ポスト・ショウ・トークのご案内
終演後に行われるトークイベント「ポスト・ショウ・トーク」、今回は、10日(日)、13日(水)、16日(土)の三日間、行われます。

なんと演出の鵜山仁氏に全日程ご参加頂くことになりました!!

各回、豪華なゲストをお呼びして、演出についてや創作エピソードなど、たっぷりお聞きします。

劇団昴からも出演者が登場いたします。どうぞ、終演後も合わせてお楽しみ下さい♪♪

●10日(日)14時の回
鵜山仁(演出) 水谷八也(『危機一髪』翻訳)

出演者:金子由之 姉崎公美 上領幸子 高草量平

進行:高山佳音里

●13日(水)14時の回
鵜山仁(演出) 堀尾幸男(舞台美術)

出演者:宮本充(進行役) 
   
    恐竜&マンモス

仕掛けの多いこの舞台。舞台装置の裏側についての解説コーナーも企画中です!

●16日(土)14時の回
鵜山仁(演出) 青井陽治(次回昴公演『石棺』演出)

出演者より
宮本充 米倉紀之子 

進行:磯辺万沙子

◆前売りチケット絶賛発売中です◆

ご予約は…

▽昴チケットコール
03-6907-8415(平日10〜18時)

▽電子チケットぴあ 0670-02-9999
(Pコード=419-331)
▽ローソンチケット 0570-000-407
(Lコード=31344)

料金…

一般5.500円
学生3.500円(昴チケットコールでのお取り扱いのみとなります。)
ペアチケット10.000円

9日(土)19時の回が残席わずかです。
他の日程は、まだ余裕がございます。
ご予約お待ちしております!


| 稽古場日記::危機一髪 | 19:25 | comments (x) | trackback (x) |
ミューズ三姉妹



左から、磯辺万沙子さん、江川泰子さん、高山佳音里ちゃん。
アヤシイ雰囲気を漂わせています。
三人は「ミューズ三姉妹」
一幕の中ほどで登場します。

ミューズとは、ギリシャ神話に出てくる、音楽、舞踊などを司る女神のこと。
ミュージックの語源です。
三人は舞台上で楽器も演奏します。
この写真は、それぞれが、自分の楽器を演奏しているポーズ。
さて何の楽器でしょう?
ひとつは、相当な技術が要求されるもの。
ひとつは、練習すれば、小学生でもすぐに演奏できるもの。
ひとつは、手に握らせれば、幼児でもすぐに演奏できるもの。
しかし、演技の途中、台詞の間に演奏するのは大変なこと。
お三方、稽古の合間に、よく練習しています。

氷河に襲われ、人類が危機一髪の時に、金子由之さんが家長を演じる家族の元に、この音楽の女神の三姉妹が助けを求めてやって来ます。
三人は寒さに震え、飢えています。
しかし、家の暖炉にくべる薪はもはや無く、食べ物も家族の分しか残っていません。
家族にとって、この三姉妹は厄介者。
さあ、どうする…!

人間は、衣食住が足りれば、音楽などの芸術がなくても、とりあえずは生きて行くことは出来ます。
しかし、それは本当に生きていると言えるのか。
心は生きていると言えるのか。
そんな崇高なテーマを、作者のワイルダーは見事に、爆笑のシーンにしています。

この場面では三姉妹の他にも、誰もが知っている、教科書に出てくる有名人達が、この家族の元に助けを求めてやって来ます。
その面々も、三姉妹に負けず劣らずアヤシイ人ばかり。
乞うご期待!

| 稽古場日記::危機一髪 | 01:43 | comments (x) | trackback (x) |
受付スタッフメンバーです!
今回も、公演中、劇団昴俳優陣が劇場にてお迎えいたします。

会場は、六本木俳優座劇場です!

