マスク解禁
出演者、関係者、全員2回のワクチン接種。
2回目のPCR検査(全員陰性!)を確認できたところで、出演者マスクを外しての初めての稽古と相成りました。
舞台上以外では引続きマスクは継続しておりますが。

久々に素顔を見ながらの稽古は新鮮で、開放感があり、、改めて当たり前だったことが当たり前ではないと実感、、、。
そんな新鮮さを感じつつ今日はビールサーバーについて感じた事を少々。 
生ビールを提供するシーンが結構多く、役によっては1リットルくらいの生ビール(ノンアルコール)を飲んでいます。
ちなみにフィンバー役の岩田翼さんは普段からノンアルコールビールは好んで飲むらしくグビグビ劇中で飲んでます。ジム役の平林弘太朗さんもグビグビ飲んでます。
素顔でグビグビ飲むのは最早ビールのCMくらいしか見ることもないので人様のグビグビ飲むシーンは新鮮以外何者でもありません。

ちなみにブレンダン役の私はあまりビールが得意ではないので円錐形のグラスを劇中で飲んでますが、途中炭酸でお腹がパンパンになり、さりげなく静かにゲップしてます(生理現象でご容赦を〜)
そんな生ビールですが、稽古場に設置されたのが25日。当初は中々スムーズに出ず、泡だらけの状態でした。
ディスペンサー(生ビールを一定量出す為の装置とでもいいますか。)の圧力を色々試行錯誤し、試してみたのがビール隊長の笹井 達規君。ガスの圧力をコントロールする為サーバーとディスペンサーを繋ぐチューブを長くしてみましょう。と。圧力のストロークが長くなって安定するかも?
果たして結果は彼の読み通り。安定してビールを提供しています。
マスク越しの乾杯から素顔で乾杯へ。

はやく当たり前の日々が来ることを願うばかりですね。
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 22:45 | comments (x) | trackback (x) |
花火と川と竜神と
こんにちは

フィンバー・マック役の岩田翼です

夏が終わってしまいましたね。9月になった途端に秋雨が続いてひんやりした日が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか?

突然ですが、夏と言えば僕は花火が大好きです。役者になっていなければ花火師になりたかったくらい。学生時代には東京都府中市にある花火の打ち上げ会社でアルバイトをしていたこともありました。墨田川の花火コンクールでも表彰されるくらい実力のある会社でした。研修を受けて危険物免許を取得し、夏休みやゴールデンウィークになると横浜八景島シーパラダイスや東京ディズニーランド近くに泊まり込みで滞在し毎日夜の花火を打ち上げたり、ここ数年はオリンピックのために中止されていますが東京湾大華火祭に昔ながらの職人さんたちと共に参加したことも思い出深いです。僕が働いていた会社は今主流の、音楽と花火をコンピューター制御でシンクロさせて打ち上げるシステムを使い出した走りのような会社だったので、主な仕事は昼の間に花火の筒に玉を入れそこからつながる電線のコードを、打ち上げを制御する装置のコネクタに順番を間違えないように差し込んでいく作業でした。打ち上げはコンピューター任せなので打ち上がっている最中は落ちてきた火の粉で他の花火や芝生に引火したりしないように下でハッピにヘルメット姿でホースで水をまくのが仕事でした。一方昔ながらの職人さんは花火の大きな筒に手で直に火種や玉を放り込んで打ち上げることも多く本当に危険と隣合わせでした。火種を放り込んだ瞬間に耳をふさぐのですが、あまりに近いところにいるので耳が遠くなっている方も多かったです。

とまあ、花火バイトの話と芝居は直接は関係ありませんが、どちらも本当にたくさんの準備をして、日ごと夜ごと打ち上げてしまえばそれで終わり。儚いなぁなどと秋の夜長に物思うのです。

今は花火の仕事には関わっていませんが、遊びでやる花火にもちょっとこだわって浅草橋の家庭用花火専門店まで買いに行きます。少し値は張りますがスーパーやホームセンターで買えるものとは持続時間や迫力がちょっと違います。地元のさいたまを流れる芝川の河川敷、広大な緑地が広がる見沼田んぼの一角で家族で楽しんでいます。見沼田んぼは劇団昴の事務所のある豊島区と同じくらいの広さ。Googleマップや画像検索などで見ていただくとその広大さや緑の美しさがおわかりいただけると思います。大好きな場所です。

