2014,04,26, Saturday
勉強会「召命」、2日目!
顔合わせの日の大雪、衣装合わせの日の嵐――
あれらは何だったんだと思うような、快晴が続いております。
ところで、今日はちょっと個人的な疑問を書かせてください。
以前、「召命」の物語の鍵の一つとして「歌」があると書きました。
もう一つの鍵に、ある「子供の遊び」があります。
まだ見ていない方の為に詳細は伏せますが……。
んで。
子供の遊びって、基本、口伝ですから、地域によって様々な派生を生みますね。
「缶蹴り」一つ取っても――
僕の育った地域では「ケント」という名の遊びとして伝わっていました。
電柱をケント柱と呼び、それを空き缶の代わりに見立てて、缶蹴りをするのです。
当時の電柱は、コンクリではなく「木」でしたから、まー、電柱にタッチする度に
手に棘が刺さったもんです。
さて、
皆さんは「グリコ」という子供の遊びをご存知でしょうか?
階段を舞台に、数人でじゃんけんをし、
グーで勝ったら「グ、リ、コ」と言いながら階段を3段登り、
チョキで勝ったら「チ、ヨ、コ、レ、イ、ト」と言いながら階段を6段登り、
パーで勝ったら「パ、イ、ナ、ツ、プ、ル」と言いながら階段を6段登り、
一番早く階段を登りきった人が勝ち、という遊びです。
先日、近所の階段坂から、子供の「グ~リ~コ!」の掛け声が聞こえてきました。
30年以上経っても、この遊びが子供の間に伝わっていることに
感動を覚えたのですが……
考えたらちょっとおかしい。
個々が「グ、リ、コ」と発しているならともかく、
参加者全員が「グ~リ~コ!」と掛け声を発するのは、どういうことだ?
どうも、「じゃんけんぽん!」の掛け声が、子供の間で伝わる内、
「グ~リ~コ!」に変化してしまったようなのです。
じゃあグーで勝ったとき、彼らは何と発しながら登るんでしょう……?
誰かご存知の方、いらっしゃったら教えてください。
明日はとうとう千秋楽です!
宮島岳史
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 23:00 | comments (x) | trackback (x) |
TOP PAGE △