演出家、眞鍋卓嗣さん
本日の稽古場ブログは、エレン・ホームズ役 姉崎公美です。

なんと劇団での公演は2018年、Pit昴での「ダウィー婦人の勲章」以来ですので…6年ぶり?

裏に付くスタッフメンバーはもちろん、共演メンバーにも、初めて接点を持つ若者が何人もいて、
ようやく名前がサクサク出るようになったところです。


さて、本日は、昴と初めてのタッグとなる演出家、俳優座の眞鍋卓嗣さんのご紹介を致します。

眞鍋さんの今までのお仕事や、輝かしい受賞歴は
ちょっと検索していただけば、すぐに、たーくさん出て参りますので(上演パンフレットにも掲載されるかと思いますし。)今回は違う側面をご紹介できたらと、質問形式に致しました。

①おいくつですか?
「49才です。」

②ご出身は?
「東京です」
(幼少時代は板橋だそうですょ)

③劇団昴のイメージ?
「外画、吹き替えの仕事をしている人が多いというイメージ。芝居を観ても外国人役がうまい…みたいな」
(なるほど…)

④俳優座劇場が無くなりますが、何か思いなど…
「僕は劇場より、どちらかと言えば5階の稽古場の方が思い入れがあるのですが、劇団の劇場があるという事は貴重な事。ロシアなど海外のように、劇団と劇場と養成所が三位一体となり創作する事がよい形だと思う。」
(残念ですね~。かつて三百人劇場を無くした経験のある私達です。客席の椅子が全部取り払われた劇場を見て、劇場が無くなるという事は文化が無くなるという事だと思った。俳優座劇場は昴もお世話になりました。5階の稽古場もステキな空間です。ありがとう、俳優座劇場!)


⑤この芝居について何か
「サイモン・スティーヴンスの作品は、『夜中に犬に起こった奇妙な事件』に代表されるように、ウマイ台詞、会話、自然だし見応えがある。いつかやりたいと思っていた。難易度高いと思います。心境の説明がほとんどないのですが、その台詞を何故言ってるか分かると心が感じられる。遣り甲斐がある。」
(何を言うかでなく、何故言うか…演技の基本ですかね。難易度高い…です。)


こんな風に、稽古中にもおっしゃっている言葉を挟みながらのお答を頂きました。



眞鍋さんは、昴が8月の朗読会で取り上げた、「とりつくしま」を、かつて俳優座で芝居にされているのですが、その頃から個人的に大変興味を持たせていただいておりました。


今、稽古は「読み」がそろそろ終わろうかという段階ですが、さてどんな眞鍋マジックが展開されるのか?楽しみなのは私だけではないハズです。

眞鍋さんと一緒に参加されている、同じく俳優座所属の演出助手、中村圭吾さん、そして連日のように稽古に参加されている翻訳家の広田敦郎さんも、後日ご紹介させていただきますね。


「コロナ禍」を乗り切ったかと思いきや、まだまだマスク着用の稽古場です。最後まで油断する事なく、頑張ります‼


姉崎公美
| 稽古場日記::広い世界のほとりに | 19:42 | comments (x) | trackback (x) |
キャスト紹介
おはようございます!
本日のブログは舞山裕子が担当させていただきます!

「広い世界のほとりに」は、家族三世代のお話です。
英国マンチェスター郊外に住む家族ですが、稽古を進めていく中で、日本に住む私たちでも共感することが多々あります。どの立場でどんな感情や行動に共感・反発するのかは、この作品を観る今の自分が置かれている状況によって全く受け取り方が違うんだろうな~と思いながら「家族」というものに日々向き合っています。

さてさて今回のブログでは僭越ながら私がキャスト紹介をさせていただきます。(すべて写真の右側から敬称を省略)



チャーリー・ホームズ
 「金尾 哲夫」(かなお てつお)
ピーター・ホームズ
 「江﨑 泰介」(えさき たいすけ)
クリストファー・ホームズ
 「福田 匡伸」(ふくだ まさのぶ)

金尾さんとは「ラインの監視」の時に共演していて、私と年の差の夫婦役でした。今回は三世代の一番上、おじいちゃん役です。おじいちゃんなのですが…色気があって佇まいがカッコイイ!!女子高生にも「ダンディ!!」と人気な尊敬するベテランの先輩です。

父親役の江﨑さんは、座内では照明も仕込めていつも笑顔で穏やかでお酒が大好きなみんなの頼れるお兄さん的存在です。でも今回はお兄さんではなくお父さん!普段見ることのできない葛藤する姿や苦悩する姿が必見ですよ!!