そうそう。今回の芝居では川に堰を作ってダムにすることで妖精が現れなくなってしまったという話が出てきますが、さいたまの見沼田んぼには逆に堰を壊して干拓することで、竜神が空へ帰ったという伝説があります。

ちょっと長いですが、これを読んでから今回の公演を見ていただくと、こうした伝説がより身近に感じられて、よりお楽しみいただけると思いますよ~

~~~~~~~~~~

『見沼と竜神ものがたり』


「見沼田んぼ」は江戸時代の中頃まで、大きな沼でした。

田畑を耕すのに必要な水を八丁(約860m)もの長い堤でせきとめてできたこの沼は「見沼溜め井」と呼ばれていました。

日光の中禅寺湖にも負けないほど大きなこの見沼は、江戸時代の初めに徳川家康の命令で作られたといわれています。

その見沼は、田畑をうるおすだけでなく、フナやシジミ、ウナギなども沢山とれました。

村人たちは、ゆたかな恵みを与えてくれる見沼に感謝して暮らしていました。

子供たちも魚釣りをしたり、泳いだり、水遊びのできる見沼が大好きでした。

この見沼には昔から、「見沼の主(ぬし)」といわれる竜神が棲(す)んでいるといわれていました。

いつも静かな見沼も、ひとたび台風が来ると、激しく波立って、船を転覆させたり、雷鳴がとどろき、大雨が降ると洪水で村人を困らせていました。

村人はそんなとき「竜神様のたたりじゃ」と叫びながら、力を合わせて家や田畑を守りました。

激しい雨や風もやんで青空に戻ると、「また竜神様を怒らせないようにがんばろう」と言って、自分たちを戒めていました。

竜神は自然の力を使って、村人たちに怠けたり、悪いことをするとたたりがあることを教えていたのです。

見沼の周りにある神社の中で、高鼻(大宮区)の氷川)神社[男体社(なんたいしゃ)]と宮本(緑区)の氷川女體(ひかわにょたい)神社[女体社(にょたいしゃ)]は、ともに武蔵一宮(むさしいちのみや)と言われ、ふたつの神社の間には、その子といわれる中川(見沼区)の中山神社[王子社]があります。

この三つの神社は、なぜか不思議なことに見沼を見守るように一直線で結ばれているのです。

その神社の中で竜神をまつるお祭を遠い昔の平安時代から行っていたのは氷川女體神社です。

祭の日には沼の一番深いところに竹を四方に立ててしめ縄をはり、おみこしを船にのせて行き、お祈りをしていました。

そのあたりは、今でも「四本竹(しほんだけ)という地名で残っています。

その祭は「御船祭(みふねまつり)」といいましたが、形や名を変えて、現在も行われています。

ある日のことです。村人たちが腰を抜かすような出来事が起こりました。

八代将軍吉宗の命令で井沢弥惣兵衛為永(いざわやそべえためなが)というお侍が江戸<今の東京>からやって来て、「これから見沼の水を抜いて(干拓)田んぼにする」と言うではありませんか。

「見沼の水がなくなったら生きていけなくなる」

村人たちは大騒ぎです。竜神のたたりもあるに違いありません。

弥惣兵衛が見沼に来たのには訳がありました。

その頃、幕府の財政は大そう苦しくなっていました。

また江戸の人口は百万人にも増え、食べるお米が足りなくなっていました。

そこで吉宗は各地に新しい田んぼを増やし、少しでも多くのお米を作ろうと計画したのです。

弥惣兵衛は吉宗にその任務を与えられ見沼にやってきたのです。

弥惣兵衛は将軍吉宗が心から信頼する家来で優れた土木技術の持ち主でした。

弥惣兵衛は反対する村人たちの意見をよく聞きながら、見沼の代わりに利根川から水を引く計画も話し、根気よく説得しました。

少しも偉ぶらない、誠実な人柄の弥惣兵衛の話に村人たちは安心し、やがて皆協力することになったのです。

いよいよ工事に取りかかる日が近づきましたが、弥惣兵衛は工事の準備と村人たちの説得に疲れ果てて、降雨時の詰め所だった大日堂(だいにちどう/大宮区天沼)でとうとう病に伏してしまいました。

そんなある番、寺で寝ている弥惣兵衛の枕元にどこからともなく美しい娘があらわれ、工事を始めるのを九十日間延ばしてくれれば、必ず病気を治してあげるというのです。

この娘の話を聞いていた家来は障子を少し開けて覗いてみました。

美しい娘どころか、大きな白い蛇が弥惣兵衛の体を真っ赤な舌でぺろぺろとなめ回しているではありませんか。

美しい娘は竜神の使いだったのです!

