ジム!? お前本当は…
ジム役、黄レンジャー平林です。

稽古は、立ち稽古が1周して、全体像が見えてきました。
立ち稽古はまず俳優が自由に動いてみて、演出家が調整していくスタイル。シーンの区切りごとに何度か繰り返します。

台本を放して実際に会話してみると、役への理解が一層深まります。

読み稽古は、台本に書かれた事実をもとに、外側から自分の役を見ている感覚だったのですが、
立ち稽古は、自分の五感を頼りに、役の内面の変化を探っていきます。

前回、稽古開始時点でのジムを紹介しましたが、立ち稽古で気づいたこと(修正点)は、
・それほど無口じゃない
・けっこう人付き合いが上手
・純粋にその場を楽しんでる

割と根本的な部分でスタートから勘違いしてた事がわかりました。(また恥汗汗)

立ち稽古2周目からは、割と細かい部分に演出が付いてるので、また変わっていくと思いますが…。

今回の座組みでは、立ち稽古初日から本番同様の仮セット、必要な小道具も全て揃えてくれました。
環境によっては、「バミリと椅子だけ」で立ち稽古をスタートする事もあります。
僕は無対象がとても苦手。そこに神経を使う必要がなく、芝居だけに集中できるのは本当に助かります。
裏付きの後輩たちが、肉体的にも精神的にも、その分を負担してくれてます。
コロナ禍の稽古では、稽古場はもちろん、小道具や持ち道具も、毎日消毒してくれてます。毎日安心して稽古できます。

劇団組織の底力を実感し、スタッフに本当に感謝。

【推しスタッフ紹介】



演出助手 小関瑞穂さん。
劇団昴唯一の専属演出部。
丁寧な日本語と澄んだ力強い声で、稽古場を仕切る才女。
だが、同期と話す時はやんちゃキャラに変貌。そのギャップも推し要素。
勉強会『ジゼル〜』から続けてお世話になってます。
マスクの下の素顔は見たことない。
(個人の感想です)
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 22:01 | comments (x) | trackback (x) |
『時の過ぎゆくままに』
え?
ブログ係もう一周したの??

五人っきゃいないから早い早い、
そんなわけで再び、最年長のアカレンジャー永井です。

最年少の紅一点=あんどうさくらがモモレンジャーなのは当然として(ピンクじゃなくてモモ。“さくら”だけどモモ。)、

高草量平演じる控えめな好青年ブレンダンも、ぴったりミドレンジャーにハマる気がするものの…

実を言うと、
僕も厳密にはゴレンジャー世代ではありませんで。

仮面ライダー1号2号こそ我が幼少時のヒーロー♪
土曜の夜7時半、テレビ前にひとり陣取りライダーキックにしびれ、
8時には『全員集合』して、家族と一緒にバカ笑い。…典型的な昭和の子供でした。

余談ですが、
(ここまでも ずっと余談ですけど)、

いずれ世の中が落ち着いたら、
志村けんさんには国民栄誉賞をあげてほしいなぁ~、僕は厳密には加トちゃん世代ですけど。
ドリフの笑いが、あの頃の日本中の子供達の心をどれほど明るくしてくれたことでしょう。

そうそう、
昨年はもう一人、昭和の人々の心を豊かにしてくれた巨星が世を去りましたっけ。
作曲家・筒美京平氏。
作詞家・阿久悠氏や松本隆氏との共作で生み出された名曲たちは、まさに“3分間のドラマ”でした。


「時代の節目」。
…昨年来よく耳にする言葉ですが、

僕はどうもこの“節目”に鈍感で。

あって当たり前の物や、
いて当たり前の人を失くした時に、
「ああ、いつの間にか、時はうつろっているんだなぁ」
と、遅ればせながら気づくだけ。。


『The Weir ~堰~』の登場人物たちも、
“時のうつろい”に戸惑ってばかり。
思い煩うことと言えば、
『世代の差』『昔と今』『田舎と都会』『男と女』。
そして『生と死』『この世とあの世』…。