次男役の福田くんは「劇団昴附属養成所」の1期生です。入学当時から観てきた私は彼の成長していく姿に胸が熱くなります。普段明るい笑顔の彼ですが、初めて先輩たちにもまれて必死にくらいついている姿が、必死に生きようとしているクリストファーと重なります。どう転がっていくか楽しみです。



サラ・ブラック
 「賀原 美空」(がはら みく)
アリス・ホームズ
 「落合 るみ」(おちあい るみ)
スーザン・レイノルズ
 「舞山 裕子」(まやま ゆうこ)

賀原さんも福田くんと同じく1期生です。彼女は養成所の頃から本当に努力家で頑張り屋さんなんです。彼女自身から湧き上がる情熱と今回の作品にかける思いが重なり、相乗効果で稽古場に気持ちのいい緊張感が漂います。これからが楽しみな後輩です!

るみさんとは「暗いところで待ち合わせ」以来の共演です。とてもかわいらしい雰囲気の先輩ですが、読みに入るとその魅力的な声にまずやられます。休憩中にちょこんと座ってクリっとした目で周りをみている姿はポメ〇〇アンみたいなんです。こんなチャーミングな先輩がどんな母親になっていくのか…楽しみです。

そして私、舞山です。
今回のキャスト紹介ですが、みんな名前の読み方か難しいのでフリガナを記載しました。私も現場でよく「まいやま」と間違えられてしまいますが本当は「まやま」です!これを機にキャストの名前を覚えていただけるととってもとっても嬉しいです。



ジョン・ロビンソン
 「須々田 浩伎」(すすた ひろき)
ポール・ダンジガー
 「赤江 隼平」(あかえ しゅんぺい)

須々田くん(通称すす)のトレードマークは大きな目と高い身長にくるくるの髪の毛です。遠くからでも探せます(笑)個性的な魅力をもっていて憎めない可愛らしい後輩です。この憎めない個性的な魅力が今回はまっているように思います。要チェックです!

赤江くんも、賀原さん・福田くんと同期の1期生です。「マーヴィンの部屋」で先に本公演デビューをしていますが、劇団若手きっての高身長イケメンさんです!人当たりのいい彼ですが、ちょいちょい会話が「ノーソール(心がこもってない?!)」(笑)。「おい~そこノーソール!!!」「いやいやちゃんと思ってますってば~」っとそんな軽口を交わしながら和気あいあいと稽古場を和ませるムードメーカーです。



エレン・ホームズ
 「姉崎 公美」(あねざき くみ)
アレックス・ホームズ
 「笹井 達規」(ささい たつき)

姉崎さんは「ダウイー夫人の勲章」以来の本公演です。初めて一緒の舞台に参加しますが、すばる倶楽部では中心となって活動してくださっているので、仕事では何度もお世話になっています。すごく発想豊かで自由な魅力のある先輩です。金尾さんと夫婦、おばあちゃん役ですがどんな夫婦になるか楽しみです。

笹井くんは今回ピータの長男役です。三世代目。18歳。イギリスでは成年。日本でも2022年4月から18歳は成年と変わりました。成年になるということは親権に服さなくなるという事、つまり親の同意なしに一人で契約できるようになるという事です。(ちなみに日本では飲酒や喫煙、競馬などの公営競技は20歳からです)子供と大人の境目のアレックスを悪戦苦闘しながら稽古に励んでいます。


15歳・18歳の息子、親、祖父母、三世代の家族のお話。そして彼らを取りまく人間たち。10人のキャストそれぞれの魅力を最大に引き出す演出家眞鍋卓嗣さんの演出!ぜひご期待ください!!10月2日から東池袋のあうるスポットで皆様をお待ちしてます!

| 稽古場日記::広い世界のほとりに | 19:34 | comments (x) | trackback (x) |
つるっつるの、まっさらの
劇団ブログをいつもご覧いただきありがとうございます。
ピーター・ホームズ役の江﨑泰介です。

ブログを担当するのは、2023年の『クリスマスキャロル』以来となるのでしょうか?何だか随分と時間が開いてしまったように思います。


さて、今回演じるのは二人の息子を持つ父親。18歳と15歳の思春期真っ盛りの難しい年頃の子供を持ち、奥さんとの関係も少し冷め気味…。
何とも普通な、何処にでもいそうな家族の姿。それでいて…それだからこそ難しい役です。