竜神は沼の生き物たちや自分の棲むところを決めるまで工事を延ばしてほしいと思ったのです。

このことがあって、気味悪がった弥惣兵衛は詰め所を万年寺(ばんねんじ/見沼区片柳)に移しました。そして娘の言うことを聞かず計画通り工事を始めてしまいました。

干拓には大勢の村人の手を借りなければならなので、農作業の暇な冬の間に工事を終わらせないと春の田植えができなくなってしまうからです。

ところが、工事が始まるとたびたび大雨が振り、洪水で土手が崩れ、せっかく造ったものも次々壊されてしまいました。

村人たちは、口々に「竜神様のお怒りだー!」「竜神様のたたりじゃー!」と言って恐ろしがりました。

そんなある日のことです。

万年寺で夜遅くまで工事の絵図面を見ていた弥惣兵衛のもとへ、今度は別の美しい女が訪れ、「沼に棲む生き物たちみんなの願いです。どうかこの干拓工事をやめてください」と涙ながらにたのみました。

弥惣兵衛がふと、後ろの障子を見ると、行灯の明かりに揺れる女の影は・・・

なんと!恐ろしい竜そのものだったのです。

見沼の竜がやってきたことを知った弥惣兵衛は、「多くの人間の命を救うためにはたくさんの米が必要なのだ。見沼の干拓を止めるわけにはいかないのだ」と竜神の申し出を断りました。

すると「見沼を干拓すれば沼の生き物はみんな死ぬであろう。人間だけが生きられればそれでいいのか、勝手な人間どもめ!許さんぞ!お前たち人間どもを」と竜神の怒りの大声がとどろき、弥惣兵衛の体は何かに締め付けられて身動きできなくなってしまいました。

弥惣兵衛は「利根川の水を引いて用水路を作り、沼の生き物たちが棲めるようにし、できるだけ自然を壊さないようにしよう。この工事が終わったら私は食われても構わない、この命を竜神に捧げよう・・・。だからこの工事を何とか続けさせてくれ」と必死に頼みました。

静かな時が流れ、竜神の穏やかな声が聞こえてきました。

「お前の気持ちはよくわかった。見沼を人間に預けようぞ!精一杯やるがよい」

すると、それまで締め付けられていた弥惣兵衛の体はスーッと楽になりました。

竜神は、弥惣兵衛が命がけで仕事に取り組む姿に感心して見沼を明け渡す決心をしたのです。

それからというもの天気の良い日が続き、工事は計画通り半年もかからず、沼を田んぼに変えることができました。

八丁の堤を切って沼の水は抜かれました。新しい用水路に利根川の水も流れてきました。弥惣兵衛と、村人たちの努力が実ったのです。

そうして・・・大きな沼は広い田んぼになりました。「見沼田んぼ」です。

竜神は沼の水を干すと同時に天に昇りました。

完成した見沼田んぼを空からみた竜神は、見沼の空を大きく舞いました。それを見た弥惣兵衛や家来、村人や子供たちまで[竜神様ー」「ありがとうございました」と手を振ってお礼を言いました。

今でも竜神は空からさいたま市を見守っているのです。

<終わり>

(さいたま竜神まつり会Webサイトより引用)
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 21:51 | comments (x) | trackback (x) |
ジム崩壊、そして再生へ
ジム役、カレー大好き平林です。
稽古は、通し稽古がメインになってきました。
そして、今週からビールが本番用になりました。なんと本物の生ビールサーバーを使ってます。
残念ながらノンアルコールビールですが、これが美味しい!