あ、ちなみに筒美&松本コンビの代表作『木綿のハンカチーフ』も、このドラマとちょこっと関係してたりして。

本日のブログの題名『時の過ぎゆくままに』も。ただしこちらは阿久悠&大野克夫コンビ。時は過ぎてもジュリーは不滅です。

余談ついでにもうひとつ。
今回の稽古場は、僕にとって初めての点が一つ。

キャスト内では僕が最年長。
舞台監督の三輪学をはじめ 稽古を手伝ってくれているのは、みんな座内の後輩。





加えて
演出の小笠原さんは超ジェントルマン♪

結果、みんなが丁寧語で話しかけてきます。

うーむ…
時は過ぎ行き、
歳は増えるばかり。。
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 22:23 | comments (x) | trackback (x) |
新設??Bar SUBARU
こんにちは、ヴァレリー役のあんどうさくらです。

始まってしまうと早いもので先日立稽古が始まりました。
本読み稽古で丁寧にそれぞれの考えや疑問をすり合わせ立ち稽古に入りますが、立ってみるとまた色々見え方・考え方が変わってきます。
じわじわ立体的になっていく様がたまらん…と身もだえ。
自粛続きで稀薄になっていた人と人とのコミュニケーションも影響してか、バーという小さいコミュニティのあたたかさがすごく沁みるなあ、と。

今回はPit昴での公演なので、本番と同じ場所で稽古をします。
本番に向けて準備し少しずつセットを立て込んでいくのですが、立ち稽古初日には早くも立派なバーが稽古場に出現。
コロナ禍ですっかり飲み屋から遠ざかっている一同、大興奮でした。

今回はチラシにもある通りアイルランドの田舎のバーが舞台なのですが、Pit昴との親和性も抜群です。


さてはて、役のことで言えばこのヴァレリー。三十代の女性でダブリンからこのバーがあるアイルランドの片田舎に越してきます。
個人的には年齢も、比較的都会に住んでいるということも共通するところはありますが、果たしてなぜ都会から田舎へ来たのだろう。
なかなか多くは語れませんが…本番を終えるまで彼女の人生に寄り添って励みたいと思います。



初回のブログで永井さんがゴレンジャーと例えておりましたが、そうなるとヴァレリーはピンクなのか!?カクレンジャー世代としてはホワイトもあるな??!などと、ピントのずれた方向へ思考をとばしたり。
ア!でも千社札はピンクだなあ!!?
果たしてピンク的活躍はあるのか??!こうご期待!!



そして…
7月31日は~~~!フィンバー役岩田翼さんのお誕生日でした!!わ~~~!!!



今回はおうち時間を彩るかわいいお花と、これまたおうち時間をハッピーにするギネス・ビールをプレゼント!
裏でお手伝いしてくれている新人の子たちが用意してくれました。いわずと知れたアイルランド発祥のビール!台本にも出てきます。粋だな~~!
翼さんもにっこり~~!おめでとうございました!!

| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 14:00 | comments (x) | trackback (x) |
Weir 読み合わせ
ブレンダン役 高草 量平です。

感染予防と検温しつつ、稽古場は読み合わせを行なっています。

【読み合わせ】ではありますが、ただ台本の活字を読む。というより登場人物の性格、心の闇、エゴ、等の様々な部分を演出家と共に分析しています。今回の作品は登場人物のそんな部分が炙り出される様な感じがします。

BARのマスターブレンダン役はどうなんでしょう?

浮かんだ言葉は【孤独】です。

わたしの孤独エピソード

上京した22歳くらいの時、空腹で目が覚めて、ご飯を食べようと実家の炊飯器を探したつもりがそこは実家ではなく、引越したばかりのガランとした風呂無しボロアパート、、部屋は隙間風、、すんごい孤独を感じましたね〜。
孤独感の後は人が恋しくなりました。

weirの人々も夜な夜なブレンダンのBARに集ってきます。

果たしてどんなエピソードや会話が繰り広げられるのか!?お楽しみに、、。

劇団の検温グッズ。稽古場に入る際に記録しています。



| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 00:04 | comments (x) | trackback (x) |
『フィンバー・マック』
フィンバー・マック役の岩田翼です。

前々回のブログ記事でジャック・ムレン役の永井誠さんが書かれたゴレンジャーに話を戻すと、前回ブログ担当の平林弘太朗さん演じるジム・カランは大食漢のキレンジャー(実際のこの役は大酒飲みですが)ということでしたが、僕のフィンバー役はさしずめ、とても現実的で世慣れたアオレンジャーでしょうか。

『フィンバー・マック』
40代後半。4人の男たちの中で唯一の既婚者。舞台となる田舎町を離れて都会暮らし。土地の実力者だった父から土地と財産を受け継ぎ、現在はレストランとホテルを経営。超常現象などは信じない。

ちなみに、マックというのはアイルランドの言葉で「~の息子」を意味するそうです。「マクドナルド」は「ドナルドさんの息子」。そういえばこの作品の作者も「コナー・マクフィアソン」。偉大な父の存在を感じる名前ですね。



アオレンジャーといえば、この日は青いTシャツを着て読み合わせの稽古にのぞんでいました。



この時期、こんな色のTシャツで思い浮かぶのは、やっぱりオリンピックのサッカー日本代表かな!