出演者は勿論、私たち受付スタッフも、皆様とお会いできるのを楽しみにしております♪

6月9日(土)19時
金尾哲夫 岡田吉弘 遠藤英恵 佐藤しのぶ 石田博英 大坂史子 矢島祐果 奥田隆仁 茂在眞由美 小林由紀子 加賀谷崇文 槇乃萌美

10日(日)14時
久保田民絵 金尾哲夫 大矢朋子 江森正明 金澤君光 矢島祐果 奥田隆仁 茂在眞由美 大島大次郎 吉田直子 
 

11日(月)19時
金房求 林佳代子 福山廉士 松谷彼哉 新野美知 矢島祐果 奥田隆仁 中西陽介 茂在眞由美 小林由紀子 加賀谷崇文 槇乃萌美
 

12日(火)14時
星野亘 石井ゆき 林佳代子 新野美知 奥田隆仁 茂在眞由美 加賀谷崇文 本間薫 槇乃萌美  

13日(水)14時
寺内よりえ 奥原千加 湯屋敦子 矢島祐果 市川奈央子 茂在眞由美 小島千春 大島大次郎 原田康正 本間薫 

14日(木)19時
朝倉佐知 服部幸子 大坂史子 永井誠 新野美知 岩田翼 茂在眞由美 小林由紀子 吉澤恒多 高木裕平
 

15日(金)14時
竹村叔子 服部幸子 落合るみ 永井誠 矢島祐果 岩田翼 茂在眞由美 大島大次郎 舘田裕之 江崎泰介 高木裕平   
 

15日(金)19時
要田禎子 相沢恵子 永井誠 矢島祐果 岩田翼 茂在眞由美 大島大次郎 江崎泰介 吉澤恒多 舞山裕子 高木裕平

16日(土)14時
秋間登 佐藤しのぶ 湯屋敦子 大矢朋子 新野美知 矢島祐果 平林弘太朗 茂在眞由美 江崎泰介 あんどうさくら 

17日(日)14時
相沢恵子 石田博英 大坂史子 新野美知 矢島祐果 岩田翼 茂在眞由美 大島大次郎 吉田直子 江崎泰介

  
※受付メンバーは、当日、急遽、変更になる場合がございます。ご了承下さい。

劇団昴一同、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

 


| 稽古場日記::危機一髪 | 17:41 | comments (x) | trackback (x) |
町屋の稽古場電報 第2ポー


ヘンリー役の高草量平さん。
稽古場では、よく僕の隣に座っています。
今日の稽古後、見せてもらったのですが……その両拳はアザだらけ。
膝にもアザ。
肩も痛め、額もちょっと赤くなってます。
『危機一髪』、殺陣のシーンがあるわけではないんですよ。
でも高草さんは全身痛めています。
なぜならこのヘンリーという役、全身で悩み、苦しみ、のたうち回るシーンが幾つもあるからです。
高草さん、身体は日々痩せていってるそうです。
朝は4時にふと目覚めてしまうとか。

高草さん、闘ってます。
ヘンリーという役に何とか近づこうと必死なのです。
だから、肉体的にも精神的にもたくさん傷が出来てしまうのですね。

鵜山さんの演出は日々新しく生まれ変わり、演技への要求は緻密になってきています。
本番まであと9日、ヘンリーには、更に高度な演技が求められるでしょう。

ここが正念場です、がんばれ高草さん!

そんな、現在、修行僧のような高草さんのヘンリー、是非楽しみにしていてください!

| 稽古場日記::危機一髪 | 10:12 | comments (x) | trackback (x) |
衣装合わせ


床一面に置かれた服。
左にも沢山、吊るされています。

昨日は衣装合わせでした。
衣装プランナーの用意した衣装を、役者が初めて実際に着てみる日です。
そして場面ごとに、出演者が並んで立ち、演出家と衣装プランナーが全体のバランスを見ていきます。
バランスが合わないところがあれば、その場で、別の衣装に差し替えます。
オーケーならば、あとは寸法が合っているか、着心地が良いかなどをチェックします。
新たな直しが入ったり、結局、この日で決まらない場合もあります。
時間がかかる、根気のいる作業です。