そして不思議なことに、酔っぱらいます。
最初の通しの時は、ビールを飲んだ直後から指先が痺れて、頭がぼうっとして、セリフがうまく出てこない程でした。
「ノンアルでも微量のアルコールが入ってる」説と「脳が錯覚を起こす」説があったのですが、回を重ねるごとに少しずつその現象が減ってきたので、おそらく後者だと思います。人間の身体の不思議を実感した今日この頃。

さて、なんとなくシリーズ化したジムのキャラ紹介。
稽古でいろいろ試して、とにかく自分の引き出しの中から使えそうな物をぶちまけて、ジムの役割や周りとのバランスを考えて、日々進化させていったのですが、どれも演出家にはハマらないご様子。
そして2、3日前、ちょっとしたダメ出しに対応できず、ついに破綻…。
打つ手なしの状態に。

もうやけっぱちで、人格ごと180°方向転換してやりました。

ところが(実は期待通りなのですが)、演出家には、最初は驚かれましたが、なんとなく琴線に触れたようで、それをベースに、今までのいいところを足して行く方向性に決まりました。

ジム崩壊の理由は、先程書いた「役割とバランス」を考えたせいで、おかしな世界線に迷い込んでしまってた事のようです。
実は僕は、よくこれで失敗するので、
「自分が、【全体のため】と確信してることほど、客観的に見たらほぼ間違ってる」
と思うようにしてるのですが、また同じ失敗を繰り返してしまいました。

破綻したジムたちは、そっと引き出しの奥にしまって、いつか日の当たる場所に出られる時を待つ事にします。

ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、
ほとんどの役者は、稽古終盤に入ったあたりで、いろいろなジレンマにぶつかり、愚痴る傾向があります。
初日までに最高のものを作るプロセスなんだと思います。
これも、公演ブログの臨場感として楽しんでいただけたら幸いです。
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 16:08 | comments (x) | trackback (x) |
『オトナの夏の自由研究』by ジャック永井

夏休みが40日もあったあの頃。
なのにどうして毎年ラスト10日ぐらいになって、手つかずの宿題と格闘するハメになるのか…。

特に“自由研究”という、子供から自由な時間を奪うアレ。
全くやる気のなかった僕は、前年に姉が作った貝の標本を若干アレンジして提出し、バレなかったのをいい事に、

毎年ビミョーに配置やら入れる箱やらを変え、小学校卒業まで提出し続けました。
オトナからは『貝の採集に夢中な子供』に見えたことでしょうが、実体は『オトナを騙すことに夢中な子供』でした。

オトナを騙すことに夢中なのは、
今も一緒ですけど。
皆様に気持ち良く“騙されていただく”ために、もっか稽古に熱中しているところです。

稽古場はいい空気です♪
演出の小笠原響さんは、知的にして温厚なロマンスグレーのジェントルマン。
その手法は、あらゆる小さな疑問をおろそかにせずコツコツ掘り起こしてゆくうちに…他の人物や先の場面について 新たな発掘、じゃなかった,発見がある、という感じで、

なんだか 考古学的というか…。

夏休みに、小笠原教授のゼミの合宿で
新種の恐竜を手探りで発掘している、みたいな。。

そんな、いつもの芝居作りと一味違った楽しさに満ちています。



さて、以下
今夏の僕の自由研究です。
題して
『The Weir~堰~その意味深なタイトルへの考察』。

物語の舞台であるアイルランド西部の田舎町に電力会社の作った堰(せき=小さなダム)があることが、劇序盤に 酒の肴に少しだけ語られますが…物語への影響はさほどありません。

では一体何故タイトルに??

