思いやる心
こんにちは。
森川定造役の、吉澤恒多です。

今から数十年前……私が高校生の時に、英会話を習っておりました。英会話スクールのような本格的なものではなく、同じ市内に住んでいるアメリカ人ご夫婦のお宅に伺って、お茶を飲みながら楽しくおしゃべりするというものでしたが。
そのご夫婦の紹介で、アメリカに住む高校生と手紙のやり取りをしていました。当時はまだネットも一般的には普及していなかったし、もちろんスマホなんてありません。和英辞書引きながら単語調べて、考えながら文書を書いて、間違ってないか先生のご夫婦と最終チェック。完成して、ようやく郵送。
そして3週間後に届いた返事には、アメリカの高校生活のことがびっしりと書いてあって、感動した記憶があります。手書きの文字から思いが伝わってきて嬉しかったですね。

今はオンラインで、気軽に顔を見ながら話せる便利な時代になりましたが、ハガキや手紙だからこそ伝わるものもあります。
顔が見えない相手のことを思い巡らせて、伝える。
その相手のことを思って受け取る。
直接的なやり取りとはまた違う、会うことが出来ないからこそお互いを思いやる…そのような心がハガキや手紙には込められているように感じます。





森川定造役の吉澤さんを撮影★彡
浴衣姿で手ぬぐい…実は劇中に出てくるあるシーンを再現してくださっております!
劇場にお越しいただければ答え合わせができますよ〜∩^ω^∩
是非皆さま、お越しくださいませ!! by夏目





最後に…

2月15日は、泉屋吉五郎役の宮島岳史さんのお誕生日✨✨
皆さんとお稽古場でお祝いをしました!



おめでとうございます!

※写真撮影時のみマスク外していただきました


次回の投稿予定は2/22です!
お楽しみに!!
| 稽古場日記::一枚のハガキ | 17:20 | comments (x) | trackback (x) |
伝える
こんにちは
森川三平役の笹井達規です。

この作品では、「ハガキ」が重要なキーワードとして出てきますが、私、実は年賀状以外のハガキを出した記憶が一切ございません。
私は平成5年生まれですが、物心ついた頃にはワープロ、コンピューターが当たり前にあり(ポケベルは知らないです)、中学校以降の友達とのやりとりは、メール、そして今はLINEなどSNSがメインになっております。
もしかしたら、学校の授業で手紙を書いたかもしれませんが、それも曖昧な程…

ですが!ハガキって良いなと思います。
ハガキそのものというより、手書きの文字で、メッセージを相手に届ける行為自体が素敵だと感じます。
手書きの文字にはその人の個性や感覚、思いが表れている気がして、不思議な感じがします。

私は、祖父から、過去に何通か手紙をもらった事があるのですが、今でも大事にとってあります。達筆過ぎて、よく読めないところもあるのですが…
内容は俳句や、思想についてや、その他諸々。
何故か、今の僕の中にも、その思いが生きて影響しています。
何かを伝える事って、凄いパワーだなと感じたのでした。
「伝える」って「生きる」って事なのかもしれませんね。




お稽古前の笹井さんを発見\( ˆoˆ )/
「ブログ用に撮っても良いですか?」という私からの突然のお願いにも、快く承諾してくださいました!
今日も穏やかな笹井さんです★彡 by夏目


次回の投稿予定は2/19です!
どうぞお楽しみに〜(*゚▽゚)ノ
| 稽古場日記::一枚のハガキ | 21:30 | comments (x) | trackback (x) |
兵事係に聞く!!
夏目 今回は対談形式で進行させていただきます。
研修生の夏目陽希です。
今回は「一枚のハガキ」で兵事係A.Bを演じられますお二人にきていただきました。
よろしくお願いいたします。

桑原・宮崎 よろしくお願いいたします!!

桑原 兵事係Aを演じさせていただきます桑原良太です。

宮崎 同じく兵事係Bを演じさせていただきます宮崎貴宜です。

夏目 では早速お話を聞かせていただきます。

桑原・宮崎 はい!

夏目 まずお二人の役である兵事係ですが、どういったお仕事をしていたのでしょうか?

