2025,05,31, Saturday
こんにちは。
平石良吉役の吉澤恒多です。
『フツーの生活 長崎編』
おかげさまで連日満席の客席で公演が続いております!
今回のブログでは、この公演の客席からはなかなか目の届かない、細かなところをお届けしたいと思います!
【若干のネタバレを含みますので、まだ公演をご覧になっていない方はご注意下さい】
1.四者四様
各ベッドの下には患者用のカゴが用意されています。
この中身が、それぞれの役を表す個性的な中身になっていましたので、ご紹介します。
まずは、名古屋出身の北山。

大事なアイテムは手ぬぐいに包まれた味噌壺。
実家から持ってきた“大事な味噌”が入っています。
手前には、博打で使うサイコロも見えますね。
次に岡田のカゴ。

中には着替えや本があります。
木の箱の中には、造船所の仲間たちの写真が入っているそうです。
そして耕太。

兄の耕一が、耕太の為に持ってきた本が数冊入ってます。
大切にしまってあるのは、お母さんからの贈り物の手拭いです。
最後に良吉。

着替えの浴衣が入っていますが、場面転換中にほぼ暗転中での着替えになるため、蓄光テープで目印をつけています。
あと、すぐ着られるように取り出しやすくしています。
ベッド下に置かれていて客席からはなかなか見えづらい位置にありますが、
それぞれ役作りの一環としてのカゴの中身になっています。
2.腹の傷
私が演じる平石良吉は、“とある事情“で腹に怪我を負って病院に担ぎ込まれます。
ベッドに寝かされて処置を受ける場面もあり、客席にもお腹が見える…
そこで、安本耕太役の洲本大輔君が樹脂粘土で傷を使ってくれて、肌の色と馴染むように毎回メイクをしてくれています。

(↑画像は、本編とは違う加工しています)
舞台カツラ用の接着剤を使って固定してますので、動いても暴れても大丈夫です!
3.ベッドの下には“岡田専用”の……

岡田のベッドの下には、何やら四角いものが見えますね。
これは序盤の、あるシーンのために仕込まれたスピーカーです。
“角度“がしっかり調整されているところもポイントです!
以上、『フツーの生活 長崎編』あれやこれや色々、細かなところのご紹介でした。
残すところあと3日。
千穐楽までチーム一丸となって、良い舞台をお届けします!
良江役の横井麻子と夫婦2ショット。
良吉は良江に支えられていました。
本当に立派な女房です、ありがとう!

平石良吉役の吉澤恒多です。
『フツーの生活 長崎編』
おかげさまで連日満席の客席で公演が続いております!
今回のブログでは、この公演の客席からはなかなか目の届かない、細かなところをお届けしたいと思います!
【若干のネタバレを含みますので、まだ公演をご覧になっていない方はご注意下さい】
1.四者四様
各ベッドの下には患者用のカゴが用意されています。
この中身が、それぞれの役を表す個性的な中身になっていましたので、ご紹介します。
まずは、名古屋出身の北山。

大事なアイテムは手ぬぐいに包まれた味噌壺。
実家から持ってきた“大事な味噌”が入っています。
手前には、博打で使うサイコロも見えますね。
次に岡田のカゴ。

中には着替えや本があります。
木の箱の中には、造船所の仲間たちの写真が入っているそうです。
そして耕太。

兄の耕一が、耕太の為に持ってきた本が数冊入ってます。
大切にしまってあるのは、お母さんからの贈り物の手拭いです。
最後に良吉。

着替えの浴衣が入っていますが、場面転換中にほぼ暗転中での着替えになるため、蓄光テープで目印をつけています。
あと、すぐ着られるように取り出しやすくしています。
ベッド下に置かれていて客席からはなかなか見えづらい位置にありますが、
それぞれ役作りの一環としてのカゴの中身になっています。
2.腹の傷
私が演じる平石良吉は、“とある事情“で腹に怪我を負って病院に担ぎ込まれます。
ベッドに寝かされて処置を受ける場面もあり、客席にもお腹が見える…
そこで、安本耕太役の洲本大輔君が樹脂粘土で傷を使ってくれて、肌の色と馴染むように毎回メイクをしてくれています。

(↑画像は、本編とは違う加工しています)
舞台カツラ用の接着剤を使って固定してますので、動いても暴れても大丈夫です!
3.ベッドの下には“岡田専用”の……

岡田のベッドの下には、何やら四角いものが見えますね。
これは序盤の、あるシーンのために仕込まれたスピーカーです。
“角度“がしっかり調整されているところもポイントです!
以上、『フツーの生活 長崎編』あれやこれや色々、細かなところのご紹介でした。
残すところあと3日。
千穐楽までチーム一丸となって、良い舞台をお届けします!
良江役の横井麻子と夫婦2ショット。
良吉は良江に支えられていました。
本当に立派な女房です、ありがとう!

| 稽古場日記 | 10:25 | comments (x) | trackback (x) |
2025,05,28, Wednesday
皆様、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
準劇団員の中島鱗(なかじま りん)と申します。今回は「音楽付き朗読 原爆詩を読む」に出演いたします。

朗読チームのメンバーはこちら!
(後列左から 磯辺さん、江川さん、遠藤さん、奥原さん
前列左から 葛西さん、小川さん、岸川さん、中島、工藤さん )
私事ではありますが、朗読の公演に出演するのは今回が2回目!
昨年の夏、“劇団昴企画公演 夏の朗読会 「とりつくしま」 ”に、アンサンブルで参加させていただいておりました。
「声」だけでお客様に情景や言葉をお届けするのは当時も今回も苦戦しており、「ああでもない、こうでもない」と、四苦八苦しながら稽古をしていました。

行き詰まった時は、何度も稽古場のパティオから青空を眺めていました。(今日は残念ながら曇天ですが…)
原爆詩に“空”の描写が多く出てくるのですが、この空を見つめながら、原爆が落ちてくる時の事、落ちた後の街の事を考えていました。