実は、7月25日にさいたまスタジアムで行われたオリンピックのサッカーグループリーグのチケットを持っていました。予選リーグは1枚のチケットで午前と午後の2試合を観戦できる予定でした。一年以上前に何十枚分も応募して唯一当選して購入。その頃は対戦カードもわかっていませんでしたが、ふたを開けてみれば、午前は「南アフリカ 対 フランス」。そして午後はなんと「日本 対 メキシコ」という好カード!

無観客試合となってテレビでの観戦となりましたが、前回リオオリンピック金メダルのメキシコ相手に日本が劇的勝利!

本当に観たかったし、家族にも観せたかった・・・。



無観客で行われる試合について、試合前日に主将の吉田麻也選手の語っていた言葉が印象的でした。「国民みんなのお金を使って開催しているオリンピックの試合を国民が生で観られないなら、一体誰のためのオリンピックなのか。自分たちも命をかけてやっている以上、実際の観客の前で試合をしたい。そして子供たちに夢を与えたい。とにかく有観客、無観客の是非についてもう一度、真剣に議論してもらいたい。」と。

テレビで観る試合や配信で観る舞台公演ももちろん良い物ですが、直接目の当たりにするものはやはり特別だと思います。昔、父と飯田橋の交差点で見た男子マラソンのトップ選手たち。30キロ以上走ってきたとは思えない、普通の人の全力疾走以上なのではないかと思えるスピードに受けた衝撃や、初めて歌舞伎座で團十郎や菊五郎や玉三郎を見た時の圧倒的な華。

感染対策や安全はもちろん最優先ですし、リモートや配信が主流になって仕事が効率的になるのはとても良いことだと思います。じゃあどこで人と本当に触れ合い、つながり、温かみを感じるか。

ありがたいことに僕たちには観客の皆さんがいらっしゃいます。

目に見えるものしか信じないフィンバー・マックなら「舞台はやっぱり生だろ」って言いそうだなぁ。
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 23:57 | comments (x) | trackback (x) |
ジム初号機
ジム役の平林弘太朗です。
ジムは、キャラ設定でいろいろ遊べそうな役で、台本を読みながら変なキャラを思いついては、一人でニヤニヤしてます。

今回は稽古開始時点のジムをご紹介します。
稽古を重ねてどんな人物が出来上がるか、是非、本番を観て答え合わせしてください。

『ジム・カラン』
40代男性。年老いた母親と2人暮らし。独身。
定職なし。みんなの弟分的存在。
競馬が得意。積極的に発言はしない。
たまに喋る事は、感情よりもデータに基づいているものが多い。

以上が台本からすぐに読み取れる事です。

作り込み要素としては、

第一印象で、ジムには現代ならば病名がついてしまうような、なんらかのコミュニケーション障がいがあるように感じ、初日の読み稽古に持ち込んでみました。
でもその後のディスカッションで「障がいなどの身体的要因よりは、社会的な要因で性格が形成されるほうがベター」という事になり、即引っ込めました。(恥汗汗)

結果、
お人好しで控えめ故に他人から軽んじられる事はあるが、堅実で粘り強く、仕事を黙々とこなすタイプ。記憶力と五感が優れている現実主義者。

を稽古スタート時の設定としました。

……自分で読み返してみてもイマイチイメージが掴めないのですが、これからの稽古でどう膨らんでいくか楽しみな部分です。

秘密ですが、「田舎に埋もれた天才キャラ」を試してみたい欲望も捨てきれず、チャンスを狙ってたりもします。
演出の小笠原さんとは初めてご一緒します。
座組みの皆がものおじせずに発言でき、アイデアを出し合える非常にいい雰囲気の稽古です。
僕は調子に乗りやすいたちなので、悪ノリしないように自制が必要ですが。