“堰”という言葉から思い浮かぶ慣用句はただ一つ、『堰を切ったように話しだす』。

登場人物たちが、酒の勢いも手伝って
ついつい語るつもりのなかったことまで話してしまう。堰を切ったように。もしくはダムが決壊したかのように。

それぞれの人物たちの“心の堰”には、いったい何が沈殿していたのか?どうして溢れ出したのか?

「まぁそんな意味合いで『堰』というタイトルなんでしょうねぇ」…と、響さんも稽古の初期におっしゃっていた通り、
まずこれが意味深なタイトルの直接的な由縁でしょう。

また、文献資料によれば、
原題『The Weir』(ザ・ウィアー)の

weir(堰、小さなダム)という単語が、
weird(不思議な、奇怪な)という単語に発音を含め似ているから、という解釈もあるそうで。
舞台の田舎町は、妖精伝説が伝わる古い土地なのです。

さらに『ウィアー』が、
we are(私たち)に聞こえるから、という説も。
まるで駄洒落のようですが、
『都会から一人来た女性に対する、田舎男のオレたち』の物語。…と読み取れるのだとか。

僕はこの
『ウィアーweir=私たちwe are』説が、意外とお気に入りで。

何故かというと… の前に、
ちょっと脱線しますヨ。


『みんななかよし』というNHK教育のドラマがありましたねぇ、昭和50年代。
当時の小学生は道徳の時間に視聴覚室で見せられたものでしたが、

問題はその主題歌。歌詞は以下↓

口笛吹いて空き地へ行った
知らない子がやって来て
「遊ばないか」と笑って言った

一人ぼっちはつまらない
誰とでも仲間になって
なかよしになろう

口笛吹いて空き地へ行った
知らない子はもういない
みんな仲間だ なかよしなんだ


↑これを皆さん、どう解釈してました?

『知らない子を仲間に入れてあげて、一緒に空き地で遊んだ。その子ともなかよしになったから、もう知らない子なんていない』
というのが、道徳の時間的には正しい解釈らしいのですが、

その当時の、僕の解釈は以下。

『知らない子に突然「遊ばない?」と言われて、「いいよ」と答えるわけがない。
断られたその子はトボトボと去っていき、
結果 空き地に残ったのは いつものなかよし仲間だけ。』

ひねくれた解釈だと言われるんですが、

現実問題、いきなり知らない子と空き地で遊ぶ小学生なんていません!
僕はいつも、知ってる友達とだけ遊んでました。
(歌詞を確認するためググってみたら、同じような解釈をしていた人が数人いました!みんな仲間だっ♪)

翻って、
『We are』。
都会から来た女に対しての
田舎の男たちのオレたち4人、の物語。

…だけじゃない気がするんですよねぇ~。

町から知らない女がやって来た。
「誰とでも仲間になって、なかよしになろう」と迎え入れ、

「知らない女などもういない、みんな仲間だ」 と、

『We are』=5人に、
…果たしてなるのか、ならないのか。。

皆々様におかれましては、
そんなことも探りながら御観劇いただけましたら、と思っております。
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 11:19 | comments (x) | trackback (x) |
うつくしいみどり
こんにちは、ヴァレリー役のあんどうさくらです。

稽古が始まりひと月ほど経ち、先日初めて通し稽古をしました。
んんん!もうひと月経ったの???走り出すとはやいはやい…とっくに半分を折り返してました。9月まであっという間ですね…!

コロナ感染対策として席数を減らしておりますが、9月10日~26日(17日のみ休演日)と日数ございますので、どうぞよろしくお願いいたします!


そして先日、アイルランド大使館のホームページでご紹介いただきました!

https://twitter.com/IrishEmbJapan/status/1428914755020992513?s=20

ツイッターでも…!ありがとうございます!!