この作品は、シェイクスピアのような壮大な世界観やドラマが展開される事はありません。
イギリスの地方都市の片隅で暮らす家族の日常と、そして彼らを不意に襲う不幸な事故。その事をきっかけに、崩壊しかかる家族…。
ともすれば、現代を生きている私たちの誰もが同じことを経験する可能性がある、そんな作品です。

だからこそ、舞台に立つ俳優はその世界で生活している『等身大の』誰かを演じることが大切です。
今、こうして生きている誰もが、もしかしたら登場人物の誰かと一緒の立場になるかもしれない。
それを少しでも感じてもらう為には、【上手く演じる】とか【上手に喋る】といった意識は邪念でしかありません。
しかし、それを捨てることの、どれほど難しいことか…!

自分にまとわり付いている『演じるってこうだ!』という固定観念を脱ぎ捨て、つるっつるの、まっさらの、何にも染まっていない状態のピーターでいられるよう、この先の稽古に臨みたいと思ってます。


少し話は逸れますが、この作品の稽古が始まる前、外部作品の『ミュージカル 青い鳥』に出演する機会を頂きました。
その中で、旅をするチルチルとミチルの前に将来二人の弟として生まれてくる男の子が登場するシーンがありました。
彼は、生まれるとき3つの病気も一緒に持っていくと話し、それでどうなるの?と聞かれると、「死んでしまうのさ。」とだけ答えます。
その弟役を演じたのは、それが初舞台の小学2年生。
大きな声でハキハキと発した、「死んでしまうのさ。」という台詞が、何にも引っ掛かることなく心に刺さりました。
正に『スコーン!!』という擬音がピッタリなほど、きれいなストレート!

演じるとか何とか余計な事を考えない、純粋な一言が持つ言葉の力って、こんなにも凄いものなのか!と44歳のオジサンがわずか8歳の女の子に教えられた瞬間でした。


それと同じものを求めるわけではないですが、『台詞に書かれた言葉の持つ力』を信じて、劇場に観に来ていただいた全てのお客様の心に響く作品になるよう、この先も頑張ります!
どうぞ、10月2日から始まる『広い世界のほとりに』にご期待ください!
劇団員一同、劇場でお待ちしています!!

江﨑泰介
| 稽古場日記::広い世界のほとりに | 21:31 | comments (x) | trackback (x) |
ポール・ダンジガー役の赤江隼平です!
6月の舞台「マーヴィンズルーム」にお越しくださった皆様、改めてご来場頂きありがとうございました!

6月に引き続き、昴の本公演に出演致します!

台風直撃の中、10月公演「広い世界のほとりに」の稽古がスタートしました。
外は大雨、大荒れですが、稽古場内は柔らかな雰囲気の中にもしっかりとピリッとした空気もあり、とてもいい稽古場になっています!
本読みでは、演出家・眞鍋さん、翻訳・広田さんと舞台となるイギリスはマンチェスターの時代背景やキャラクター、各シーンの持つ意味などの意見交換をして作品をより深める作業を行っています!
稽古もまだまだ始まったばかりですが、初タッグとなる眞鍋さんと共に今年の昴のテーマ「家族」をお届けできるよう頑張ります!
そして、今回は僕と同じ1期生のメンバーも多く作品にキャスト、スタッフとして携わっています!
切磋琢磨し合いながら素敵な作品を創造していきます!
皆様どうぞお楽しみに!!
ご来場心よりお待ちしております‼︎‼︎



左:賀原美空さん
中:関谷あづみさん
右:福田匡伸さん
| 稽古場日記::広い世界のほとりに | 23:12 | comments (x) | trackback (x) |
「クリスマスキャロル」今年は終了!
スクルージー役の宮本充です。

本日は12月28日。

昨日、「徳島市民劇場例会」、「鳴門市民劇場例会」の2つの舞台を無事に終えることが出来ました。

11月の四国巡演中に、僕を含め出演者数名がインフルエンザにかかり、中止になっていた舞台が、ふたつの「市民劇場」さんのご尽力で復活したのです。

徳島市の会場で、昼と夜の2ステージ。
昼は、鳴門市民劇場さんの例会。
夜は徳島市民劇場さんの例会。

一度は諦めていた舞台だけに本当に嬉しいです。
2日遅れのクリスマスプレゼントのよう。

今朝、鳴門市のホテルを出発する時、鳴門市民劇場の方々がお見送りに来て下さいました。
幹事の女性の方が仰いました。
「昨日は素晴らしいプレゼントを有り難うございました」
僕が言いました。
「こちらこそ、最高のプレゼントを有り難うございました!」



