2017,04,01, Saturday
皆様こんにちは、
オトナのほうの永井です。
昴Page2公演『ふくろう』。
おかげさまで前評判は上々
4/22(土)、23(日)のチケットは、増席した分も含めて既に完売!
平日も、徐々にお席が少なくなりつつあります。
新年度もスタートし、何かとお忙しい時期と存じますが、
ご予定が立ち次第ぜひともお早めのご予約・お問い合わせを、
重ね重ね重ね…お願い申し上げます。
さて、稽古は快調
通し稽古も始まり、皆それぞれ徐々に役をつかみつつあるようです。
ただ、
個人的に苦労している点がひとつありまして…。
と申しますのも、
今回はダブルキャスト。
AチームとBチーム、2つの組があり、
主役のコンビ、母ユミエ&娘エミコ役を、
Aチームは服部幸子&立花香織が、
Bチームは市川奈央子&田渕真弓が、
それぞれ演じます。
うーん…こうして並べて見てみると、二組の母娘それぞれ…なんか似てる!?
ま、それはそうと、
A組とB組があるので、単純に通常の作品の2倍の稽古時間を要します。
それはいいのですが、
ダブルキャストとは言っても、ダブるのは主役の二人(母と娘)のみで、
他の出演者(=全員男性)はA・B共通。
したがって男性たちは、A・B二組の母娘を相手に稽古するわけですが…
台本は同じ、演出も取り立てて何かを変えたりしていない筈なのに…
ビミョ~に違ぁう!
ビッミョ~~に!
まぁ当たり前っちゃあ当たり前なんですけどね。
そもそも違っていいわけだし。
演者として、滅多にない面白い経験ではあるのです。
お客様にも、ぜひA・B両方を御覧いただきたいっ!
※ちょこっとだけストーリーがわかる宣伝動画は『コチラ』。
※また、『ツイッター』でも稽古場の小ネタを発信中。
…えっと、どこまで書きましたっけ??…
そうそう「男性俳優陣は、A・Bの2組の母娘を、日替わりで相手する」でした。
これがですねぇ~…
慣れていないせいか、普段使わない神経を使うせいなのか…
気づかない所で、なんとなぁ~く疲れが溜まるような…。
そんな時こそ『ふくろうカフェ探訪』
というわけで、
今日も今日とてマッチと二人、ふくろうに癒され学んでまいりましょう。。
高田馬場って、降りないんですよねぇ。大抵の用は池袋か新宿で済んでしまう。
「西武新宿線に乗り換える時しか降りた事ないっス」とマッチ。
学生時代にはよく利用しましたっけ、大学が目白にあったもので。
昼間は目白駅前の喫茶店に入り浸り、夜は馬場の居酒屋へ繰り出す…
そんな平凡な学生時代でした。
さてさて、
早稲田通りを東へ歩くこと2分、歩道に面した階段を降りるとあるのが
『フクロウカフェHOHO』。
先頃訪れた池袋の2軒が、ふくろうと触れ合うことを主眼とした
“アミューズメントパーク”だとすれば、
こちらは、れっきとした“カフェ”です。
壁の一面のみに張られた綺麗なガラスの向こうから、ふくろうさん達がじっとみている…
もしそれに気付きさえしなければ、こじんまりと居心地のよい“カフェ”そのもの。
アイスコーヒーも美味
ま、気付きますけどね。
階上に出された立て看板には、「フクロウカフェHOHO」とハッキリ書かれているし。
さらにレジの脇には、こんな子もいるし↓。
カラフトフクロウ。
この面構えで、大きさも50センチ以上。なんか…ただ者ではない感じ。
一瞬たりとも目線を外さぬその眼光も、これまで見てきたふくろうとは段違いの鋭さ…。
「なのに、実は一番臆病なんですよ」と店員さん。
目線を外さないのは、警戒心が強いからなのだとか。
うーん、ふくろうは見かけによらない。
続いては、『HOHO』から目白方面へ歩くこと3分、
『パクチーバル8889』へ。
こちらも、昼間はカフェ。
夜はパクチー料理などが評判のバル(スペイン語で“小料理屋さん”)。
落ち着いた、くつろげる雰囲気。
我々が訪れたのは、夕方5時。
ぎりぎりカフェタイム、ということで…
出たぁ~!ふくろうカプチーノ
これもふくろうカフェの醍醐味。
場違いにハシャギまくる男二人連れに、
カウンター越しにチラチラこちらを窺っていたマスターが、
「ふくろう、お好きなんですか?」。
…ふくろうが嫌いな人は、ふくろうカフェに来ません。
ふくろうカフェにおいての「ふくろうお好きなんですか?」は、
これすなわち「どういう理由でふくろうカフェに来たの?」です。
我々の場合は、「なんで男二人連れ?」がプラスされます。
芝居のチラシを渡しつつ事情を話すと、
なんとマスター、
今回演出の北村総一朗とは、遠いご親戚筋にあたるのだとか。
「ものすごく遠縁なんで御存知ないとは思いますけど、
いつも陰ながら応援してます。
チラシもっと有ります?」と。
いやぁ~、世間は狭いなぁ。。
以上、今回の学習をまとめれば、
・ふくろうは見かけによらない
・世間は狭い
・まったりするには喫茶店にかぎる
なんか学生街の喫茶店が恋しいなぁ~。
心地よい春の陽差しを横目に、日がなコーヒー飲んで雑誌読んで、無駄に時間を過ごしたい。
久しぶりに目白の純喫茶へでも行ってみるかなぁ…
いや!!
断じてふくろうカフェしか行くまいぞ!
“ふくろう”の本質を掴むその日まで。。
~次回「ふくろうカフェ探訪④怒涛の中央沿線編」につづく~
オトナのほうの永井です。
昴Page2公演『ふくろう』。
おかげさまで前評判は上々
4/22(土)、23(日)のチケットは、増席した分も含めて既に完売!