こちらは養成所修了公演「フツーの生活 沖縄編」の際、沖縄にて撮った写真です。
沖縄にも青空と綺麗な海が広がっていました。ひめゆり平和祈念資料館に見学に行き「なぜ、こんな目に遭わなければならないのか」と、展示を見ながら強く思った事を今でも覚えています。
今回の朗読で上演する原爆詩の他に、
胸に刺さった詩をご紹介させていただけたらと思います。
戦争・原爆は人の命だけでなく、生きる希望も奪っていってしまう気がします。
もう青空から逃げ隠れる事が起きないよう、何が出来るのか考えていきたいと思います。
『としとったお母さん』
峠 三吉
逝いってはいけない
としとったお母さん
このままいってはいけない
風にぎいぎいゆれる母子寮のかたすみ
四畳半のがらんどうの部屋
みかん箱の仏壇のまえ
たるんだ皮と筋だけの体をよこたえ
おもすぎるせんべい布団のなかで
終日なにか
呟つぶやいているお母さん
うそ寒い日が
西の方、己斐の山からやって来て
窓硝子にたまったくれがたの埃をうかし
あなたのこめかみの
しろい髪毛をかすかに光らせる
この冬近いあかるみのなか
あなたはまた
かわいい息子と嫁と
孫との乾いた面輪をこちらに向かせ
話しつづけているのではないだろうか
仏壇のいろあせた写真が
かすかにひわって
ほほえんで
きのう会社のひとが
ちょうどあなたの
息子の席があったあたりから
金冠のついた前歯を掘り出したと
もって来た
お嫁さんと坊やとは
なんでも土橋のあたりで
隣組の人たちとみんな全身やけどして
ちかくの天満川てんまがわへ這い降り
つぎつぎ水に流されてしまったそうな
あの照りつけるまいにちを
杖ついたあなたの手をひき
さがし歩いた影のないひろしま
瓦の山をこえ崩れた橋をつたい
西から東、南から北
死人を集めていたという噂の四つ角から
町はずれの寺や学校
ちいさな島の収容所まで
半ばやぶれた負傷者名簿をめくり
呻きつづけるひとたちのあいだを
のぞいてたずね廻り
ほんに七日め
ふときいた山奥の村の病院へむけて
また焼跡をよこぎっていたとき
いままで
頑固なほど気丈だったあなたが
根もとだけになった電柱が
ぶすぶすくすぶっているそばで
急にしゃがみこんだまま
「ああもうええ
もうたくさんじゃ
どうしてわしらあこのような
つらいめにあわにゃぁならんのか」
おいおい声をあげて
泣きだし
灰のなかに傘が倒れて
ちいさな埃がたって
ばかみたいな青い空に
なんにも
なんにもなく
ひと筋しろい煙だけが
ながながとあがっていたが……
若いとき亭主に死なれ
さいほう、洗いはり
よなきうどん屋までして育てたひとり息子
大学を出て胸の病気の五、六年
やっとなおって嫁をもらい
孫をつくって半年め
八月六日のあの朝に
いつものように笑って出かけ
嫁は孫をおんぶして
疎開作業につれ出され
そのまんま
かえってこない
あなたひとりを家にのこして
かえって来なかった三人
ああお母さん
としとったお母さん
このまま逝ってはいけない
焼跡をさがし歩いた疲れからか
のこった毒気にあてられたのか
だるがって
やがて寝ついて
いまはじぶんの呟くことばも
はっきり分らぬお母さん
かなしみならぬあなたの悲しみ
うらみともないあなたの恨みは
あの戦争でみよりをなくした
みんなの人の思いとつながり
二度とこんな目を
人の世におこさせぬちからとなるんだ
その呟き
その涙のあとを
ひからびた肋あばらにだけつづりながら
このまま逝ってしまってはいけない
いってしまっては
いけない
いつもブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
準劇団員の中島鱗(なかじま りん)と申します。今回は「音楽付き朗読 原爆詩を読む」に出演いたします。

朗読チームのメンバーはこちら!
(後列左から 磯辺さん、江川さん、遠藤さん、奥原さん
前列左から 葛西さん、小川さん、岸川さん、中島、工藤さん )
私事ではありますが、朗読の公演に出演するのは今回が2回目!
昨年の夏、“劇団昴企画公演 夏の朗読会 「とりつくしま」 ”に、アンサンブルで参加させていただいておりました。
「声」だけでお客様に情景や言葉をお届けするのは当時も今回も苦戦しており、「ああでもない、こうでもない」と、四苦八苦しながら稽古をしていました。

行き詰まった時は、何度も稽古場のパティオから青空を眺めていました。(今日は残念ながら曇天ですが…)
原爆詩に“空”の描写が多く出てくるのですが、この空を見つめながら、原爆が落ちてくる時の事、落ちた後の街の事を考えていました。


こちらは養成所修了公演「フツーの生活 沖縄編」の際、沖縄にて撮った写真です。
沖縄にも青空と綺麗な海が広がっていました。ひめゆり平和祈念資料館に見学に行き「なぜ、こんな目に遭わなければならないのか」と、展示を見ながら強く思った事を今でも覚えています。
今回の朗読で上演する原爆詩の他に、
胸に刺さった詩をご紹介させていただけたらと思います。
戦争・原爆は人の命だけでなく、生きる希望も奪っていってしまう気がします。
もう青空から逃げ隠れる事が起きないよう、何が出来るのか考えていきたいと思います。
『としとったお母さん』
峠 三吉
逝いってはいけない
としとったお母さん
このままいってはいけない
風にぎいぎいゆれる母子寮のかたすみ
四畳半のがらんどうの部屋
みかん箱の仏壇のまえ
たるんだ皮と筋だけの体をよこたえ
おもすぎるせんべい布団のなかで
終日なにか
呟つぶやいているお母さん
うそ寒い日が
西の方、己斐の山からやって来て
窓硝子にたまったくれがたの埃をうかし
あなたのこめかみの
しろい髪毛をかすかに光らせる
この冬近いあかるみのなか
あなたはまた
かわいい息子と嫁と
孫との乾いた面輪をこちらに向かせ
話しつづけているのではないだろうか
仏壇のいろあせた写真が
かすかにひわって
ほほえんで
きのう会社のひとが
ちょうどあなたの
息子の席があったあたりから
金冠のついた前歯を掘り出したと
もって来た
お嫁さんと坊やとは
なんでも土橋のあたりで
隣組の人たちとみんな全身やけどして
ちかくの天満川てんまがわへ這い降り
つぎつぎ水に流されてしまったそうな
あの照りつけるまいにちを
杖ついたあなたの手をひき
さがし歩いた影のないひろしま
瓦の山をこえ崩れた橋をつたい
西から東、南から北
死人を集めていたという噂の四つ角から
町はずれの寺や学校
ちいさな島の収容所まで
半ばやぶれた負傷者名簿をめくり
呻きつづけるひとたちのあいだを
のぞいてたずね廻り
ほんに七日め
ふときいた山奥の村の病院へむけて
また焼跡をよこぎっていたとき
いままで
頑固なほど気丈だったあなたが
根もとだけになった電柱が
ぶすぶすくすぶっているそばで
急にしゃがみこんだまま
「ああもうええ
もうたくさんじゃ
どうしてわしらあこのような
つらいめにあわにゃぁならんのか」
おいおい声をあげて
泣きだし
灰のなかに傘が倒れて
ちいさな埃がたって
ばかみたいな青い空に
なんにも
なんにもなく
ひと筋しろい煙だけが
ながながとあがっていたが……
若いとき亭主に死なれ
さいほう、洗いはり
よなきうどん屋までして育てたひとり息子
大学を出て胸の病気の五、六年
やっとなおって嫁をもらい
孫をつくって半年め
八月六日のあの朝に
いつものように笑って出かけ
嫁は孫をおんぶして
疎開作業につれ出され
そのまんま
かえってこない
あなたひとりを家にのこして
かえって来なかった三人
ああお母さん
としとったお母さん
このまま逝ってはいけない
焼跡をさがし歩いた疲れからか
のこった毒気にあてられたのか
だるがって
やがて寝ついて
いまはじぶんの呟くことばも
はっきり分らぬお母さん
かなしみならぬあなたの悲しみ
うらみともないあなたの恨みは
あの戦争でみよりをなくした
みんなの人の思いとつながり
二度とこんな目を
人の世におこさせぬちからとなるんだ
その呟き
その涙のあとを
ひからびた肋あばらにだけつづりながら
このまま逝ってしまってはいけない
いってしまっては
いけない
| 稽古場日記 | 12:46 | comments (x) | trackback (x) |
2025,05,26, Monday
本日の担当は、遠藤英恵です。
私は戦争体験はありませんが、これまで戦争に関することに触れたことを書きます。
私の父は戦争中、松島でかなり厳しい軍事訓練を受け、その後、運良く事務に配属されました。
私の母は娘時代に、東京の下町で両親と共に空襲に遭い、隅田川や言問橋では沢山の人が犠牲になったのを目の当たりにしました。
私の祖母である、母の母は、「もう駄目だ」と諦めたそうですが、母が「生きたい」と言ったので、三人で必死で逃げて助かったそうです。
父も母も生きてくれたので、今の私がいるのだと感謝します。
中学の校内の合唱コンクールで、クラス全員で「戦争を知らない子供たち」を歌いました。
この時、初めて戦争のことを考えました。
高校の修学旅行は、長崎で折り鶴を折りました。
そして、長崎原爆資料館で戦争や、原爆の恐ろしさを知りました。
その後、仕事で行った広島で、原爆ドームや広島原爆資料館に行き、息を詰めて見たことを思い出しました。
“あまん きみこさん”の「ちいちゃんのかげおくり」をラジオで朗読した時、空襲でひとりぼっちになったちいちゃんを、ぎゅっと抱きしめたい気持ちになりました。
戦争をテーマにした舞台では、小説家の林京子さんの原作で、プロツーカンパニーの「もうひとつのグラウンド・ゼロ」に出演させていただきました。
林さんは女学生の時に長崎で被爆して助かりましたが、ずっと原爆症の不安を抱えながら結婚も出産もなさった方で、林さんの娘時代の“わたし”という役をさせていただきました。
原爆に遭い、友人のカナと二人、命からがらで逃げるシーンで、
「原爆は一発で沢山人を殺しただけじゃなかね。生き残っても苦しまなならん」
という、“わたし”の台詞に、今でもやるせない気持ちになります。
その芝居を見て下さったお客様のアンケートに、「8月には必ず戦争の舞台や映画を見る」と書いてありました。
私の母は、「戦争は決してしてはいけない、そして平凡であることが一番幸せ」と、よく言ってました。
それらのことを思いながら、戦争がなくなり、世界中が平和になることを願って、「原爆詩を読む」にのぞみます。