「徳島阿波おどり空港」にて。
バスから出てきた面々。
疲れが半分、達成感が半分の顔。
今日は皆、ぐっすりと眠ることでしょう。

昨日の舞台で、今年の「クリスマス・キャロル」は終了!
四国の市民劇場の皆様、横浜演劇鑑賞協会の皆様、そして「座・高円寺」にお越し下さった皆様、本当に本当に有り難うございました!

| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 17:35 | comments (x) | trackback (x) |
次は徳島へ!
スクルージ役の宮本です。
昨日、「クリスマス・キャロル」の東京公演が無事に終わりました!
ご来場下さった皆さま、どうもありがとうございました!
Tシャツを買って下さった皆様、どうもありがとうございました!
エルタマにご支援頂いた皆さま、どうもありがとうございました!
サバ塩弁当、おいしかったです! 

僕は公演中、劇場近くのホテルに泊まっていました。
昨日の夜、久し振りに自宅に戻り、自分の枕でぐっすりと寝ました。
今朝は10時まで寝ていました。
 おっと、今日のブログは僕の担当。
でも、「(台詞)その力が……力がありません……」
芝居モードからすっかり日常モードに戻ってしまいました。
頭が回りません。
ポ~~ッとしています。
ソファーでゴロゴロしています。
使える写真もありません。
すみません、今日のブログはこの辺で。 

しかしポ~~としているのは今日だけ。
少し休んで、また「クリスマス・キャロル」の台本を開きます。
年末には徳島県へ!
その準備も始めなければ。

「Christmas is coming!」
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 16:29 | comments (x) | trackback (x) |
Christmas is coming

進行役の伊藤和晃です。
今から半世紀以上前の話で、おぼろげな記憶ですが… 
 当時私は某男子高校の学生でした。
その高校では英会話の授業があり、その担当教師はアイルランド人の若い美人。
彼女は刺激的過ぎるミニスカート姿で、白い太もも露に教壇に立ち、次々と学生に質問を浴びせます。
その学生が答えられないでぐずぐずしていると、
「Christmas is coming!」と連呼。
「早くしないと日が暮れちゃうわよ!」とか「ぼやぼやしてると正月が来ちまうぜ!」ぐらいの意味だと思ってはいましたが…答えはしどろもどろ…なかには小便ちびる奴も…(嘘です)
 今日はもう12月10日、クリスマスももう直ぐ、ぐずぐずせずに早くやらなければ…
Christmas is coming!
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 08:00 | comments (x) | trackback (x) |
あゝ、キャロル。
こんにちは!
牛山茂です。
幕開きに進行役として登場し、2幕では「現在の精霊」になります。
こちらの方がメインの役かもしれません。

 現在の精霊は、陽気でウィットに富んだ男。
昴では代々、陽気な役者が演じて来ました。
あ、そう言えば、私、6代目「クリスマス・キャロル」でも現在の精霊を演じてました……
陽気な男と思われているのか?
実はそうでもないんですけどねぇ、ふふふ。

 現在の精霊は、キャラクターに合わせて、衣装も毎回とても奇抜です。
前回は宇宙人みたいな衣装でした。
そして今回は……



まるで爬虫類……
この衣装、実はとても重いんです。
ひとりでは着られません。
幕間に、スタッフに着せてもらってます。
歩きにくくて、自分で裾を踏んだりすることも。
終わって脱ぐのもひと苦労。
でもお客様にはキャラに合っていると評判が良いんです。
爬虫類が┉?

お客様が楽しんで下さるなら、苦労の甲斐もある!