左が演出の鵜山仁さん、右が衣装プランナーの萩野緑さん。
衣装をチェックしているところ。
後で、緑さんに、ちょっとお話を伺いました。

―「危機一髪」って、かなり奇想天外なお話ですが、逆にその分、プランナーが自分のイメージで自由にやれるような気もします。そのへんはどうでした?
「いいえ、大変でした!」
―例えば、どの衣装が?
「占い師です」
―それは何故?
「この人物は、善なのか、悪なのか。神ともとれるし、ただの俗物のおばさんともとれる」
―確かに。
「私達が占い師と聞いた時に浮かべるようなベタなイメージじゃ駄目だなと。衣装というのは、そのキャラクターを限定してしまう場合があるんです。衣装で、作品の持つイメージを限定してしまうのが、戯曲の持つダイナミズムを打ち消してしまうのが勿体ない気がして。衣装なんて、いらないんじゃないかと思ったくらい!」

そのわりには、出来あがった衣装は、どれも遊び心たっぷりで、緑さん、結構、楽しんでるように見えますが…



塩ビのプレートに貼られたテープ。
出演者の名前が書かれています。
何に使うのかというと…



役者が、自分の靴が決まったら、こうして中に、自分の名前のテープを貼っておくのです。



靴の外側に貼っている間抜けなヤツ。
仕方ないか。なんせ初舞台だから。
第2ポー、楽しみにしてるよ
| 稽古場日記::危機一髪 | 23:12 | comments (x) | trackback (x) |
おしえて!イッパツ先生!!第2回
担当している劇団員、やる気出しました。



携帯電話の方はこちら

次回ももっとやる気出す予定です!お楽しみに!

追記:
今回もニコニコ動画さんのほうにも動画アップしてあります!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17973969
| 稽古場日記::危機一髪 | 14:49 | comments (x) | trackback (x) |
立ち稽古の風景
立ち稽古風景です。



携帯電話の方はこちら

今回も、あんどうさくらさんがお気に入りのシーンを抜粋。

責任編集。

さくらちゃんの笑いの好みもわかっちゃいます。
| 稽古場日記::危機一髪 | 00:20 | comments (x) | trackback (x) |
おしえて!イッパツ先生!!第1回
劇団公式です。ほんとですっ!ごらんください。



携帯電話の方はこちら

ニコニコ動画さんのほうにも同じ動画をUPしてあります。
是非そちらのほうでもコメント機能など使ってお楽しみください!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17951523
| 稽古場日記::危機一髪 | 05:28 | comments (x) | trackback (x) |
頼もしき人々
今回はスタッフの紹介です。



舞台監督助手の高木俊介さん。
昴の公演では何度もお世話になっています。
カメラを向けると、サッと、このポーズをとりました。
昴には、草野球チームがあり、昴の俳優の他に、他の劇団の俳優さん、照明さん、音響さんなども参加しているのですが、高木さんも昴野球部のメンバーです
今回は、舞台転換がかなりハードになりそう。
バットを金ヅチに持ちかえて、どうぞ宜しく!



田徳真尚(たとくまなぶ)。
裏方の助っ人として参加してくれました。
田徳といえば、一昨年の「機械じかけのピアノのための未完成の戯曲」のゴーロフ役が記憶に新しいところ。
病気の妻を思う実直な男の悲哀がよく出ていました。
本人も、ゴーロフにぴったりな、とても優しく、穏やかな顔をしています。
ただし、顔から下は別人。
驚くほど屈強な肉体をしています!
劇団に入る前は、なんと海上自衛隊にいました。
地獄の訓練、不発弾の処理、大波にさらわれそうになったりと、死にそうな思いを何度もし、退役後は、新宿の歌舞伎町で、暴行を受けている男性を救うため、ナイフを持った悪漢と格闘したことも。(ねじ伏せて警察に突き出したそうです)
そんな修羅場を何度もくぐり抜けてくると、人間、こんなに穏やかな顔になるのでしょう。