私は戦争体験はありませんが、これまで戦争に関することに触れたことを書きます。
私の父は戦争中、松島でかなり厳しい軍事訓練を受け、その後、運良く事務に配属されました。
私の母は娘時代に、東京の下町で両親と共に空襲に遭い、隅田川や言問橋では沢山の人が犠牲になったのを目の当たりにしました。
私の祖母である、母の母は、「もう駄目だ」と諦めたそうですが、母が「生きたい」と言ったので、三人で必死で逃げて助かったそうです。
父も母も生きてくれたので、今の私がいるのだと感謝します。
中学の校内の合唱コンクールで、クラス全員で「戦争を知らない子供たち」を歌いました。
この時、初めて戦争のことを考えました。
高校の修学旅行は、長崎で折り鶴を折りました。
そして、長崎原爆資料館で戦争や、原爆の恐ろしさを知りました。
その後、仕事で行った広島で、原爆ドームや広島原爆資料館に行き、息を詰めて見たことを思い出しました。
“あまん きみこさん”の「ちいちゃんのかげおくり」をラジオで朗読した時、空襲でひとりぼっちになったちいちゃんを、ぎゅっと抱きしめたい気持ちになりました。
戦争をテーマにした舞台では、小説家の林京子さんの原作で、プロツーカンパニーの「もうひとつのグラウンド・ゼロ」に出演させていただきました。
林さんは女学生の時に長崎で被爆して助かりましたが、ずっと原爆症の不安を抱えながら結婚も出産もなさった方で、林さんの娘時代の“わたし”という役をさせていただきました。
原爆に遭い、友人のカナと二人、命からがらで逃げるシーンで、
「原爆は一発で沢山人を殺しただけじゃなかね。生き残っても苦しまなならん」
という、“わたし”の台詞に、今でもやるせない気持ちになります。
その芝居を見て下さったお客様のアンケートに、「8月には必ず戦争の舞台や映画を見る」と書いてありました。
私の母は、「戦争は決してしてはいけない、そして平凡であることが一番幸せ」と、よく言ってました。
それらのことを思いながら、戦争がなくなり、世界中が平和になることを願って、「原爆詩を読む」にのぞみます。

| 稽古場日記 | 13:48 | comments (x) | trackback (x) |
2025,05,24, Saturday
結城清美を演じます、賀原美空(がはら みく)です。
人生初の「看護婦」役です。
普段、時の流れが人より遅い私ですが、舞台上では100倍のスピードで動いております。
シゴデキ女の視界体験のような日々です。
心なしか、賀原も仕事ができるようになった気分になります。(気のせいです泣)
“結城清美”を演じるにあたり、初めに疑問を持ったのは「看護婦」と「看護師」の違いでした。
昔は女性看護師のことを「看護婦」、男性看護師のことを「看護士」と呼ぶことが一般的だったそうです。
2001年の法改正で「保健婦助産婦看護婦法」から「保健師助産師看護師法」に名称が変更されたことにより、翌年2002年に男女ともに「看護師」と統一されるようになったそうです。
私は2002年生まれなので、人生でお世話になったのは「看護師」さんでした。
私が人生で強く印象に残っている、看護師さんとのエピソードをお話ししたいと思います。
一昨年の夏でした。病院での診察後、待機中に視界がぼやけ始め、これはダメだと思い「意識が遠のいているのですが…。」と申告しました。
その後、看護師さんに連れられベッドに寝かせられました。
私は人生で一度も気を失ったことがなく、初めての経験に焦っていたのですが、看護師さんのあまりの落ち着きと、包容力のある対応に、「なんだか、心配してもらえるって幸せだなぁ〜」とすぐに呑気な気分になってしまったことを覚えています。
あれほどの安心感は人生で二度と感じたことがありません。
強く優しい瞳で、淡々と仕事をこなしながら私に優しく話しかけてくれた姿、あまりにも素敵でした。
結局、気を失いそうになったのは酷い低血圧のせいだったようで、『よくベッドまで歩いてこれたね…!』と看護師さんに驚かれました。
なんだか褒められた気分になり、嬉しかったです。嬉しくなっている場合ではないのですが、喜んでしまうくらい、包容力のある素敵な看護師さんだったのです。
今回のお芝居では、その経験にとても助けられています。
私には想像できないほど沢山の命と向き合い、その灯火を消さないために戦い続けてきたであろう看護師さん。
あの日感じた、美しく逞しい精神力は、今でも私の心に、確かに刻まれています。
私もいつか、あの日の看護師さんのように在りたいと思います。
一生かけても足りないかもしれませんが…望みは高く…!笑
初の看護婦役に加え、もう一つの人生初があります
それは、長崎のお話に携わること…!
長崎に行ったことがなかった私…。
ということで、この度、長崎に一人旅に行ってきました!!
作中に「長崎は坂の街」というセリフがあるのですが、まさに…、まさに坂の街でした…!!
歩くの好きだから大丈夫と、飛行機に持ち込めるギリギリ7キロの荷物を背負ったまま、10時間ほど歩きました…。長崎の坂を舐めておりました…笑
晴れでよかったぁぁあああ!!!!
浦上天主堂