今回お芝居をするにあたり、アイルランドの写真を見たり地図のストリートビューでお散歩したりしてるんですが、本っ当に美しい。
あちらは雨の日が多いのですが、日本の雨と違って霧雨のように細かい雨らしく。
なるほど、それで鮮やかな緑が育つのですね。

いや本当、これは妖精いるな…と頷いてしまうくらい神秘的。
色々見漁っていて気付くとアイルランドのツアーページにたどり着いてしまうのはひょっとして妖精の仕業かな。呼ばれてるのかな。都合よすぎかな。かなかな。

このご時世、本場アイルランドへゆくこともしばらくは叶いそうもありませんが。
とりあえず、しばらくは板橋区にあるアイルランドの片田舎に通います。



写真は真剣な眼差しでビールを注ぐ練習をしている永井さん…
何度も練習できるわけではないので緊張感あります…いろんな意味で喉がなる…
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 00:24 | comments (x) | trackback (x) |
立ち稽古中
ブレンダン役 ミドレンジャー高草 量平です。
ゴレンジャーは実はあまり記憶になく少し調べたら最終回は1977年 3/26
私の生年月日1977年 5/11
お、近い!少し嬉しくなりました。単純ですね人間って(単純なのは自分か、、)

立ち稽古でもヴァレリーから初めて名前を呼ばれるシーンがあります。初めて会う人に早い段階で名前で呼ばれると少し嬉しい気というか、距離が近くなった気がしますね。名前で呼ばれるのがポイントですね。

それが美人なら妙にドキッとしたり、、単純ですね人間って、、。(自分だけか、、)

そんな発見があるのも立ち稽古ですが、ブレンダンはBARマスターなので、ビールを注いだり片付けたりビンを開けたりお釣り渡したりコップ拭いたり。。色々作業があります

立ち稽古一週目にビールグラスを拭きながらアカレンジャー永井さんと掛け合いをしていると、研修生 紫藤雄太くん(裏方をしてくれています。)から一言。ビールグラスは拭きません。

【ビアグラスは拭かずに自然乾燥させます。】

ビアグラスを拭き上げてからビールを注ぐと、グラスの内側に大きめの気泡が張り付いてしまって、ビール本来のキメの細かさが失われ美味しく飲むことができないのです。

なるほど〜!彼は稽古場でサーバーのテストでも実にうまくビール(ノンアル)を注いでいおりました。

会話を肴にビールで乾杯。居酒屋に行かない日々が続く中、稽古場は連日乾杯。ビールが出る様も一つ作品の見所です。



写真は左からビール隊長の笹井達規君。
ビールサーバーの管理してくれてます。


準劇団員の新藤真耶さん
衣装の管理や稽古場で小道具を渡してくれたり。

写真右側は演出部 小関瑞穂さん。
演出助手で稽古の進行をしてくれています。
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 23:50 | comments (x) | trackback (x) |
五輪
フィンバー・マック役の岩田翼です。

前回僕が担当したブログではジャック・ムレン役の永井誠さんが提唱したゴレンジャーのうちのアオレンジャーにちなんで青いTシャツで登場しましたが今回はこれ



赤いTシャツ、東京2020オリンピック日本代表選手団公式応援Tシャツです。閉幕直前に近所のコンビニで売ってることに気づき購入。そしてオリンピックは閉幕し今はパラリンピックの開幕を待つばかり

競技を終えた選手の皆さんも口々におっしゃっていた通り、コロナ禍の中でのオリンピック開催については様々な意見がありました。何年も経ってからこのオリンピックが賛辞をもって語られるのか批判または非難の対象となるのかはわかりません。ですがその中でも、選手一人ひとりが、勝っても負けても、渾身の力を込めて競技に打ち込む姿に本当にたくさんの感動と勇気をいただいたことは確かです。そしてこのあと開催されるパラリンピックでもたくさんのドラマが生まれることでしょう

