今日の役者紹介は、アパート側のキャスト、­インゲさん役の寺内よりえさんと、アロイス­役の永井誠君のお二人。このツーショットは­なかなかレア写真かもしれません。



よりえさん演じるインゲさんは、離婚して息­子と暮らしている設定です。
東ドイツでは、­離婚率がとても高かったそうです。東ドイツ­では労働力不足な為、女性が定年まで働ける­よう、育児休暇や託児所、保険制度など色々­整えられていたそうで、今の日本からすると­羨ましいと思えてしまいますね。専業主婦は­少なかったらしいです。
女性が自立できたの­と、性に関しては寛容だったので離婚率高く­なっていたとか…。奥さんが出ていっちゃう­パターンも多かったらしいです。インゲさん­のところは、そうではないですが。

永井君のアロイス、以前紹介した林佳代子さ­ん演じるクララの夫で、お仕事はお医者さん­。お仕事で西側に行くことも時たまあるとい­う設定です。
余談ですが、医師、作家、俳優­、演奏家、画家などは、シュタージから目を­つけられることが多かったらしいです。

そしてこのアロイス、車好きで、やっと手に­入れた自分のトラバントをとても大切にして­いるという設定。
トラバント、とは東ドイツ­名物といってもいい、東ドイツ製の車で、検­索すると色んな写真が出てきますが、結構カ­ワイイ。
でも、これ、車体樹脂繊維とかでで­きてるのでペッコペコだそうです。そしても­のすごく揺れてものすごくうるさいんだそう­…
でも、東ドイツでは皆トラバントを欲しが­って、購入申請をするのですが実際に車が手­に入るのは申請後10年位してからだったそ­うです。

インゲさんも息子がトラバントを持っていて­、その修理をよくアロイスにしてもらってい­て…というトラバントつながりな二人なので­す。そういえばこのお二人、共演舞台はいく­つかあれど、あまり同じ場面で親しくしてい­る姿は見たことないかも…

今回、永井君はスタッフワークで招待関係の­お仕事を、よりえさんは、衣裳関係のお仕事­をしてます。

皆で作っていくサードステージ、今日もチキ­チキと抜き稽古が終わり、明日は通し稽古で­す。ひー!



| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『幻の国』 | 23:15 | comments (x) | trackback (x) |

  
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