福山市民劇場
研究所の研究員、
バート・セルドン役の岩田翼です

2017年に東京六本木の俳優座劇場で初演された今回の「アルジャーノンに花束を」に2019年の旅から参加し、近畿、首都圏、東北、九州の各演鑑連を巡演させていただいてきました。

2020年の九州と池袋東京芸術劇場での公演までは七三分けのヘアスタイルにメガネで演じてきましたが、



今回新たに参加するメンバーのうちの一人、僕と同期で歳も一つしか違わない中西陽介君が、多分かなり歳上で立場も上のストラウス博士を演じることになり、僕の方はより若く見えるほうが良いだろうと思い、前髪を下ろしメガネもやめてナチュラルなスタイルで臨んでいます


※撮影時のみマスクを外しております

岡山での5日間の公演を終え、移動日を挟んで福山へやってきました。中国地区の演鑑連様を回らせていただくのは、僕個人としては2007年に劇団NLT公演「嫁も姑も皆幽霊」に客演し、田村亮さんと音無美紀子さんの息子、水澤健太郎役を演じさせていただいて以来のことです(ちなみに、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、音無美紀子さんの実際の息子さんも名前は健太郎さんなのです)。15年前のこの中国地区巡演が僕の初めての演劇鑑賞会の旅だったので特に強く印象に残っています。当時はもちろんコロナもなく、各地で交流会の場やお通しをいただく際に会員の皆さんとたくさんお話をさせていただきました。どの地でも大変温かく迎えていただき感激したのですが、中でも福山は、公演や交流をさせていただいたことももちろんですが、中国地方を西へ東へ新幹線や在来線で移動する際に幾度となく車窓から福山城の月見櫓の赤い手摺りが見え、中国地方といえば福山というくらい印象深い土地なのです

今回は一日移動日があり、かつ各々自由行動だったので、僕は本隊よりひと足早い時間の列車で福山入りしました。福山はバラの街。今丁度バラが見頃。駅前でもたくさんのバラが素敵な香りを漂わせています





早く着いたので、ホテルにチェックイン後、自転車を借り一時間ほどかけて瀬戸内海沿岸の港町、鞆の浦(とものうら)までサイクリングしてきました。青空の下、穏やかな海から吹く風と歴史を感じる街並みを散策して大いに癒されパワーをもらいました



雰囲気を味わうのに夢中であまり写真を撮らなかったので、訪れたことのない方もご興味があればぜひ画像検索してみて下さいね。とても素敵な場所です

福山駅前に帰ってきてから、ホテル近くの店で鞆の浦名産の魚「ねぶと(テンジクダイ)」を食べました。10cmにも満たない小魚ですがとても美味しい!


※ぬまくま夢工房様ホームページより引用

劇場入りすると、運営サークルの皆様からの、素敵な花束の絵をあしらったメッセージボードが僕らを温かく迎えて下さいました



気力体力ともに充実して福山での2日間の公演に臨みました。どの回も、完璧ではありませんが一回一回精一杯心を込めて演じています。客席の会員の皆様に、作品を通して素敵な花束をお届けできていれば良いのですが・・・

最後に、埼玉に残してきた家族が「アルジャーノンに花束を」の花束をイメージして作ったブーケです



まだまだ旅は始まったばかり
引き続き頑張ります!
| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 13:57 | comments (x) | trackback (x) |

  
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