冷えてきましたね。
別役実作「死体のある風景」チームです。
このチームは、磯辺 万沙子さんに指導して頂いております。

この作品は不条理劇と言われています。
不条理劇と聞くと…なんだか、とっつきにくい芝居のように思ってしまいがちですが、
不条理劇って一体なんなのでしょう?

リアリズム演劇を含め、従来の演劇では、
登場人物の目的がストーリーの軸となり、そこへ向かって起承転結します。

不条理演劇では、登場人物の目的が不可解で曖昧なものである事が多いです。
登場人物を取り巻く状況は最初から行き詰まっており、
彼らはそれに対しなんらかの変化を望みますが、とりとめもない不毛な会話の中にしだいに埋もれていきます。


うーん…不条理劇って、なんだか宇宙飛行士がやる真っ白な千ピースパズルみたいですね…


不条理演劇の代表的な作り手には、
ベケットやイヨネスコ、ハロルド・ピンターやエドワード・オールビー、ジャン・ジュネ、
そして日本の別役実さんがいます。


カミュは、「人間は不条理な存在である」と言ったそうです。
もしかしたら不条理の中にこそリアルな人間がいるのかもしれませんね。


ちょっと格好つけすぎましたかね(笑)


そんな高い壁に挑むメンバーは、桑原 良太と舘田 悠悠です。
そして、この作品の主役といっても過言ではない、首吊り縄です!!






どんな化学反応が3人?の中で起こるのかは、是非劇場でご覧ください!!


桑原良太・舘田悠悠
| 稽古場日記::試演会 vol.1 | 16:03 | comments (x) | trackback (x) |

  
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