林亜沙子ちゃん。
昨年、入団したばかりの若手。
背が高く、すらりとして、おしとやかな女の子。
中学、高校とバスケットボールをやっていたそうですが、ナギナタなんかを持たせると、とても似合いそう。
演出助手をやってくれています。
本役の女優がマスコミの仕事でお休みの時は、代役をやったりも。
昴の初舞台はまだですが、その時には、この経験を糧にしてね。

 稽古場には、この三人の他にも、常に何人ものスタッフがいます。
その他にも大勢のスタッフが、入れ替わり稽古場にやってきて、稽古を見たり、作業をしたり、打ち合わせをしたりしています。
一本の舞台が出来上がるまでには、出演者の数の何倍ものスタッフが関わることになります。
決してお客様の目に触れることのない、その道のプロフェッショナル達が集まり、アイデアを出し合い、協力しあって、ひとつの世界を舞台上に作り上げるのです。
まさに、総合芸術!


| 稽古場日記::危機一髪 | 00:04 | comments (x) | trackback (x) |
町屋の稽古場電報(第1ポー)
先日、稽古休みの日に、青山学院大学相模原キャンパスの、比較芸術学部の講義にお邪魔してきました。
6月公演『危機一髪』と、劇団昴の宣伝をしに行ったのです。
メンバーは『危機一髪』キャストの中から、金子さん、宮本さん、上領さん、町屋、そして制作の村上さん。

授業を担当されている佐久間康夫教授が、よく昴の舞台を観に来てくださっている方で、今回、講義にお邪魔する機会を頂いたのです。

まず、宮本さんと金子さんが、昴という劇団についての説明と、『危機一髪』に関しての簡単な案内をしました。

学生の皆さんは、ときに頷いたり、ノートをとったりと、とても真摯に聞いていました。
比較芸術学部は今年度から創設された学部なので、皆さん今春に入学したばかりの一年生。
そして正真正銘の第一期生なのです。
皆さん、すごく純粋に話を聞いていた様子でした。

そして、今回のメインイベントである『ロミオとジュリエット』体験ワークショップ。
「ロミオ、あなたはどうしてロミオなの」という台詞が有名なバルコニーの場面を、ロミオ役とジュリエット役の二人組で演じてみよう、という企画です。
やってみたい人、いますか?と挙手制にしたところ、数名の学生さんが手を上げてくれました!
以下の五組のロミジュリが出来上がりました。


(ロミオ)*(ジュリエット)
町屋*上領
男子学生さん*女子学生さんA
女子学生さんB*上領
町屋*女子学生さんC
佐久間教授*上領

学生さん達は、初見の台本を持ちながらの演技にも関わらず、堂々と演じていました!
また、台詞回しに変な癖がついていないので、かえって言葉が聞きやすく、格好いいロミオと可憐なジュリエットになりました。
ダメ出し担当の金子さんも思わず「言うことなし!」と。

そして何よりも、手を挙げた学生さん達は皆、演技経験はほぼゼロ…にもかかわらず、100人近い人前でやってみようと手を挙げるその勇気…そしてどんなことでも体験してみようという学びへの意欲…本当に素晴らしいと思いました。

目をキラキラさせながら演劇について語る佐久間教授と、それをキラキラした目で観、聴きしている学生さん達。
教室内の空気は前向きさで溢れ、それに触れた僕も自然と気持ちが上向きになりました。

講義後、何名かの学生さん達が「危機一髪、絶対観に行きます!」と目を輝かせながら声をかけてくれました。
未来の芸術活動を担っていく彼ら彼女らのためにも、中途半端な舞台は見せられません!
明日からの稽古、あらためて頑張らねば…。ファイトいっぱつ、ききいっぱつ!!



講義の後に、佐久間先生を囲んで。
| 稽古場日記::危機一髪 | 00:46 | comments (x) | trackback (x) |

  
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