旧浦上天主堂の遺壁

山王神社の一本柱鳥居

爆心地公園の青い空

長崎駅のちゃんぽん

道端の猫さん

本当に綺麗な街でした。
そして綺麗な空でした。
穏やかな空気でした。
猫も、気分がよさそうでした。
それがきっと、今のフツー。
いつまでも、そうあってほしいです。
フツーを守りたい。
賀原美空
人生初の「看護婦」役です。
普段、時の流れが人より遅い私ですが、舞台上では100倍のスピードで動いております。
シゴデキ女の視界体験のような日々です。
心なしか、賀原も仕事ができるようになった気分になります。(気のせいです泣)
“結城清美”を演じるにあたり、初めに疑問を持ったのは「看護婦」と「看護師」の違いでした。
昔は女性看護師のことを「看護婦」、男性看護師のことを「看護士」と呼ぶことが一般的だったそうです。
2001年の法改正で「保健婦助産婦看護婦法」から「保健師助産師看護師法」に名称が変更されたことにより、翌年2002年に男女ともに「看護師」と統一されるようになったそうです。
私は2002年生まれなので、人生でお世話になったのは「看護師」さんでした。
私が人生で強く印象に残っている、看護師さんとのエピソードをお話ししたいと思います。
一昨年の夏でした。病院での診察後、待機中に視界がぼやけ始め、これはダメだと思い「意識が遠のいているのですが…。」と申告しました。
その後、看護師さんに連れられベッドに寝かせられました。
私は人生で一度も気を失ったことがなく、初めての経験に焦っていたのですが、看護師さんのあまりの落ち着きと、包容力のある対応に、「なんだか、心配してもらえるって幸せだなぁ〜」とすぐに呑気な気分になってしまったことを覚えています。
あれほどの安心感は人生で二度と感じたことがありません。
強く優しい瞳で、淡々と仕事をこなしながら私に優しく話しかけてくれた姿、あまりにも素敵でした。
結局、気を失いそうになったのは酷い低血圧のせいだったようで、『よくベッドまで歩いてこれたね…!』と看護師さんに驚かれました。
なんだか褒められた気分になり、嬉しかったです。嬉しくなっている場合ではないのですが、喜んでしまうくらい、包容力のある素敵な看護師さんだったのです。
今回のお芝居では、その経験にとても助けられています。
私には想像できないほど沢山の命と向き合い、その灯火を消さないために戦い続けてきたであろう看護師さん。
あの日感じた、美しく逞しい精神力は、今でも私の心に、確かに刻まれています。
私もいつか、あの日の看護師さんのように在りたいと思います。
一生かけても足りないかもしれませんが…望みは高く…!笑
初の看護婦役に加え、もう一つの人生初があります
それは、長崎のお話に携わること…!
長崎に行ったことがなかった私…。
ということで、この度、長崎に一人旅に行ってきました!!
作中に「長崎は坂の街」というセリフがあるのですが、まさに…、まさに坂の街でした…!!
歩くの好きだから大丈夫と、飛行機に持ち込めるギリギリ7キロの荷物を背負ったまま、10時間ほど歩きました…。長崎の坂を舐めておりました…笑
晴れでよかったぁぁあああ!!!!
浦上天主堂

旧浦上天主堂の遺壁

山王神社の一本柱鳥居

爆心地公園の青い空

長崎駅のちゃんぽん

道端の猫さん

本当に綺麗な街でした。
そして綺麗な空でした。
穏やかな空気でした。
猫も、気分がよさそうでした。
それがきっと、今のフツー。
いつまでも、そうあってほしいです。
フツーを守りたい。
賀原美空
| 稽古場日記 | 10:48 | comments (x) | trackback (x) |
2025,05,22, Thursday
企画・制作の磯辺です。今回、「音楽付き朗読 原爆詩を読む」にも出演致します。
本日、劇団昴ザ・サード・ステージ第39回公演『フツーの生活 長崎編』の初日を迎えることが出来ました。
これもひとえに、この舞台を支えてくださっている人たちがいてこそです。
この場でご紹介させて頂きます。
まず、公演制作チケットお客様対応の要!
茂在眞由美サン!
とにかくいつも、制作の私の大雑把なところをキチンとフォローして、ワガママも聞いてくれるし、細かく見逃しそうなところをチェックして注意してくれます。完璧なお仕事!彼女がいないと絶対この公演は回っていかないのです。

そして、今回の事務所対応受付メンバーです!

左から 長瀬紗輝さん・鈴木優美さん・筧実華さん
美術プランナーの岡田志乃さん!
前回サード公演の『イエルマ』もデザインしてくれました。
細部にまでこだわった美術!そちらも合わせてお楽しみください。

照明プランナーの宮永綾佳さん!
北村総一朗さんの初演出新藤兼人作『ふくろう』、中島淳彦作『無頼の女房』、『プカプカ漂流記』『一枚のハガキ』とずっとお世話になっている照明プランナーさんです。

音響プランナーの藤平美保子さん!
この人との歴史は長いです。もう30年来ですね。
私と同じB型の女!
仕事に対しては厳しく妥協しません。
「青森極寒を体験する一泊二日のバスツアー」
にも、二人で行きました。

そして、音響オペレーターの小倉祐子さん

衣装プランナーの竹原典子さん
この方との関係も深く、私が畑澤聖悟作『親の顔を見たい』の企画制作をやった時からのお付き合いです。
戯曲の歴史背景や登場人物のバックボーンなど詳しく調べて、教えてくださいます。俳優に衣装選びから着方、芝居をするのに不都合や、動きにくさがないか、母のように気にかけてくださいます。

殺陣の梶武志さん
『イエルマ』以来のおつきあいです。笈沼さんの企画、「オペラ ふたりのももたろう」の殺陣も秀逸でした。
(写真が間に合わず残念です。)
歌唱指導と音楽付き朗読の電子ピアノ演奏、笈沼甲子さん
私と笈沼さんの関係も深く、「オペラ×演劇」「銀河鉄道の夜」などなど、音楽と演劇のコラボの上演を企画制作、実演する、スーパープロデューサーでもあります。

そして、舞台監督の道場禎一さん
劇団昴公演「セールスマンの死」の地方巡りの旅が最初ですね!
あのころから一体、何十年経ったのか。楽しい旅でした。藤平さんも一緒の旅公演!みんな若かった!
道場さんは、舞台製作の要です。
今回、一年目の若手も教えつつ、舞台の完成に向けて尽力してくださっています。

そして、そして、演出の北村総一朗さん
今年90歳ですから、稽古始まる前はずいぶん心配しましたが、稽古を重ねるごとに熱が入り、芝居への情熱尽きることなく、どんどんパワーアップしてきました。

本当にみなさまのお力添えで初日を迎えることが出来ました。
ありがとうございます。
そして、若手の支えもあればこそ!
今までのブログで紹介されていますが、今一度紹介を!
稽古初日から比べると、日に日に頼りになるメンバーに成長してくれています。