つまりですね、ゴレンジャーの次は五輪の話というわけで。まあ前回も主にオリンピックのサッカーの話でしたが。4年に1度のこの期間中はついつい個人的に盛り上がってしまうもので、良かったら少しだけお付き合い下さい

五輪の旗は白地に左上から青、黒、赤、黄、緑、の5つの輪。意味は3つあるそうです。(諸説あり)

1、世界の5大陸、ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニアを表し、その相互の連帯と結合を意味する

2、5つの自然現象、青は水、黒は土、赤は火、黄は砂、緑は木を意味する

3、スポーツの5大要素、水分、技術、情熱、体力、栄養を意味する

などなど

このうち特に気に入っているのが1番の5大陸という意味。これだけはどの色がどれを指すというのが決められていないんだそうです。つまりその大陸に住む人、あるいは他の大陸に住む人から見た、それぞれの解釈やイメージに委ねられているということ

今回の公演の登場人物5人もそれと同じ。台本を読んだ時に僕の中でそれぞれに思い描く色は何となくありましたが、いざみんなが集まってみると一人ひとりが思っていたのとは全く違った色に見えてきたりします。意外な驚きもありましたが、それこそが考え方の違う人間がチームとして力を合わせる醍醐味。作品が完成した時には観客の皆さん一人ひとりの目にそれぞれの登場人物がどんな色に見えるのか、作品のどの部分がどんな風に心を打つのか、今から興味津々なのです     
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 22:36 | comments (x) | trackback (x) |
ジム!? お前本当は…
ジム役、黄レンジャー平林です。

稽古は、立ち稽古が1周して、全体像が見えてきました。
立ち稽古はまず俳優が自由に動いてみて、演出家が調整していくスタイル。シーンの区切りごとに何度か繰り返します。

台本を放して実際に会話してみると、役への理解が一層深まります。

読み稽古は、台本に書かれた事実をもとに、外側から自分の役を見ている感覚だったのですが、
立ち稽古は、自分の五感を頼りに、役の内面の変化を探っていきます。

前回、稽古開始時点でのジムを紹介しましたが、立ち稽古で気づいたこと(修正点)は、
・それほど無口じゃない
・けっこう人付き合いが上手
・純粋にその場を楽しんでる

割と根本的な部分でスタートから勘違いしてた事がわかりました。(また恥汗汗)

立ち稽古2周目からは、割と細かい部分に演出が付いてるので、また変わっていくと思いますが…。

今回の座組みでは、立ち稽古初日から本番同様の仮セット、必要な小道具も全て揃えてくれました。
環境によっては、「バミリと椅子だけ」で立ち稽古をスタートする事もあります。
僕は無対象がとても苦手。そこに神経を使う必要がなく、芝居だけに集中できるのは本当に助かります。
裏付きの後輩たちが、肉体的にも精神的にも、その分を負担してくれてます。
コロナ禍の稽古では、稽古場はもちろん、小道具や持ち道具も、毎日消毒してくれてます。毎日安心して稽古できます。

劇団組織の底力を実感し、スタッフに本当に感謝。

【推しスタッフ紹介】



演出助手 小関瑞穂さん。
劇団昴唯一の専属演出部。
丁寧な日本語と澄んだ力強い声で、稽古場を仕切る才女。
だが、同期と話す時はやんちゃキャラに変貌。そのギャップも推し要素。
勉強会『ジゼル〜』から続けてお世話になってます。
マスクの下の素顔は見たことない。
(個人の感想です)
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 22:01 | comments (x) | trackback (x) |
『時の過ぎゆくままに』
え?
ブログ係もう一周したの??