平日も、徐々にお席が少なくなりつつあります。
新年度もスタートし、何かとお忙しい時期と存じますが、
ご予定が立ち次第ぜひともお早めのご予約・お問い合わせを、
重ね重ね重ね…お願い申し上げます。
さて、稽古は快調
通し稽古も始まり、皆それぞれ徐々に役をつかみつつあるようです。
ただ、
個人的に苦労している点がひとつありまして…。
と申しますのも、
今回はダブルキャスト。
AチームとBチーム、2つの組があり、
主役のコンビ、母ユミエ&娘エミコ役を、
Aチームは服部幸子&立花香織が、
Bチームは市川奈央子&田渕真弓が、
それぞれ演じます。
うーん…こうして並べて見てみると、二組の母娘それぞれ…なんか似てる!?
ま、それはそうと、
A組とB組があるので、単純に通常の作品の2倍の稽古時間を要します。
それはいいのですが、
ダブルキャストとは言っても、ダブるのは主役の二人(母と娘)のみで、
他の出演者(=全員男性)はA・B共通。
したがって男性たちは、A・B二組の母娘を相手に稽古するわけですが…
台本は同じ、演出も取り立てて何かを変えたりしていない筈なのに…
ビミョ~に違ぁう!
ビッミョ~~に!
まぁ当たり前っちゃあ当たり前なんですけどね。
そもそも違っていいわけだし。
演者として、滅多にない面白い経験ではあるのです。
お客様にも、ぜひA・B両方を御覧いただきたいっ!
※ちょこっとだけストーリーがわかる宣伝動画は『コチラ』。
※また、『ツイッター』でも稽古場の小ネタを発信中。
…えっと、どこまで書きましたっけ??…
そうそう「男性俳優陣は、A・Bの2組の母娘を、日替わりで相手する」でした。
これがですねぇ~…
慣れていないせいか、普段使わない神経を使うせいなのか…
気づかない所で、なんとなぁ~く疲れが溜まるような…。
そんな時こそ『ふくろうカフェ探訪』
というわけで、
今日も今日とてマッチと二人、ふくろうに癒され学んでまいりましょう。。
高田馬場って、降りないんですよねぇ。大抵の用は池袋か新宿で済んでしまう。
「西武新宿線に乗り換える時しか降りた事ないっス」とマッチ。
学生時代にはよく利用しましたっけ、大学が目白にあったもので。
昼間は目白駅前の喫茶店に入り浸り、夜は馬場の居酒屋へ繰り出す…
そんな平凡な学生時代でした。
さてさて、
早稲田通りを東へ歩くこと2分、歩道に面した階段を降りるとあるのが
『フクロウカフェHOHO』。
先頃訪れた池袋の2軒が、ふくろうと触れ合うことを主眼とした
“アミューズメントパーク”だとすれば、
こちらは、れっきとした“カフェ”です。
壁の一面のみに張られた綺麗なガラスの向こうから、ふくろうさん達がじっとみている…
もしそれに気付きさえしなければ、こじんまりと居心地のよい“カフェ”そのもの。
アイスコーヒーも美味
ま、気付きますけどね。
階上に出された立て看板には、「フクロウカフェHOHO」とハッキリ書かれているし。
さらにレジの脇には、こんな子もいるし↓。
カラフトフクロウ。
この面構えで、大きさも50センチ以上。なんか…ただ者ではない感じ。
一瞬たりとも目線を外さぬその眼光も、これまで見てきたふくろうとは段違いの鋭さ…。
「なのに、実は一番臆病なんですよ」と店員さん。
目線を外さないのは、警戒心が強いからなのだとか。
うーん、ふくろうは見かけによらない。
続いては、『HOHO』から目白方面へ歩くこと3分、
『パクチーバル8889』へ。
こちらも、昼間はカフェ。
夜はパクチー料理などが評判のバル(スペイン語で“小料理屋さん”)。
落ち着いた、くつろげる雰囲気。
我々が訪れたのは、夕方5時。
ぎりぎりカフェタイム、ということで…
出たぁ~!ふくろうカプチーノ
これもふくろうカフェの醍醐味。
場違いにハシャギまくる男二人連れに、
カウンター越しにチラチラこちらを窺っていたマスターが、
「ふくろう、お好きなんですか?」。
…ふくろうが嫌いな人は、ふくろうカフェに来ません。
ふくろうカフェにおいての「ふくろうお好きなんですか?」は、
これすなわち「どういう理由でふくろうカフェに来たの?」です。
我々の場合は、「なんで男二人連れ?」がプラスされます。
芝居のチラシを渡しつつ事情を話すと、
なんとマスター、
今回演出の北村総一朗とは、遠いご親戚筋にあたるのだとか。
「ものすごく遠縁なんで御存知ないとは思いますけど、
いつも陰ながら応援してます。
チラシもっと有ります?」と。
いやぁ~、世間は狭いなぁ。。
以上、今回の学習をまとめれば、
・ふくろうは見かけによらない
・世間は狭い
・まったりするには喫茶店にかぎる
なんか学生街の喫茶店が恋しいなぁ~。
心地よい春の陽差しを横目に、日がなコーヒー飲んで雑誌読んで、無駄に時間を過ごしたい。
久しぶりに目白の純喫茶へでも行ってみるかなぁ…
いや!!
断じてふくろうカフェしか行くまいぞ!
“ふくろう”の本質を掴むその日まで。。
~次回「ふくろうカフェ探訪④怒涛の中央沿線編」につづく~
| 稽古場日記::Page公演『ふくろう』 | 21:11 | comments (x) | trackback (x) |
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