舞台監督助手・演出助手の三銃士!
小川瑞奈さん・岸川明玉さん・葛西佳貴さん
新準劇チーム(劇場では受け付けに立ちお客様対応を致します)

左から、佐藤博満さん・大本颯さん・ともちかゆまさん・勝田望夢さん

左から、鈴木遙さん・櫻井達成さん・山本珠緒さん

左から、村田麻衣子さん・柴山晃生さん
皆、ありがとう!千秋楽まで駆け抜けよう!
本日、劇団昴ザ・サード・ステージ第39回公演『フツーの生活 長崎編』の初日を迎えることが出来ました。
これもひとえに、この舞台を支えてくださっている人たちがいてこそです。
この場でご紹介させて頂きます。
まず、公演制作チケットお客様対応の要!
茂在眞由美サン!
とにかくいつも、制作の私の大雑把なところをキチンとフォローして、ワガママも聞いてくれるし、細かく見逃しそうなところをチェックして注意してくれます。完璧なお仕事!彼女がいないと絶対この公演は回っていかないのです。

そして、今回の事務所対応受付メンバーです!

左から 長瀬紗輝さん・鈴木優美さん・筧実華さん
美術プランナーの岡田志乃さん!
前回サード公演の『イエルマ』もデザインしてくれました。
細部にまでこだわった美術!そちらも合わせてお楽しみください。

照明プランナーの宮永綾佳さん!
北村総一朗さんの初演出新藤兼人作『ふくろう』、中島淳彦作『無頼の女房』、『プカプカ漂流記』『一枚のハガキ』とずっとお世話になっている照明プランナーさんです。

音響プランナーの藤平美保子さん!
この人との歴史は長いです。もう30年来ですね。
私と同じB型の女!
仕事に対しては厳しく妥協しません。
「青森極寒を体験する一泊二日のバスツアー」
にも、二人で行きました。

そして、音響オペレーターの小倉祐子さん

衣装プランナーの竹原典子さん
この方との関係も深く、私が畑澤聖悟作『親の顔を見たい』の企画制作をやった時からのお付き合いです。
戯曲の歴史背景や登場人物のバックボーンなど詳しく調べて、教えてくださいます。俳優に衣装選びから着方、芝居をするのに不都合や、動きにくさがないか、母のように気にかけてくださいます。

殺陣の梶武志さん
『イエルマ』以来のおつきあいです。笈沼さんの企画、「オペラ ふたりのももたろう」の殺陣も秀逸でした。
(写真が間に合わず残念です。)
歌唱指導と音楽付き朗読の電子ピアノ演奏、笈沼甲子さん
私と笈沼さんの関係も深く、「オペラ×演劇」「銀河鉄道の夜」などなど、音楽と演劇のコラボの上演を企画制作、実演する、スーパープロデューサーでもあります。

そして、舞台監督の道場禎一さん
劇団昴公演「セールスマンの死」の地方巡りの旅が最初ですね!
あのころから一体、何十年経ったのか。楽しい旅でした。藤平さんも一緒の旅公演!みんな若かった!
道場さんは、舞台製作の要です。
今回、一年目の若手も教えつつ、舞台の完成に向けて尽力してくださっています。

そして、そして、演出の北村総一朗さん
今年90歳ですから、稽古始まる前はずいぶん心配しましたが、稽古を重ねるごとに熱が入り、芝居への情熱尽きることなく、どんどんパワーアップしてきました。

本当にみなさまのお力添えで初日を迎えることが出来ました。
ありがとうございます。
そして、若手の支えもあればこそ!
今までのブログで紹介されていますが、今一度紹介を!
稽古初日から比べると、日に日に頼りになるメンバーに成長してくれています。

舞台監督助手・演出助手の三銃士!
小川瑞奈さん・岸川明玉さん・葛西佳貴さん
新準劇チーム(劇場では受け付けに立ちお客様対応を致します)

左から、佐藤博満さん・大本颯さん・ともちかゆまさん・勝田望夢さん

左から、鈴木遙さん・櫻井達成さん・山本珠緒さん

左から、村田麻衣子さん・柴山晃生さん
皆、ありがとう!千秋楽まで駆け抜けよう!
| 稽古場日記 | 12:09 | comments (x) | trackback (x) |
2025,05,19, Monday
皆様こんにちは!
北山重義役の町田大征(まちだ ひろゆき)です。
只今、稽古も佳境を迎えております!
本番一週間前になると、詰める所をより詰めて、削ぎ落とす事も考えながら稽古しております!
今回のブログは、“役作り”についてお話ししようと思います。
僕が演じる「北山重義」という人物は、お調子者でよく喋る喋る(笑)。
人の話に首突っ込んで喧嘩したり、そんな事言っていいのか?っていう事まで言って看護婦に叱られたり。
ただ、どんな時でも生きる希望を忘れない、人間力に溢れた人物です!
最初に、僕は北山が生きた時代を探っていきました!
終戦間際の日本の情勢や長崎の雰囲気など、ネットや図書館で調べたり、座組の皆様が持ち寄って下さった、小説、詩集、写真、DVDなど、様々な資料が沢山!!(感涙)

役の北山と私は、似てると言われる事が多いのですが(自覚なし!笑)
心とセリフを重ねるのは容易ではありません。空想上の人物ですから。
ですが、『何か』を一つ一つ積み上げていく内に、役と自分の心が自然と重なって行きます。
この『何か』を発見するのに大変苦労します。
それはセリフの中・自分の立ち位置・相手との関係性・またはバックボーン・小道具・髪型・衣装・食事、と膨大な情報から、与えられた役に少しでも肉体的にも精神的にも近づけるように、我々役者は藁にもすがる思いで、この『何か』を泥臭く泥臭く、地道にコツコツと積み上げていきます。
また、まったく違った方向からもポツンと見つかったりします!
今回の舞台のジャンルと関係ない、恋愛ドラマの主人公が北山と重なる部分が多く、「こんな所からも役のヒントが得られるんだ」と、発見がありました。何事も勉強ですね(笑)
演出のチェックを自分で消化できない所は、先輩や後輩に頼ることも!
今回はセリフのチェックを先輩に頼りまくりました!
どんな舞台もですが、支えて下さるスタッフや舞台ができる環境に感謝しながら臨みたいと思います!