稽古後の台本の写真撮りました。
稽古中、課題点やリサーチが必要な部分にとりあえず付箋を貼るのですが、2日間の読み稽古であっという間に増えてしまいました。
この付箋が、稽古が進むにつれ少しづつ減っていくのも楽しみの一つです。(オレンジの付箋)


| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 15:47 | comments (x) | trackback (x) |
ウィー・アー『ザ・ウィアー(The Weir)』!!
始まりましたっ♪
久しぶりの昴公演『The Weir~堰(せき)~』の稽古が、昨日スタートしました。

劇団の本公演としては、昨年暮れの『アルジャーノンに花束を』以来。
“新作”の本公演に限って言えば『君恋し~花の咲かなかった男~』以来、かれこれ約2年振り!







思えば昨春。
最初の緊急事態宣言のため、6月に公演の予定だった本作の稽古が見送りになった際には「このままお蔵入りか‥」と思いましたが…
このたび 1年余りの時を経て、ようやく実現の運びとなりました。いやぁ~稽古初日の顔合わせをこんなに待ち望んだ事が、かつてあっただろうか‥。


くしくも昨日は東京五輪開会式。
世の中オリンピック一色になるであろうこの夏ですが、

われら『ウィアー』チームは、
パラリンピックも閉幕した9月10日に、
『スポーツ観戦の夏』を過ごした皆々様へ、
『ゲイジュツ鑑賞の秋』をお楽しみいただく作品をお見せ致すべく、

大汗をかきかき、“静かぁ~に”、
稽古に励んでまいる所存です!


…えーと、
いつ言おうかと思ってタイミングを逸し続けている私は、出演者の一人=永井誠ですが、

なぜ『静かぁ~』な稽古なのかと言えば、

『不要な会話や大声を避け、スタッフも必要最小限で』…つまりはコロナ対策のため、ということもあるのですが…

そもそも、出演者が少ないのですヨ。
たった5人。かわいい座組み♪



左からフィンバー役の岩田翼。
ジャック役の永井。
ヴァレリー役のあんどうさくら。
ジム役の平林弘太朗。
ブレンダン役の高草量平。


『紅一点の、5人組』。
…とくれば、私世代では真っ先に『秘密戦隊ゴレンジャー』が思い浮かぶわけですが、

特に誰が主役ともつかないこの作品の中で、
『年長だから一応リーダー』的なジャックは、ゴレンジャーにおけるアカレンジャー
そのものだったりします。

仮面ライダーならいざ知らず、アカレンジャーひとりで一体何が出来ましょう?
あくまで「五人揃って、ゴレンジャー!」

キャスト五人、力を合わせて佳い作品を作り上げていきたいと思っています。

…と、なんとなくまとまったところで
本日はここまで。

次回は“キレンジャー”こと平林弘太朗の担当です。

| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 18:03 | comments (x) | trackback (x) |
『プカプカ漂流記』無事、終演いたしました!
こんにちは!
ブログリレーも寺内よりえさんで最終ランナーとなり、今回のブログはブログ担当の西岡萌絵(Bチーム林真弓役)が務めます。


去年の春に上演を延期いたしました『プカプカ漂流記』は2021年1月24日17時の回をもちまして、無事終演いたしました!



このコロナ禍の中ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました!
心から感謝いたします。

また今回、劇場にお越しいただけないお客様にも舞台をお届けしたいと思い、舞台の映像配信を行いました。嬉しいことにご好評を頂きまして、1月31日(日)迄、配信期間の延長を致しております。
ご来場が叶わなかった方、舞台はご覧になって更に映像でもお楽しみになりたい方、AもBも両方ともご覧になりたい方、ご自宅でご視聴が可能です。是非とも映像配信で『プカプカ漂流記』をお楽しみくださいませ。
以下のチケットぴあからお手続きをお願い致します。
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2025825



先輩に教えていただいたのですが、劇団の創設者福田恆存が言ったとされる言葉で、「演劇とは、舞台と客席との間に起こる「何か」だ」というものがあるそうです。
ここまで聞いて、私の演劇学校時代の講師が同じことを言っていたのを思い出しました。
だから、客席の笑い声に俳優は一喜一憂し、涙を拭うお客様が目に入り、客席と舞台上で思いを共有できたと思った瞬間は、俳優自身も感動するのだと感じました。
私は、この瞬間にはいつも、こんなに誰かと心を一つにできるなら生きててよかった、と思います。


