「親の顔が見たい」九州編 福岡(1) 落合るみ
今日は落合るみが担当させて頂きます。

旅もいよいよ終盤へ。
最後から二つ目の地、福岡へやってまいりました!

私、初福岡なのですが、いやー大都会ですね。
移動日だけだった昨日、美容室へ行き、夜は地下鉄で呉服町のモツ鍋屋さんに行ったのですが、
新宿と渋谷と銀座と丸の内を足したようなところだなあと思いました。
そして、福岡の人は華があってオープン!
担当してくれた美容師さんも、かわいくて話しやすくて、普段ならひたすら雑誌を読みふける私が二時間喋り続けてしまいましたし、街ゆく男性も、昨今東京に多いいわゆる草食系はみかけず、アグレッシブでオシャレなヘアスタイル、ファッションのお兄さんが多いんですね。
今時、狭い日本、どこもそんなに人は変わらないでしょうと思っていましたが、福岡はかなり違う気がします。
芸能人をたくさん輩出しているのもよくわかるなあと思ったのでした。

さて、福岡では、764席の劇場で一週間、例会公演をさせて頂きます。
もともと150席に満たない小さな劇場から始まったこの作品、もちろん再演を経て大劇場にも対応できるよう変化はしていますが、密室の中での決して開放的ではない緊迫した状況は、やはり小さめの劇場だと、演出家の意図がより濃く打ち出せる気がします。
今日は本番中ふと、初演の、劇場中が針が落ちる音も聞こえるほど静かに固唾をのんで見てくださっていた空気を思い出しました。
今日の劇場なら初演よりちょっと出す程度の声でもいけるかも!?と思ったのですが、どうだったでしょうか・・
声の出し方というのは、役の生理にとても深いところで関わっていると思いますので、そこで無理をしなくていいと自分の中ですごくつながりやすいんですよね。
他の出演者の場面も、遠くの客席に届いているかをあまり心配しなくていいためか、トントンとテンポよく進んでいたような気がします。


一ヶ月以上過ぎて、移動、劇場、ホテル、の繰り返しがすでに日常になってきています。
この芝居は、開演前にダンス稽古も歌稽古もないですし、芝居のネタバレにならないようブログを書くのはなかなか難しい・・



林佳代子さんは、姉崎さん・宮本さん・私と同じく、劇場入り一番手チームです。
美味しいお通しを頂くと、キリッ!とランニングに向かわれます。
ロビーや劇場内をひたすら走り回る!
だから太らないんだな・・といつも思っております。



お、佐藤しのぶさんも体幹を鍛えてますね!



と、思ったら、演出部の宮下さんと何を話しているのか、大笑いして盛り上がっています!
しのぶさんと宮下さんは、私の中では、テンション高い人、俳優部と演出部の堂々一位のお二人です。



宮本さんと姉崎さん
なんだかすごーく真面目に芝居の事を話しているように見えますが、残念ながら、このブログでのクイズの答えを発表する際の構図を考えていらっしゃいます。
さらに残念なことに、この真面目に話してる風なかんじもヤラセです。



会員の方が差し入れて下さった厚手でゴージャスなコットンを使って、嬉々としてコットンパックを始めたおおちゃん。(大坂史子)
30分後に開演とは思えない幸せな顔です。
よかったね♪

同じく、会員の方がお通しと一緒に手作りのシュシュを沢山下さいました。
好みのものを選ぶべく群がる女性陣の中、私は即決。
犬柄です。



部屋に戻って、愛犬・犬たろうの首につけてあげましたよ。
なんだか嬉しくて笑っているようではありませんか!
・・・しのぶさんにも心配されているようですが、私は決して病んでるわけではありませんよ!

とはいえ、思えば、数年前の旅公演ではまだうまく気分転換ができず、役を引きずって毎日疲れ果てていました。
震災の後の旅では、何を思ったか、そこそこ高い水晶の塊を買ったことさえ・・・
あの時の私をとめてあげたい・・そして、あの水晶はいまどこに・・

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