芝居中ずっとベッドにいる四銃士
北山重義役の町田大征(まちだ ひろゆき)です。
只今、稽古も佳境を迎えております!
本番一週間前になると、詰める所をより詰めて、削ぎ落とす事も考えながら稽古しております!
今回のブログは、“役作り”についてお話ししようと思います。
僕が演じる「北山重義」という人物は、お調子者でよく喋る喋る(笑)。
人の話に首突っ込んで喧嘩したり、そんな事言っていいのか?っていう事まで言って看護婦に叱られたり。
ただ、どんな時でも生きる希望を忘れない、人間力に溢れた人物です!
最初に、僕は北山が生きた時代を探っていきました!
終戦間際の日本の情勢や長崎の雰囲気など、ネットや図書館で調べたり、座組の皆様が持ち寄って下さった、小説、詩集、写真、DVDなど、様々な資料が沢山!!(感涙)

役の北山と私は、似てると言われる事が多いのですが(自覚なし!笑)
心とセリフを重ねるのは容易ではありません。空想上の人物ですから。
ですが、『何か』を一つ一つ積み上げていく内に、役と自分の心が自然と重なって行きます。
この『何か』を発見するのに大変苦労します。
それはセリフの中・自分の立ち位置・相手との関係性・またはバックボーン・小道具・髪型・衣装・食事、と膨大な情報から、与えられた役に少しでも肉体的にも精神的にも近づけるように、我々役者は藁にもすがる思いで、この『何か』を泥臭く泥臭く、地道にコツコツと積み上げていきます。
また、まったく違った方向からもポツンと見つかったりします!
今回の舞台のジャンルと関係ない、恋愛ドラマの主人公が北山と重なる部分が多く、「こんな所からも役のヒントが得られるんだ」と、発見がありました。何事も勉強ですね(笑)
演出のチェックを自分で消化できない所は、先輩や後輩に頼ることも!
今回はセリフのチェックを先輩に頼りまくりました!
どんな舞台もですが、支えて下さるスタッフや舞台ができる環境に感謝しながら臨みたいと思います!

芝居中ずっとベッドにいる四銃士
| 稽古場日記 | 14:08 | comments (x) | trackback (x) |
2025,05,17, Saturday
皆さま、こんにちは!
そして、はじめまして!
今回のブログを担当させていただきます、準劇団員の工藤凪紗(くどうなぎさ)と申します!
これから!何卒!よろしくお願いいたします!!
冒頭の挨拶から、「何だか、やたらと張り切っているな、この子。」と、感じていただいているかもしれません!
そうです!大っ変!張り切っております!
いつもの、3倍増しのテンションでお届けしております!
突然ですが……
皆さまは、お花はお好きですか?
私は大好きです!
お花を目当てに公園や神社、観光地に行ったり、道端に咲いているお花を見つけては立ち止まって眺めたりしています。
そして、お花を眺めるのも大好きですが、“花言葉”を調べるのも大好きです!
それぞれ違った花言葉を持ち、「あ~!確かに!」と納得できるようなものもあれば、「へー!こんなに可愛いのに!?」と、見た目からは想像できないような、ちょっと怖いお花もあったりします。
ちなみに私は、「オオイヌノフグリ」というお花が小学生の頃から一番好きです。

オオイヌノフグリは、春の訪れとともに小さなコバルトブルーの花を咲かせる野花なので、
皆さん一度は目にしたことがあるかと思います。
そんなオオイヌノフグリの花言葉は、「忠実」「信頼」「清らか」だそうです!
とてもとても納得の花言葉ですね。
花びらの大きさが7~10㎜程のお花ですが、小さくとも綺麗に立派に咲いている姿を見て、「私もこのように真っすぐ生きていきたい」、と思わせてくれるお花です。
続きまして…!
「フツーの生活 長崎編」のチラシのメインでもある、“黄色いひまわり”の花言葉をご紹介したいと思います。

黄色いひまわりの花言葉は、「あなただけを見つめる」「情熱」「憧れ」だそうです。
とっても素敵で、ピッタリな花言葉だと思います。
太陽のようにキラキラしていて、とても明るく前向きな気持ちにしてくれる、私の好きなお花のひとつでもあります。
(写真のひまわりは、たまたま通った歩道の脇の方に咲いていて、「こんなところにっ...!」と嬉しくなり、パシャっと撮ったした写真です。)
いつも太陽の方を向いていることから「ひまわり(向日葵)」と呼ばれるようになった、というお話は有名ですが、
実はひまわりが動くのは、花を咲かせる前の新芽が伸びる時期で、開花した後はほとんど動かないのだそうです!
ちなみにひまわりの種類は約百種類以上あり、品種改良によって新しい品種がどんどん増えているそう…!
そして“色”や“本数”によっても、花言葉は変わるそうです。
黄色以外の花言葉も、気になっていただけた方は、是非調べてみてください!
現在、いろいろな場所で目にすることができる、ひまわりやたくさんのお花たち。
戦時中もきっと、いろいろな場所で美しく立派に咲き、時には人々を励まし、人々を繋げてくれていた存在だったと思います。
そんなひまわりは、舞台上でも、とーっても素敵な役割を担っております。

そんなお花たちが、人々や町と一緒に一瞬にして消えてしまったあの日。
消えてしまった後、花々や町、生きていた人々がどのように変わり果ててしまったのか…
今を平和に暮らす私たちに、想像できるでしょうか。
観劇後、当たり前の毎日を、きっといつもよりもっと愛おしく大切に感じると思います。
是非、劇場で一緒に体感していただけたらと思います。
皆様のご来場、心より、お待ちしております。
そして、はじめまして!
今回のブログを担当させていただきます、準劇団員の工藤凪紗(くどうなぎさ)と申します!
これから!何卒!よろしくお願いいたします!!
冒頭の挨拶から、「何だか、やたらと張り切っているな、この子。」と、感じていただいているかもしれません!
そうです!大っ変!張り切っております!
いつもの、3倍増しのテンションでお届けしております!
突然ですが……
皆さまは、お花はお好きですか?
私は大好きです!
お花を目当てに公園や神社、観光地に行ったり、道端に咲いているお花を見つけては立ち止まって眺めたりしています。
そして、お花を眺めるのも大好きですが、“花言葉”を調べるのも大好きです!
それぞれ違った花言葉を持ち、「あ~!確かに!」と納得できるようなものもあれば、「へー!こんなに可愛いのに!?」と、見た目からは想像できないような、ちょっと怖いお花もあったりします。
ちなみに私は、「オオイヌノフグリ」というお花が小学生の頃から一番好きです。

オオイヌノフグリは、春の訪れとともに小さなコバルトブルーの花を咲かせる野花なので、
皆さん一度は目にしたことがあるかと思います。
そんなオオイヌノフグリの花言葉は、「忠実」「信頼」「清らか」だそうです!
とてもとても納得の花言葉ですね。
花びらの大きさが7~10㎜程のお花ですが、小さくとも綺麗に立派に咲いている姿を見て、「私もこのように真っすぐ生きていきたい」、と思わせてくれるお花です。
続きまして…!
「フツーの生活 長崎編」のチラシのメインでもある、“黄色いひまわり”の花言葉をご紹介したいと思います。

黄色いひまわりの花言葉は、「あなただけを見つめる」「情熱」「憧れ」だそうです。
とっても素敵で、ピッタリな花言葉だと思います。
太陽のようにキラキラしていて、とても明るく前向きな気持ちにしてくれる、私の好きなお花のひとつでもあります。
(写真のひまわりは、たまたま通った歩道の脇の方に咲いていて、「こんなところにっ...!」と嬉しくなり、パシャっと撮ったした写真です。)
いつも太陽の方を向いていることから「ひまわり(向日葵)」と呼ばれるようになった、というお話は有名ですが、
実はひまわりが動くのは、花を咲かせる前の新芽が伸びる時期で、開花した後はほとんど動かないのだそうです!
ちなみにひまわりの種類は約百種類以上あり、品種改良によって新しい品種がどんどん増えているそう…!
そして“色”や“本数”によっても、花言葉は変わるそうです。
黄色以外の花言葉も、気になっていただけた方は、是非調べてみてください!
現在、いろいろな場所で目にすることができる、ひまわりやたくさんのお花たち。
戦時中もきっと、いろいろな場所で美しく立派に咲き、時には人々を励まし、人々を繋げてくれていた存在だったと思います。
そんなひまわりは、舞台上でも、とーっても素敵な役割を担っております。

