出演者紹介 2
「ポーランドの人形遣い」の出演者の宮本充です。
前回に引き続き、出演者の紹介です。



牛山茂。
「アルジャーノンに花束を」の初代チャーリー。
よく響く魅力的な声は、時には愛らしく、時にはクールに、そして最後は切なく、三百人劇場の満員の観客を魅了しました。
舞台は大ヒットし、その後、日本各地を巡演しました。
ここ数年、劇団朋友の舞台「ら・ら・ら」の客演(原日出子さんの夫役)で全国各地を回っていますが、今でも旅先でお客様から、当時の「アルジャーノンに花束を」の話が出るそうです。
こうしてずっと人の心に残り続けるというのは役者冥利に尽きるのではないでしょうか。(僕も覚えてますよ!)

さて、このコーナーはあくまで僕の個人的意見を書いていますので、以後は後輩として「牛山さん」と、紹介させてもらいます。

牛山さんは長野県の諏訪市出身。
何と小学生の頃から、上京して舞台に立つことを夢見ていたそうです。(少しおかしいんじゃないの?〈本人談〉)
高校時代は演劇部に所属。
すでにその頃からシェイクスピアを!

高校を卒業後、上京。池袋の「舞台芸術学院」で基礎技術を学び、シェイクスピアをやるために(本人談)、劇団「雲」(昴の前身)に入団。
最近のシェイクスピア作品では「リア王」(2014年)のグロスター伯が記憶に新しいところ。

牛山さんの母校は長野県立茅野高校。
昴の若手、矢﨑和哉は高校の後輩です。
劇団内に、同じ高校の後輩がいるのは、東京の高校ならまだしも地方の高校では珍しいこと。
頼もしい後輩が入ってきましたね、牛山さん!

高校の同級会には、仕事が重なったりで、今まで一度も出席したことがなかったそうですが、この夏に開催された蓼科映画祭での、アニメ「この世界の片隅に」の舞台挨拶(北條円太郎役)のために帰郷した折に開かれた同級会に、約半世紀ぶりに出席。
誰なのか分からない同級生もいたそうで…半世紀ぶりですからね。
ちなみに長野県では「牛山」は「し」の音を高くして発音するそうです。

前回は中西陽介を「寡黙」という言葉で表現しましたが、牛山さんを一言で表現するならば、「饒舌」
牛山さんは気配りの人。
稽古場でも、宴席でも、すばる倶楽部のお茶会でも、軽妙なお喋りで、周りの人達を楽しく和やかにさせてくれます。
本人曰く「俺は争いごとが大嫌い。みんな楽しく行こうよ」

永遠の演劇青年。
劇団の人気者。(ホントか?〈本人談〉)
そんな牛山さんにぴったりの今回の役。
人柄がにじみ出ています。
ご期待下さい!


お陰様で、昼の部は全て売り切れとなりました。
夜の部はまだお席がございます。
上演時間は1時間40分ほどの予定。
終演後もお時間に余裕がございますので、ご予約がまだの方は、是非、夜の部もご検討ください。

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