原発で働く人々
タイトル:原発で働く人々

お芝居の世界では珍しく、午前中からの稽古が続いています。
いつもは夕方からの稽古がほとんどなので、体内時計が世間とズレがちな我々…
でも、本番までもう少しですから、そんなことも言っていられません!!!


さて。
本日は、いよいよ、原発で働く職員役のキャスト陣を紹介致します。



左は、制御士:三輪学さん
右は、放射線測定技師:中西陽介さん
2人は、部署は違うけれど、同じチェルノブイリ4号炉で働いていた、いわば「同僚」です。

稽古序盤、この台本には書かれていませんが、「もしこの2人が、職場の食堂で出くわしたらどんな会話をするのか?」なんていう即興劇を稽古の一環でやりました。
2人の人間関係、台本には多く書かれていませんが、劇場ではきっと肌でたくさん感じていただけると思います。

そして、後ろに移っているのは、彼らの上司、原発所長の山口嘉三さん。

チェルノブイリ原発事故現場の所長、史実では「ブリュハーノフ所長」となっていますが、今回の舞台では名前までは出てきません。
4月26日午前1時過ぎ、爆発事故が起こったのですが、彼は上層部に「大丈夫だ」と嘘の報告をしたと言われています。
そこにはどんな真実があったのか?

チェルノブイリ原発事故、当時の真実にも愕然とさせられますが、では、3・11、福島原発の時はどうだったのか?
それを考えると、とても他国の、ただの「史実」では済まされない気がしています。

みなさんは、劇場で、どう感じるのでしょうか…?
| 稽古場日記::石棺 チェルノブイリの黙示録 | 20:29 | comments (x) | trackback (x) |

  
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