桑原 戦時中の役場にあった係で、仕事としては徴兵検査を受ける人の事前調査や、その村の軍人のリストなどを管理することが主な仕事でした。

夏目 そうなんですね。

宮崎 その他には村人に召集令状や戦死の知らせを届けることも任務だったようです。

夏目 とても辛いお仕事もされていたんですね。

桑原 歴史を調べると、兵事係の持っていた資料などは敗戦が決まると燃やすことを命令されたようで資料自体がとても少なく探すのがなかなか大変でした。

宮崎 文献やネットの記事などを頼りに、どんな想いでどのように業務に臨んでいたのかを必死に探しました。
最終列車で届いた召集令状を深夜に届けることも多かったと言います。
寝静まった家の戸を叩く、その時の気持ちは筆舌に尽くしがたいものだと思います。

夏目 なるほど。そんなことがあったんですね。知りませんでした。

宮崎 自分達も調べるまでは知りませんでした。色々と学んでいくうちに、役だけでなく普段のニュースや歴史についての見方も変わってきた気がします。

夏目 わかります、役を通して、忘れてはならない過去や新しい価値観に触れることができるのも、お芝居の良いところですよね

では、最後の質問になりますが、今回の作品は「一枚のハガキ」という題名です。お二人はハガキや手紙についての思い出などありますか?

宮崎 そうですね……。ハガキと聞くと、六歳のときに郊外実習で郵便局を訪ねた思い出が浮かびます
紙をすいて手作りのハガキを作り、初めて手紙を自分一人で投函しました。
「おばあちゃんありがとう」みたいな簡単な文だったんですけど、受け取った祖母は額にいれてずっと飾ってくれていました。
手紙に直筆した想いって言うのは、やっぱり声に出した言葉以上のものが乗るんだな、と思いました。
今回の「一枚のハガキ」でも稽古を重ねながらそのことを感じています。

桑原 めちゃくちゃ素敵なエピソードじゃないですか!このあとに言いづらいな(笑)
うーん…。自分は手紙と言っていいのか分からないですが、役者の道に戻ろうと決めることになった一枚の合格通知書ですかね。
自分は当時色々とあり、役者の道を一度諦めました。それから6年くらい経ってもう一度だけチャレンジしてみようと思った時に、「劇団昴」と出会い、劇団員になるために研修生から積み重ねていき、劇団員に昇格しました。その時にもらった通知書を1番覚えています。
というのは、昇格できなければ役者の道は諦めようと最後のチャレンジという気持ちで望んでいたからです。だから、今この場所にいられるのはその一枚の通知書から始まったことだと感じています。
すみません。なんか自分だけのエピソードで…。しかもちょっと暗い話題で…(笑)


夏目 ありがとうございました!!それでは最後にお二人から一言お願いします。

桑原 3月16日から20日までの公演です!

宮崎 場所はこくみん共済coopホールスペース・ゼロです!

桑原・宮崎 皆様劇場でお待ちしております!!

夏目 あっ、わたしも出演してます!

桑原・宮崎 ですよね(笑)

3人 よろしくお願いいたします!!




前列右から=桑原 良太、宮崎 貴宜
後列=夏目陽希


次回の更新予定は2/16です!
お楽しみに〜〜^^

| 稽古場日記::一枚のハガキ | 18:43 | comments (x) | trackback (x) |
役作りのため未知の世界へ



新井志啓
踊子役

 高校の同級生たちが、お子さんの写真を印刷した年賀状を毎年くれます。
 最初は赤ちゃんだった子が一年また一年と少しずつ大きくなり、今では小学生です。今年は「二人目が生まれました」という家族写真を送ってくれた子もいました。
 わざわざ「最近どうしてる?」なんて聞けないので、こうして年に一度の報告が届くのが楽しみです。
 コロナがおさまっていた時期に、お子さんを出産したばかりの同級生宅にお邪魔しました。母となった同級生が「この子が大っきくなる頃にはマスクなしで出歩ける世の中になってるといいな」と言った言葉がとても記憶に残りました。年賀状の子のように、その赤ちゃんも大きくなっていく姿が目に浮かびました。同時に、その頃にはどんな社会になってるだろうかと考えてみました。コロナは?自然環境は?今回の作品にあるような大きな戦争が起こったら…?私にできることはそんなにないかもしれないけど、彼女たちに恥ずかしくないように生きていたいと思いました。


