまな制限がありますが、注意を払いつつ、観に来てくださるお客様がこの作品の世界を楽しめるよう、キャスト、スタッフ、劇団員一同、しっかり準備し、皆様のご来場を心よりお待ちしております。




こちら、金子由之先輩です!
先輩が稽古用衣裳で付けていたネクタイが、くまモンのネクタイでした!
稽古場からは以上です!



染谷麻衣
| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 11:43 | comments (x) | trackback (x) |

  
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