2021,11,13, Saturday
皆様おはようございます。
キャロラーの三輪学です。
以前のブログでも何人かが書いていましたが、
数多く『クリスマス・キャロル』を経験した人をキャロラー、
そして、さらにより多くかかわった人をキャロリストと呼ぶようにしています。
え?誰が呼んでいるのかって?
まぁ劇団で一部の人だけですよ。
ていうか、わたしもその一人ですけど。
私は入団した年に、金尾さんがスクルージだった、劇団の歴史でいうと第5バーションのクリスマス・キャロル、2年目の裏方に付くことになりました。
その時の演出は、今回と同じ河田園子さん。まだ劇団昴の演出部でした。
今回のスクルージ、宮本さんはボブ・クラチット役でした。
この第5バージョンの裏方を最後までやり切り、金子さんスクルージの第6バージョンも、裏方として招集され、立ち上げから関わることになります。
この第6バージョンは翌年から一部ダブルキャストに変更され、そのときに未来の精霊として出演のチャンスをいただくことになりました。
第6バージョンの大千穐楽の後、劇団本公演でのクリスマス・キャロルは休止期間に入りますが、
豊島区の劇場、あうるすぽっとさんとの共同公演で、毎年劇場ロビーにて無料でおこなう
リーディング・クリスマス・キャロルという作品を立ち上げ、数年間私も出演させていただいておりました。
そうそう、このリーディング版のキャロルの演出も河田さんでした。
そして音楽はすべて上田さん。
この計10年以上の『クリスマス・キャロル』の経験を持って、私は自称キャロラーを公言しているわけであります。
今回の第7バージョンのキャロルをやりきると、そろそろキャロリストへの道も見えてくるかもしれません。
稽古でも当然出ずっぱりで、お疲れのところ恐縮でしたが、宮本センパイに休憩時間お話をすこししていただきました。
三輪「宮本さんがボブ・クラチットをやったキャロルの2年目が、僕が新人の年だったんですよ。」
宮本「あーそうなんだ。」
三輪「宮本さん、自分がスクルージやることになるって思ってました??」
宮本「実はね、あのキャロルのお客様へのお礼状に、『10年後は私がスクルージやってます!』って書いているんだよね。」
三輪「ではやはり、いつかはやりたいと思っていたわけですね。」
宮本「うん、そうなんだけど、いざ今回キャスティングされると、『(あれ?ほんとに今の自分でいいのかな?)』とか思っちゃって…」
三輪「でも実際はあのときから18年たっているわけですから。」
宮本「そうなんだよね。でもさ、自分ではそんなにたってる自覚がなくて。」
三輪「あーわかります。『この頃にはもっと上手くなってるだろ!」と思ってるうちに、あ、もう10年だ、みたいな(笑)』
宮本「そうそう(笑)でも全然この年齢でスクルージはおかしくないからねぇ。」
三輪「僕もキャスティング表見て、マーレイ!!って二度見しましたけど、劇中の7年前に他界しているキャラなんで、今の年齢でも全然おかしくないんですよね。」
自分の芝居に謙虚に真摯に取り組んでいる宮本さんと、同じ感覚というのも少々言い過ぎかもしれませんが、
『いつかのキャロルの自分』を背負った宮本さんや私のようなキャロラーと、今回初めて新鮮に参加している劇団昴キャロル第七世代との化学反応がバチバチどっかんと稽古場で起き始めております。
是非是非そんな新しいキャロルを劇場にて体験してください。ここから新たなキャロラー達もきっと生まれていくはずです。
皆様のご来場を心からお待ちしております!
写真は、役作りで超絶髪の毛伸ばし中の二人でパシャリ。
三輪学
キャロラーの三輪学です。
以前のブログでも何人かが書いていましたが、
数多く『クリスマス・キャロル』を経験した人をキャロラー、
そして、さらにより多くかかわった人をキャロリストと呼ぶようにしています。
え?誰が呼んでいるのかって?
まぁ劇団で一部の人だけですよ。
ていうか、わたしもその一人ですけど。
私は入団した年に、金尾さんがスクルージだった、劇団の歴史でいうと第5バーションのクリスマス・キャロル、2年目の裏方に付くことになりました。
その時の演出は、今回と同じ河田園子さん。まだ劇団昴の演出部でした。
今回のスクルージ、宮本さんはボブ・クラチット役でした。
この第5バージョンの裏方を最後までやり切り、金子さんスクルージの第6バージョンも、裏方として招集され、立ち上げから関わることになります。
この第6バージョンは翌年から一部ダブルキャストに変更され、そのときに未来の精霊として出演のチャンスをいただくことになりました。
第6バージョンの大千穐楽の後、劇団本公演でのクリスマス・キャロルは休止期間に入りますが、
豊島区の劇場、あうるすぽっとさんとの共同公演で、毎年劇場ロビーにて無料でおこなう
リーディング・クリスマス・キャロルという作品を立ち上げ、数年間私も出演させていただいておりました。
そうそう、このリーディング版のキャロルの演出も河田さんでした。
そして音楽はすべて上田さん。
この計10年以上の『クリスマス・キャロル』の経験を持って、私は自称キャロラーを公言しているわけであります。
今回の第7バージョンのキャロルをやりきると、そろそろキャロリストへの道も見えてくるかもしれません。
稽古でも当然出ずっぱりで、お疲れのところ恐縮でしたが、宮本センパイに休憩時間お話をすこししていただきました。
三輪「宮本さんがボブ・クラチットをやったキャロルの2年目が、僕が新人の年だったんですよ。」
宮本「あーそうなんだ。」
三輪「宮本さん、自分がスクルージやることになるって思ってました??」
宮本「実はね、あのキャロルのお客様へのお礼状に、『10年後は私がスクルージやってます!』って書いているんだよね。」
三輪「ではやはり、いつかはやりたいと思っていたわけですね。」
宮本「うん、そうなんだけど、いざ今回キャスティングされると、『(あれ?ほんとに今の自分でいいのかな?)』とか思っちゃって…」
三輪「でも実際はあのときから18年たっているわけですから。」
宮本「そうなんだよね。でもさ、自分ではそんなにたってる自覚がなくて。」
三輪「あーわかります。『この頃にはもっと上手くなってるだろ!」と思ってるうちに、あ、もう10年だ、みたいな(笑)』
宮本「そうそう(笑)でも全然この年齢でスクルージはおかしくないからねぇ。」
三輪「僕もキャスティング表見て、マーレイ!!って二度見しましたけど、劇中の7年前に他界しているキャラなんで、今の年齢でも全然おかしくないんですよね。」
自分の芝居に謙虚に真摯に取り組んでいる宮本さんと、同じ感覚というのも少々言い過ぎかもしれませんが、
『いつかのキャロルの自分』を背負った宮本さんや私のようなキャロラーと、今回初めて新鮮に参加している劇団昴キャロル第七世代との化学反応がバチバチどっかんと稽古場で起き始めております。
是非是非そんな新しいキャロルを劇場にて体験してください。ここから新たなキャロラー達もきっと生まれていくはずです。
皆様のご来場を心からお待ちしております!
写真は、役作りで超絶髪の毛伸ばし中の二人でパシャリ。
三輪学
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 00:39 | comments (x) | trackback (x) |
TOP PAGE △