「汚れた手」課題!! 大島大次郎
「汚れた手」では、発砲シーンや火器を持つシーンがあり、そのため元自衛官である劇団員の田徳真尚(たとくまなぶ)による銃の講習会を開きました。




…田徳氏のレクチャーを聞きながら、まず私、大島が感じたことは、
舞台の登場人物で銃の扱いに馴れている人物、そうではない人物の『差』の表現。

お客様にはあまりにも細かすぎて本番の舞台では気付きにくいかもしれませんが、
そういった拳銃の扱い方ひとつひとつで芝居にコントラストが生まれ、奥行きが出てきます。

例えば、射撃のプロは、銃を撃つ直前まで引き金に指をかけない。
なぜなら、銃の引き金の調整を軽くしているので暴発を防ぐために撃つ直前まで指をかけない等々、目から鱗の情報が多数。
他には射撃姿勢等々のレクチャーを受けました。



なるほどなるほどとお話を聞いていましたが、田徳氏のように実物の拳銃を扱ったことのある人が、模型の銃を持つとまるで実弾が飛び出して来そうな緊張感…
この緊張感は舞台に反映させないといけないと出演者陣は皆、感じたはず。
台詞や演技で舞台を形成するのはもちろんのこと、この緊張感も「汚れた手」には欠かすことの出来ない必要な要素!

今後の大きな課題です!!
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