今作品では、終戦直後のキャバレーで働く踊子の役です。
総一朗さんから、「ストリッパーのようなイメージ」と聞き、ネットの映像資料だけではいけないと思い、初めてストリップ劇場へ行きました。ダンサーの方々はみんなきれいで天使のようで、こういう職業があるのだなぁと勉強になりました。
 映画「一枚のハガキ」の舞台化ということで、自分の役割は?映画との違いは?戦争、女性、貧しさについて…などなど、もっと何ができるだろうか?と考える日々です。素晴らしい作品を、より豊かにする一員になれたらと思います。





お稽古時の志啓さんを撮影!
踊り終わると自然と皆さんから拍手がo(^▽^)o
本当に妖艶で色っぽくて素敵です!
是非、皆さまお楽しみにーー!!by上林•夏目


次回の更新予定は2/13日です!
宜しくお願いいたします。
| 稽古場日記::一枚のハガキ | 12:03 | comments (x) | trackback (x) |
芝居以外の見どころも!?
「愛国婦人会」で出演します、茂在眞由美です。久し振りの舞台で、毎日の稽古にワクワクドキドキ、初心に帰り日々精進しております。
劇中で御神楽の場面があるのですが、そこで篠笛を担当しております。
得意の太鼓を教えながら改めて気づくことや再確認することもあります。いま稽古場で演技や演奏の魅力を再発見しています。

ハガキ・手紙についてのエピソードということで…
私の大学時代は携帯なんてまだ普及しておらず、電話か手紙でのやり取りでした。筆不精ながらもよく友達に手紙を出したりしていましたが、一度相手に届かなかった手紙があります。

私が出した手紙が届く頃に友達から電話をもらい、手紙の話をしているのですが相手はちんぷんかんぷん…。手紙が届いていないのですから当たり前ですね。その後もその手紙は届かなかったようです。どこへ行ってしまったのか…
偶然の電話でしたが、今よりも以心伝心のような偶然が多かったように思います。伝えたい思いが強かったということでしょうか…?

『一枚のハガキ』の時代はハガキすら簡単に届けることができず、一文字一文字心を込めて書いたのだと思います。届かないハガキもあったと思います。でも思いだけは必ず届いていたと信じたいです。






篠笛を練習されている茂在さんを激写しました(*´꒳`*)!!
御神楽のリーダーとして指導もしてくださっております。
いつもありがとうございます!by夏目



次回の更新は2/10です!
お楽しみに〜〜!

| 稽古場日記::一枚のハガキ | 20:00 | comments (x) | trackback (x) |
立ち稽古が始まりました
こんにちは!…ん?それとも、こんばんは??
第3回は準劇団員の加藤保奈美と、研修生の宮田瞳が担当いたします!
よろしくお願いいたします!

稽古は今週から立ち稽古が始まりました。
役者一同、創意工夫をしながら進めております…!

さて、それでは今回のテーマ『ハガキ(手紙)にまつわるエピソード』について書きたいと思います。

【加藤保奈美のコメント】
愛国婦人会の一人を演じます。加藤保奈美です。一年の延期を経ていよいよ稽古がはじまりワクワクの日々です!

手紙といえば、20歳の誕生日に母から届いた手紙のことを思い出します。

当時私は警察学校にいました(役者の前は警察官だったんです)。
自分のことを考えられないくらい忙しく過ごしていたある日、寮に小包が届きました。
それは母からで、誕生日を祝う手紙とプレゼントでした。
私自身は誕生日を忘れていたのに、離れて暮らしている母はちゃんと覚えていてくれて、
大人の仲間入りをしたことを祝ってくれました。

手紙を開いて読んだ時の、胸の奥がじわわ〜んとあたたかくなっていく感覚。
今もその手紙を時々読み返すことがありますが、その度にあの頃の自分に戻ったような気持ちになります。

手紙は人の想いを残してくれるものだと思っています。
この『一枚のハガキ』は時代は違えども、現代を生きる私たちと変わらないこともあると思います。何を伝えるのか、何が伝わるのか…座組みの一員としてこれから精一杯がんばります!