舞台も残りわずかとなりました。
この衣装も、もうすぐ着られなくなるのかと思うと、ちょっと寂しい気もします。
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 18:46 | comments (x) | trackback (x) |
公演前
過去のクリスマスの精霊 役(進行役)の林佳代子です。
高円寺の楽屋では、後輩3人が一緒のお部屋です。



今回のお芝居では、私以外は、みんな素敵なドレスを着ます。楽屋では皆さん、早替え等で時間にゆとりが無い中のお着替えなので、バタバタと、とても淑女とは思えぬ動きですが、舞台に上がると変身するのです。

歌の発声練習が始まる少し前の時間です。



今回は衣装担当の関泰子さん他、若手がすっかりスチームをかけてくれて、出番を待っている衣装達、その一部です。



これは、楽屋のモニターですが、まるで絵画のようです。丁度誰もいない舞台が映し出されています。

楽屋前の通路で発声を済ませたら、舞台に上がって皆んなで歌やダンスのチェックをします。私は、客席から傍観してパチリ。





背後からもパチリ



スクルージ宮本充画伯デザインのティム坊やのTシャツを着てリハーサル中の、ティム役の竹原優支君(中央)。





とても、いい笑顔で歌っているのは、今年から加わってくれた、江崎泰介君です。

彼は舞台上でワイン屋さんになるのですが、その衣装のこだわりがコレ!



で!お帽子!



わかりますか?
衣装さんのこだわりですね、ブドウとコルクの蓋が付いています。かわいいーー!
なかなか客席からでは、わからないところに、こだわりがあります!

さて、こだわりといえば、過去のクリスマスの精霊の、マジカルスティック…?



過去のクリスマスの精霊が、ハートの付いた棒を持っているのですが…。これ、実はムチなんです。馬を駆る時に使う本物。スクルージをペンペン叱咤激励するイメージで、演出家の許可をいただき私が選択した小道具です。衣装が白系なので、白くて先にハートが付いているのがいいなと呟きましたら、劇団員のイケメン(風)俳優、加藤和将君がとても器用で、希望通りの大きさと質感に仕込んでくれました。さらに衣装の仲村祐妃子さんが、石膏(風)のペイントを塗ってくださり、今年はスワロフスキー(風)が取れない様に施されています。ムチなのでもちろん、しなるんですよ。両手で持っている時に緊張すると力が入り、湾曲してます(笑)。



「私があなたの心に触れれば…!」
さぁ!今日も良いお芝居になる様、全力を尽くします!!
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 23:27 | comments (x) | trackback (x) |
仲良しさん
こんにちは。クラチット夫人、料理人、街の人 を演らせていただいております米倉紀之子(キシコ)です。
今回ご紹介させていただく主役は2人、ティム役の竹原優支(ユウシ)くん[児童劇団「大きな夢」所属]と
劇団昴男優 近藤瑞希です。

優支くんは、今年初めてティム役で来てくれました。 瑞希くんは最近では劇団昴公演『評決』に出演、今回の『クリスマス・キャロル 』では昨年に続きスタッフとして日々活躍しております。

今年の『クリスマス・キャロル 』の稽古が始まって少し経った頃、
ティムの母親クラチット夫人役のわたくし米倉は、ふと気付きました。
「2人、仲良しだなー」(母親役なのでビビッとキャッチしました^_^)
そして数日前、初めて聞いてみました。「瑞希のどこが好きなの?」
優支くん「んー、遊んでくれるところ」
「優支くんのどこが好きなの?」
瑞希「遊んでくれるところです」
(笑)
2人の間に流れている空気感は柔らかい優しい感じ。
優支くんは名前の通り、とっても優しい男の子。
優支くんの存在は、私達周囲を優しい気持ちにさせてくれます。
優支くんの優しさに、支えられているようです。
優支くんと瑞希の共通項はきっと優しさ、なのでしょう。

そして優支くんは、優しさに支えられてもいます!それはあーちゃん(優支くんのお祖母様、羽鳥久美子さん)です。稽古、四国の旅、そしてこの高円寺での公演と、ずっと傍で付き添っていらっしゃいます。
本番前に、二人でハイタッチをしている様子は本当に微笑ましく、素敵です。羽鳥さんのお孫さんへの愛情は本当に敢闘賞ものです!
座・高円寺における東京公演初日には、優支くんのお母様はじめ、ご家族が御観劇。
優支ティムの歌う「きよしこの夜」、その姿は本当にプロ、美しいです。
相棒の瑞希くんは今回バックヤードにての働きぶりですが、また舞台での演技も皆さま楽しみになさっていてください。

最後に今日、高円寺駅のホームから雄大な富士山が。
『クリスマス・キャロル 』東京公演も残すところ3ステージとなりました。
そして今年もあと3週間ほど。
皆さまどうぞ穏やかな毎日を。

| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 08:17 | comments (x) | trackback (x) |

  
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