さて、『プカプカ漂流記』は無事終演し映像配信を残すのみとなりましたが、劇団昴の公演は2021年秋の『The weir -堰-』、そして北村総一朗さん演出の2022年春の『一枚のハガキ』へと続く予定です。



皆様、どうぞお楽しみにお待ちください!

| 稽古場日記::ザ・サード・ステージLABO『プカプカ漂流記』 | 10:12 | comments (x) | trackback (x) |
遠藤泰子役・寺内よりえ
要田禎子さんから「オレンジ色好き」とご紹介いただきました
寺内よりえです。

橙系統の色見本まで載せていただいて………
やっぱりヨーダ(愛を込めて、こう呼んでおります)はこだわりの人?笑

因みに、私の好きなオレンジ色は〜【黄色ベースのオレンジ】です。
夕焼けの空模様はテンション上がリます!
劇中で小島やえちゃんの台詞に「夕焼けがきれいです。」とあり、大好きな瞬間です!



さて,私演じる【遠藤泰子】は「ドレミの方舟」の中心である【遠藤卓也】=おっちゃん先生の妻です。
おっちゃん先生の思いを託され,教団の女性たちと“漂流”の日々です。
疲れや不安から次第に昂まるおんな達の言動で湧き上がる葛藤、そして
再会した峰岸とのおっちゃん先生への愛憎、その心情の揺れを観て頂けたら,と思います。

Q.自分の役(遠藤泰子)が、一つだけ無人島に持っていくとしたら、何ですか?

そんな遠藤泰子が、一つだけ無人島に持って行くとしたら⁈
ほぼ即答で【ロザリオ】です!
妻の立場より、信者として生きてきた女性ですからね。
信仰心の象徴であるロザリオがあれば、たとえ無人島でも,そこが彼女の在るべき場所となるでしょう。


最後にこのブログリレーのトップに登場した【岡本秀子】役の林佳代子さんを紹介致します。



身軽で柔軟な身体能力を活かし
劇中の冒頭シーンのムーブメントを担当したリ、“花嫁人形”を自らの振付で舞っています。



多才で、頼もしい後輩です!
2022年春 上演『一枚のハガキ』(原作=新藤兼人 脚色=古川健 演出=北村総一朗)に出演します。

| 稽古場日記::ザ・サード・ステージLABO『プカプカ漂流記』 | 01:08 | comments (x) | trackback (x) |
峰岸清美役・要田禎子
石井ゆきさんから、「こだわりが強いんじゃ」とご紹介をうけました、要田禎子ようださちこです。そんな事はないんですが。歌舞伎揚は好きです。


 
 九州のある港町で「ドレミの方舟」の人達を迎えるシスター峰岸清美役です。
峰岸は以前おっちゃん先生や遠藤さん達と聖書研究会で一緒でした。世間からバッシングを受けている方舟の人達を峰岸は温かく迎えます。そしてこれから峰岸も方舟の人達と同様にプカプカと波に揺られる事になるのです。

Q 自分の役(峰岸清美)が何か一つ無人島に待って行くとしたら?
咄嗟にだったら新約聖書。熟考した上だったら旧約聖書。

さて、ブログリレーのトリは寺内よりえさんです。


↑好きな色だわと姉様が言った私のオレンジのセーター

 よりえさんとは何度か共演した事があります。ある時は本妻と愛人、勿論本妻がよりえさん。ある時は中年の姉妹、勿論姉がよりえさん。さてさて今回はどんな関係でしょう?どうぞ舞台をご覧くださいませ。


↑実はこの色が良いのか?
 姉様のセーター。

 よりえさんは、日頃忘れがちな当たり前の事を的確な時に明確にピシリと指摘してくださる有難い先輩です。老姉妹のお芝居をやった関係で以後私は時々「よりえ姉様」と呼びかけてメールすることもあります。
 よりえ姉様の好きな色はオレンジなのだそうですが、何となくオレンジっぽいのが好きというのではなく、かなり明確に「この色」のオレンジがあるらしいのです。姉様の好みにジャストミートするのは中々難しいのです。姉様はこだわりが強いのではなく明確なんです。聡明って事ね。


↑おそらくこの中にも好みの色は無いんだろうなぁ。姉様はムズカシイ。

| 稽古場日記::ザ・サード・ステージLABO『プカプカ漂流記』 | 23:55 | comments (x) | trackback (x) |

  
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