【宮田瞳のコメント】
はじめまして。愛国婦人会の一人として出演させていただきます、宮田瞳です。

中学卒業の時、これまで育ててくれた両親へ手紙を書くことになりましたが、私はどうしても書きたくなくて白紙で封筒に入れたことがありました。今思えば反抗期ですが、両親には申し訳ないことをしたな...と思います。

ハガキや手紙は、どんどん馴染みの薄いものになってきました。LINEやSNS、ビデオ通話、zoom...すぐに繋がれる現代と違って、戦中・戦後の人たちは、どんな気持ちでハガキを書いていたのでしょうか。
便利な現代に生きている若輩の私が想像できるだろうかと不安になりますが、全力を尽くして当時を生きた人たちに近づきたいと思います。

今日から立ち稽古が始まりました。
少しずつ、積み上げていきたいと思います。





最後に稽古の風景をチラリ
おや…?これは一体…??





次回の投稿予定は2/7です!
宜しくお願いいたしますー!!
| 稽古場日記::一枚のハガキ | 17:11 | comments (x) | trackback (x) |
はじめまして!!
第2回ブログは私達が担当させていただきます!
紫藤雄太と、髙橋慧です!
どうぞ宜しくお願いいたします!

それぞれ、ハガキ・手紙にまつわるエピソードについて書かせていただきました✨


【紫藤雄太のコメント】
この度『一枚のハガキ』で下士官2の役を演じさせていただきます、紫藤雄太と申します。

ハガキというものには、正直、馴染みがありません。年賀状くらいでしかお目にかかることが無く、しかも昨今は、スマホのメッセージで年賀の挨拶を済ませてしまうこともあります。

そんな僕ですが、この作品に参加して、ハガキの温かみを感じました。まだまだ漠然と、具体的になっていない感性なのですが、

ハガキは温かい。

そう感じます。

吉澤さん演じる定造と服部さん演じる友子の架け橋となる「一枚のハガキ」。そこには様々な気持ちが込められていることでしょう。
また、中西さん演じる啓太にも多大な影響を与えるその「一枚のハガキ」。

「一枚のハガキ」を通して巻き起こされる登場人物全員の機微をお見逃し無く。

是非、3月16日から3月20日、こくみん共済coopホール/スペース・ゼロ(新宿駅南口)にお越しください。
心に刻まれる作品と出会いましょう。

紫藤雄太



【髙橋慧のコメント】
愛国婦人会の一人として出演させていただきます、髙橋慧です。

ハガキ・手紙にまつわるエピソードという事で、私の心に一番残っている手紙の話を。

「一枚のハガキ」の舞台、広島は私の父の故郷でした。
戦後間なく、原爆ドームの隣に建てられた仮小屋で父は生まれました。
何も無くなってしまった土地で、祖父母はお土産屋さんを営み、絵葉書を描いたり原爆ドームの写真を撮って売っていたそうです。

当時の広島の話を沢山聞かせてくれた父は一昨年、病でこの世を去りました。
生前の父が、私に残してくれた手紙には「あなたなら大丈夫」と何度も書いてありました。
それを読んでいると、本当に私は大丈夫だと思えてくるのです。
父に背中を押してもらっているような気がするのです。

人を想って書く文字には本当に力が宿るのだと思います。

戦争、病、コロナ禍。
自分の意思ではどうにもならないことが起こります。
行動が制限されたり、命の残り時間が少ないとわかったとき、自分なら、どんな行動をとれるだろう。大切な人に、なにを伝えられるだろう。

とても考えさせられる作品です。

今だからこそ「一枚のハガキ」を、観て下さる皆様の元へ無事届けられるように!
私も座組みの一員として、誠心誠意、頑張ります!

髙橋慧



次回の投稿予定は2/4です!
お楽しみにー!!
| 稽古場日記::一枚のハガキ | 19:07 | comments (x) | trackback (x) |

  
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