五人っきゃいないから早い早い、
そんなわけで再び、最年長のアカレンジャー永井です。

最年少の紅一点=あんどうさくらがモモレンジャーなのは当然として(ピンクじゃなくてモモ。“さくら”だけどモモ。)、

高草量平演じる控えめな好青年ブレンダンも、ぴったりミドレンジャーにハマる気がするものの…

実を言うと、
僕も厳密にはゴレンジャー世代ではありませんで。

仮面ライダー1号2号こそ我が幼少時のヒーロー♪
土曜の夜7時半、テレビ前にひとり陣取りライダーキックにしびれ、
8時には『全員集合』して、家族と一緒にバカ笑い。…典型的な昭和の子供でした。

余談ですが、
(ここまでも ずっと余談ですけど)、

いずれ世の中が落ち着いたら、
志村けんさんには国民栄誉賞をあげてほしいなぁ~、僕は厳密には加トちゃん世代ですけど。
ドリフの笑いが、あの頃の日本中の子供達の心をどれほど明るくしてくれたことでしょう。

そうそう、
昨年はもう一人、昭和の人々の心を豊かにしてくれた巨星が世を去りましたっけ。
作曲家・筒美京平氏。
作詞家・阿久悠氏や松本隆氏との共作で生み出された名曲たちは、まさに“3分間のドラマ”でした。


「時代の節目」。
…昨年来よく耳にする言葉ですが、

僕はどうもこの“節目”に鈍感で。

あって当たり前の物や、
いて当たり前の人を失くした時に、
「ああ、いつの間にか、時はうつろっているんだなぁ」
と、遅ればせながら気づくだけ。。


『The Weir ~堰~』の登場人物たちも、
“時のうつろい”に戸惑ってばかり。
思い煩うことと言えば、
『世代の差』『昔と今』『田舎と都会』『男と女』。
そして『生と死』『この世とあの世』…。

あ、ちなみに筒美&松本コンビの代表作『木綿のハンカチーフ』も、このドラマとちょこっと関係してたりして。

本日のブログの題名『時の過ぎゆくままに』も。ただしこちらは阿久悠&大野克夫コンビ。時は過ぎてもジュリーは不滅です。

余談ついでにもうひとつ。
今回の稽古場は、僕にとって初めての点が一つ。

キャスト内では僕が最年長。
舞台監督の三輪学をはじめ 稽古を手伝ってくれているのは、みんな座内の後輩。





加えて
演出の小笠原さんは超ジェントルマン♪

結果、みんなが丁寧語で話しかけてきます。

うーむ…
時は過ぎ行き、
歳は増えるばかり。。
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 22:23 | comments (x) | trackback (x) |
新設??Bar SUBARU
こんにちは、ヴァレリー役のあんどうさくらです。

始まってしまうと早いもので先日立稽古が始まりました。
本読み稽古で丁寧にそれぞれの考えや疑問をすり合わせ立ち稽古に入りますが、立ってみるとまた色々見え方・考え方が変わってきます。
じわじわ立体的になっていく様がたまらん…と身もだえ。
自粛続きで稀薄になっていた人と人とのコミュニケーションも影響してか、バーという小さいコミュニティのあたたかさがすごく沁みるなあ、と。

今回はPit昴での公演なので、本番と同じ場所で稽古をします。
本番に向けて準備し少しずつセットを立て込んでいくのですが、立ち稽古初日には早くも立派なバーが稽古場に出現。
コロナ禍ですっかり飲み屋から遠ざかっている一同、大興奮でした。

今回はチラシにもある通りアイルランドの田舎のバーが舞台なのですが、Pit昴との親和性も抜群です。


さてはて、役のことで言えばこのヴァレリー。三十代の女性でダブリンからこのバーがあるアイルランドの片田舎に越してきます。
個人的には年齢も、比較的都会に住んでいるということも共通するところはありますが、果たしてなぜ都会から田舎へ来たのだろう。
なかなか多くは語れませんが…本番を終えるまで彼女の人生に寄り添って励みたいと思います。



初回のブログで永井さんがゴレンジャーと例えておりましたが、そうなるとヴァレリーはピンクなのか!?カクレンジャー世代としてはホワイトもあるな??!などと、ピントのずれた方向へ思考をとばしたり。
ア!でも千社札はピンクだなあ!!?
果たしてピンク的活躍はあるのか??!こうご期待!!



そして…
7月31日は~~~!フィンバー役岩田翼さんのお誕生日でした!!わ~~~!!!



今回はおうち時間を彩るかわいいお花と、これまたおうち時間をハッピーにするギネス・ビールをプレゼント!
裏でお手伝いしてくれている新人の子たちが用意してくれました。いわずと知れたアイルランド発祥のビール!台本にも出てきます。粋だな~~!
翼さんもにっこり~~!おめでとうございました!!

| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 14:00 | comments (x) | trackback (x) |

  
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