そんなお花たちが、人々や町と一緒に一瞬にして消えてしまったあの日。
消えてしまった後、花々や町、生きていた人々がどのように変わり果ててしまったのか…
今を平和に暮らす私たちに、想像できるでしょうか。
観劇後、当たり前の毎日を、きっといつもよりもっと愛おしく大切に感じると思います。
是非、劇場で一緒に体感していただけたらと思います。
皆様のご来場、心より、お待ちしております。
| 稽古場日記 | 11:08 | comments (x) | trackback (x) |
2025,05,15, Thursday
こんにちは。
大原君子役の松谷彼哉です。
長崎を訪れたのは2004年、20年以上も前になります。
小樽育ちの私は、海外文化の影響を受けた坂の多い長崎という街に郷愁に似た懐かしさを感じました。

美しい長崎という街が戦争の後、どのように復興を成してきたのか想いを馳せると胸が締め付けられました。
「フツーの生活 長崎編」の戯曲の中で、「運」という言葉が多く出てきます。
「運がいいのか悪いのか」
人生というものは運で左右される事もしばしば。
神様はどのように采配を振っているのでしょうか。
あの日、長崎は爆弾を投下される第一目的地ではなかったそうです。
たまたま第一目的地が雲(煙)に覆われていて、たまたま長崎に晴れ間が出来て視界が開けたから。
しかしながら、本来の目的地に投下されていたならば、被害はもっと大きかったと予測されています。
長崎は金比羅山のおかげで被害を免れた地域もあったようです。
命運はどこで分けられたのでしょうか。
もし、
雲がもっと厚ければ
飛行機の燃料が早くなくなっていれば
降伏勧告をすぐに受け入れていたならば
戦争などしていなければ
戦争などしていなければ
戦争などしていなければ
最後はそこに行きついてしまいます。
人間の欲望。
小さな諍いや喧嘩。
日々の暮らしの中で
小さな戦争をなくしてゆくことが
明日の平和へと繋がってゆくのだと信じています。
「フツーの生活 長崎編」を通じて、
皆さんの胸に、
平和への願いが熱く灯りますように。
願いを込めて。
松谷彼哉

大原君子役の松谷彼哉です。
長崎を訪れたのは2004年、20年以上も前になります。
小樽育ちの私は、海外文化の影響を受けた坂の多い長崎という街に郷愁に似た懐かしさを感じました。

美しい長崎という街が戦争の後、どのように復興を成してきたのか想いを馳せると胸が締め付けられました。
「フツーの生活 長崎編」の戯曲の中で、「運」という言葉が多く出てきます。
「運がいいのか悪いのか」
人生というものは運で左右される事もしばしば。
神様はどのように采配を振っているのでしょうか。
あの日、長崎は爆弾を投下される第一目的地ではなかったそうです。
たまたま第一目的地が雲(煙)に覆われていて、たまたま長崎に晴れ間が出来て視界が開けたから。
しかしながら、本来の目的地に投下されていたならば、被害はもっと大きかったと予測されています。
長崎は金比羅山のおかげで被害を免れた地域もあったようです。
命運はどこで分けられたのでしょうか。
もし、
雲がもっと厚ければ
飛行機の燃料が早くなくなっていれば
降伏勧告をすぐに受け入れていたならば
戦争などしていなければ
戦争などしていなければ
戦争などしていなければ
最後はそこに行きついてしまいます。
人間の欲望。
小さな諍いや喧嘩。
日々の暮らしの中で
小さな戦争をなくしてゆくことが
明日の平和へと繋がってゆくのだと信じています。
「フツーの生活 長崎編」を通じて、
皆さんの胸に、
平和への願いが熱く灯りますように。
願いを込めて。
松谷彼哉

| 稽古場日記 | 11:45 | comments (x) | trackback (x) |
2025,05,13, Tuesday
本日の担当は、『原爆詩を読む』に出演します、葛西佳貴です。
本編『フツーの生活』は全3編の作品です。
その中の劇団養成所修了公演『フツーの生活 沖縄編』に出演していました。(演出:磯辺万沙子さん、特別演技指導:北村総一朗さん)
今回『長崎編』上演にあたり改めて『沖縄編』の台本を読み返してみたのですが、
2年前では気づけなかったこと、今ならどう演じるかな、なんて考えと一緒に思い出が蘇ってきました。
中学生の役に決まり身長180cm以上の僕が本当に中学生に見えるか不安だったこと。
役作りのため自分でバリカンを使い坊主頭にしたこと。
同期とセリフの解釈や小道具についてあーでもないこーでもないと話し合ったこと。
稽古期間の思い出は沢山あるのに本番が始まってからは緊張で記憶がないこと。
それでもカーテンコールの景色と音は忘れられないこと。
今回『沖縄編』に出演していた同期が5名参加しています。
5人それぞれがこの2年間で学んだものを乗せて、皆さんにお届けします。
是非ご来場ください。

(左から葛西・工藤・賀原・砂田・中島)
本編『フツーの生活』は全3編の作品です。
その中の劇団養成所修了公演『フツーの生活 沖縄編』に出演していました。(演出:磯辺万沙子さん、特別演技指導:北村総一朗さん)
今回『長崎編』上演にあたり改めて『沖縄編』の台本を読み返してみたのですが、
2年前では気づけなかったこと、今ならどう演じるかな、なんて考えと一緒に思い出が蘇ってきました。
中学生の役に決まり身長180cm以上の僕が本当に中学生に見えるか不安だったこと。
役作りのため自分でバリカンを使い坊主頭にしたこと。
同期とセリフの解釈や小道具についてあーでもないこーでもないと話し合ったこと。
稽古期間の思い出は沢山あるのに本番が始まってからは緊張で記憶がないこと。
それでもカーテンコールの景色と音は忘れられないこと。
今回『沖縄編』に出演していた同期が5名参加しています。
5人それぞれがこの2年間で学んだものを乗せて、皆さんにお届けします。
是非ご来場ください。

(左から葛西・工藤・賀原・砂田・中島)
| 稽古場日記 | 11:47 | comments (x) | trackback (x) |
2025,05,11, Sunday
こんにちは!劇団員の髙橋慧です!
劇団昴ザ・サード・ステージ「フツーの生活 長崎編」に、看護婦の武田里実 役として出演いたします!
ただいま、絶賛稽古中です!
稽古の様子をチラッとお届け!
こちらの写真は、私の同期の横井麻子(左)と、町田大征(右)です。

