2013,09,08, Sunday
こんにちは。
ブログ副隊長の服部肇役・遠藤純一です。
今日はこの戯曲のテーマである、食にまつわる思い出話をひとつ…。
昨日の稽古終了後、帰宅途中で街のお祭りに遭遇!
にぎやかな屋台の雰囲気(食べ物の匂い)に思わず寄り道してしまいました。
たこ焼き屋さんの屋台を見てたら、ふと子供の時の記憶が蘇って来ました。
母方の田舎に遊びに行った、夏休み。
開催されていた夜祭りでたこ焼き屋台を見つけて、「食べたい」と、おねだりして買ってもらった、たこ焼き。
親戚の家に戻って一同で食べはじめると、それは、『ちくわ焼き』だったのです。
屋台のショーケース(?)の部分には、確かに茹で蛸が、まるごと一匹鎮座していたのに…
たこ焼きとおぼしき丸い玉のなかに入っていたのは、『タコ』ではなく、『ちくわ』!
何故だぁ~!
怒りのおさまらない幼少期の純一少年は、「文句を言って来る!」と息巻いていたところ、大人な人達に引き留められたのでした。
純粋だったあの頃。
怖いもの知らずだった、あの頃。
本当に文句を言いに行っていたら、どうなっていたのでしょう?
屋台のおじさんは、『本当のタコ』を食べさせてくれたのでしょうか?
あれから数十年。
今はそんな店も見かけなくなりました。
だけど、夜祭り独特の怪しい雰囲気は今も健在でした。
あの射的の的、本当に倒れるのかよ?
この紐の先に、本当にプレステくっ付いてんのかよ?みたいな…。
でも、『かたぬき』に興じる子供達の姿を見て、やっぱり祭りっていいなぁ~と感じました。
本物とはなんぞや?
そんなほろ苦い、『たこ焼きもどき』の体験を経て、少年は大人になりました。
そして今日も、本物の芝居になる為の稽古は続くのです。
遠藤 純一
ブログ副隊長の服部肇役・遠藤純一です。
今日はこの戯曲のテーマである、食にまつわる思い出話をひとつ…。
昨日の稽古終了後、帰宅途中で街のお祭りに遭遇!
にぎやかな屋台の雰囲気(食べ物の匂い)に思わず寄り道してしまいました。
たこ焼き屋さんの屋台を見てたら、ふと子供の時の記憶が蘇って来ました。
母方の田舎に遊びに行った、夏休み。
開催されていた夜祭りでたこ焼き屋台を見つけて、「食べたい」と、おねだりして買ってもらった、たこ焼き。
親戚の家に戻って一同で食べはじめると、それは、『ちくわ焼き』だったのです。
屋台のショーケース(?)の部分には、確かに茹で蛸が、まるごと一匹鎮座していたのに…
たこ焼きとおぼしき丸い玉のなかに入っていたのは、『タコ』ではなく、『ちくわ』!
何故だぁ~!
怒りのおさまらない幼少期の純一少年は、「文句を言って来る!」と息巻いていたところ、大人な人達に引き留められたのでした。
純粋だったあの頃。
怖いもの知らずだった、あの頃。
本当に文句を言いに行っていたら、どうなっていたのでしょう?
屋台のおじさんは、『本当のタコ』を食べさせてくれたのでしょうか?
あれから数十年。
今はそんな店も見かけなくなりました。
だけど、夜祭り独特の怪しい雰囲気は今も健在でした。
あの射的の的、本当に倒れるのかよ?
この紐の先に、本当にプレステくっ付いてんのかよ?みたいな…。
でも、『かたぬき』に興じる子供達の姿を見て、やっぱり祭りっていいなぁ~と感じました。
本物とはなんぞや?
そんなほろ苦い、『たこ焼きもどき』の体験を経て、少年は大人になりました。
そして今日も、本物の芝居になる為の稽古は続くのです。
遠藤 純一
| 稽古場日記::本当のことを言ってください | 22:42 | comments (x) | trackback (x) |
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