タンクトップ坊主の町田は、とにかく話題に事欠くことがない男なのです。常にどこか怪我しているし、やらかしている。だけどなんかいつも楽しそう。いつも誰かに怒られているけど、なんか嬉しそう。
総一朗さんからのノートに対し、トンチンカンな発言をしては周りの不安を煽り、時に爆笑を巻き起こす。
横井麻子は、なくてはならない存在です。本当にカッコいい女でなのです。そして面白い。
私の爆笑している原因の8割、横井麻子だと思います。町田を見守る…いや、一瞥する横井の表情。
この2人が揃うと爆笑の嵐が巻き起こります。冷静に対処する横井と、慌てふためき暴れる町田。
この対比。横井にガチ説教をされているのに嬉しそうな顔の町田。
そんな私たちは、いつも先輩方、後輩たちに見守られています。(本当に、ありがとうございます)
こちらの写真は、真面目なシーンのとき、不安そうに町田を見守っている後輩たち。そして作戦会議をする先輩と町田。


「絶対に何かやらかすぞ…」
構えの姿勢が半端じゃない。
実際にやらかすことが多いのですが、彼らのフォロー力たるや…!
総一朗さん、磯辺さんを筆頭に、彼の個性を生かしてくれる座組に、同期として本当に感謝しています。この座組では、いつもどこかで笑いが起こっている。中心に町田がいたりする。とても腹が立って、同じくらい嬉しい。
座組の皆様は、大変なことも多いであろうに、いつも周りに気を配り、優しい言葉を掛け合う。温かい。
なにより、こんなに笑いが溢れる稽古場は初めてです。
戦時中である今作品。楽しく愛しい現場であればあるほど、ふと思うのです。
これが一瞬で消えてしまうのか。
スタンバイしている時、舞台上でイキイキとしているキャストを見て、そして裏でニコニコ動いてくれている裏付きスタッフを見て。
ああ、幸せだな…と思った瞬間、たまらなくて怖くて涙が出ました。失いたくない。
今を生きている。今ではフツーのことかもしれない。思想は自由で、ありのままの自分でいていいのだと思える居場所がある。でも、これが、どれほど幸せで、ありがたいことか。
たまたま同期になった2人。でも、私にとっては、なるべくして同期になれた2人。
当たり前だと思うことも、フツーだと思っていることも、本当はとても幸運なことが多い。苦しさの中に、どれだけの幸運を見つけていけるか、それが私のフツーの生活を豊かにするカギなのだと、今回の稽古を通して感じています。
町田って男は、たくさん迷惑をかけている。でも周りを暗くするような発言は絶対にしない。
フツーの人なら落ち込んでシーンとした空気にしてしまうところを、奴は笑いを巻き起こす。時に救ってくれる一言を何の気なしに言ってくれる。それってフツーのことじゃない。
ある日、頭をポリポリ掻きながら「ごめんね」と言ってきた町田。
いいんだ、お前はこれでいいのだ。
私が落ち込んで前を向けなくなったとき横井がずっと言い続けてくれた「そのままでいいんだ。髙橋にしかできないことがある」という言葉。
今回は、何かあったら私が町田に伝えようと思っていたのですが、まだ奴がとことん落ち込んだ姿を見ていないので、この秘伝の言葉は使っていません。笑
でも、いつでも思っています。
「直すべきところ直し(ここ重要!)、あとはそのまま、これでいいのだ我が同期!」

〜おまけ写真〜
稽古後の和気あいあいの作業風景

稽古開始前の、先輩2人のツインズ姿

(左:宮崎貴宜さん 右:洲本大輔さん)
劇団昴ザ・サード・ステージ「フツーの生活 長崎編」に、看護婦の武田里実 役として出演いたします!
ただいま、絶賛稽古中です!
稽古の様子をチラッとお届け!
こちらの写真は、私の同期の横井麻子(左)と、町田大征(右)です。

タンクトップ坊主の町田は、とにかく話題に事欠くことがない男なのです。常にどこか怪我しているし、やらかしている。だけどなんかいつも楽しそう。いつも誰かに怒られているけど、なんか嬉しそう。
総一朗さんからのノートに対し、トンチンカンな発言をしては周りの不安を煽り、時に爆笑を巻き起こす。
横井麻子は、なくてはならない存在です。本当にカッコいい女でなのです。そして面白い。
私の爆笑している原因の8割、横井麻子だと思います。町田を見守る…いや、一瞥する横井の表情。
この2人が揃うと爆笑の嵐が巻き起こります。冷静に対処する横井と、慌てふためき暴れる町田。
この対比。横井にガチ説教をされているのに嬉しそうな顔の町田。
そんな私たちは、いつも先輩方、後輩たちに見守られています。(本当に、ありがとうございます)
こちらの写真は、真面目なシーンのとき、不安そうに町田を見守っている後輩たち。そして作戦会議をする先輩と町田。


「絶対に何かやらかすぞ…」
構えの姿勢が半端じゃない。
実際にやらかすことが多いのですが、彼らのフォロー力たるや…!
総一朗さん、磯辺さんを筆頭に、彼の個性を生かしてくれる座組に、同期として本当に感謝しています。この座組では、いつもどこかで笑いが起こっている。中心に町田がいたりする。とても腹が立って、同じくらい嬉しい。
座組の皆様は、大変なことも多いであろうに、いつも周りに気を配り、優しい言葉を掛け合う。温かい。
なにより、こんなに笑いが溢れる稽古場は初めてです。
戦時中である今作品。楽しく愛しい現場であればあるほど、ふと思うのです。
これが一瞬で消えてしまうのか。
スタンバイしている時、舞台上でイキイキとしているキャストを見て、そして裏でニコニコ動いてくれている裏付きスタッフを見て。
ああ、幸せだな…と思った瞬間、たまらなくて怖くて涙が出ました。失いたくない。
今を生きている。今ではフツーのことかもしれない。思想は自由で、ありのままの自分でいていいのだと思える居場所がある。でも、これが、どれほど幸せで、ありがたいことか。
たまたま同期になった2人。でも、私にとっては、なるべくして同期になれた2人。
当たり前だと思うことも、フツーだと思っていることも、本当はとても幸運なことが多い。苦しさの中に、どれだけの幸運を見つけていけるか、それが私のフツーの生活を豊かにするカギなのだと、今回の稽古を通して感じています。
町田って男は、たくさん迷惑をかけている。でも周りを暗くするような発言は絶対にしない。
フツーの人なら落ち込んでシーンとした空気にしてしまうところを、奴は笑いを巻き起こす。時に救ってくれる一言を何の気なしに言ってくれる。それってフツーのことじゃない。
ある日、頭をポリポリ掻きながら「ごめんね」と言ってきた町田。
いいんだ、お前はこれでいいのだ。
私が落ち込んで前を向けなくなったとき横井がずっと言い続けてくれた「そのままでいいんだ。髙橋にしかできないことがある」という言葉。
今回は、何かあったら私が町田に伝えようと思っていたのですが、まだ奴がとことん落ち込んだ姿を見ていないので、この秘伝の言葉は使っていません。笑
でも、いつでも思っています。
「直すべきところ直し(ここ重要!)、あとはそのまま、これでいいのだ我が同期!」

〜おまけ写真〜
稽古後の和気あいあいの作業風景

稽古開始前の、先輩2人のツインズ姿

(左:宮崎貴宜さん 右:洲本大輔さん)
| 稽古場日記 | 18:18 | comments (x) | trackback (x) |
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