進行中…
顔合わせから、あっという間に一週間が経ってしまいました。
我々は、連日、夜遅くまで稽古に励んでいます。

全体の「荒立ち」が終わり、その後は主に2幕を突き詰めています。

2幕は、外から査問官がやってきて、被爆患者たちに事故当時の話を聞くシーンが!
それぞれの患者の口から発せられる、事故の事実。
そして、会話を通して、それぞれの患者の人物像が浮き彫りになってきます。


ピリっと緊張感漂う稽古が終わり、私服に着替えると…



あらまぁ。おそろい!?
なんて気の合うメンバーなのでしょうか。

左から、放射線測定技師:中西陽介さん、運転手:町屋圭祐君、制御士:三輪学さん、査問官:宮本充さん。
「チェッカーズですね!?」ということで、写真撮影をお願いしてしまいました!



緊張感も大事にしながら、和気藹々と☆
今日も頑張りましょう!!


| 稽古場日記::石棺 チェルノブイリの黙示録 | 12:24 | comments (x) | trackback (x) |
コスモスのように… 姉崎公美
暑過ぎた夏が、いつの間にか影をひそめました。


昴の11月公演は『石棺-チェルノブイリの黙示録』。『せきかん』です。


7月の先行稽古、8月の自主稽古を経て、26日より本格的に稽古が開始されました。
昴にとって、またまた初めてお迎えした青井陽治さんの翻訳、演出です。

私達の頭の中は夏の暑さと入れ代わるように、すでに稽古の熱さでいっぱいです。


秋の花の代表とも言える赤いコスモスが、チェルノブイリ第4号炉の前に咲いているかのようなチラシも出来上がりました。

可憐な花に羽の様な葉、しなやかな細い茎からは想像できない程、地面にしっかりとした根を這わせ、雨 風に薙ぎ倒されても又、太陽に向かって起き上がってくるコスモス…

そんな不屈の精神を持って、人々は自らが生み出したとも言える、様々な困難に立ち向かって来ました。

『原子力』という、とてつもない物と共存して行かなくてはならない今、私達は不屈の精神だけでそれに立ち向かう事ができるのでしょうか?


まだまだ稽古は始まったばかりです。


どんな苦労があっても『石棺』初日には、舞台の上にコスモスのような花を涼しげに咲かせたい…

その道程をブログにもアップして参ります。
どうぞ楽しみにしていて下さい。


それでは…また

by姉崎
| 稽古場日記::石棺 チェルノブイリの黙示録 | 18:16 | comments (x) | trackback (x) |
顔合せ
9月26日、今日から「石棺~チェルノブイリの黙示録」の本格稽古が始まります。

稽古初日は、出演者・スタッフ陣、ぐるりと机を並べて顔合わせです。
制作から、プランナー・舞台スタッフ、出演者の紹介です。
そして、演出家からこの公演の演出プラン、意気込み、そして舞台セットの説明がありました。
気が引き締まる瞬間です。
顔合わせに引き続き、台本の読み合わせです。
約7時間、本読みは続きます。
一人一人、キャラクターが浮き彫りになり、時間はあっという間に過ぎていきます。

さて今日は稽古初日なので、関係者の親睦を深めるために稽古終了後、稽古場でパーティ♪
稽古場が一瞬で憩いの場に…

まず、演出・青井さんの音頭で乾杯!
「これからの稽古は、稽古時間も長く、なかなかのんびりする時間は取れないと思うけれど、今日は楽しみましょう」と。


貫禄を感じるメンバーです。

そして。
制作を手伝う磯辺さんを始め、女優陣が手作り料理を持ってきてくださいました!

美味しい!幸せです!!!

5号室原発所長役の山口嘉三さんの一本締めで公演の成功を祈り、パーティーは終了。

稽古場は一気に舞台使用に大変身。
明日からの立ち稽古に向けて仮道具を立て込みます。

さあ、いよいよ、ここから深くて濃い稽古が始まります…!
| 稽古場日記::石棺 チェルノブイリの黙示録 | 13:49 | comments (x) | trackback (x) |
自主稽古開始!!
皆様、こんにちは!
11月の本公演「石棺 チェルノブイリの黙示録」に出演します、箱田好子です。
これから本番終了まで、このブログを担当します。
どうぞよろしくお願いします!!

さて。
本番はまだまだ先!!と思っている皆様。
甘いです、私たちの稽古はもう始まっているのです!!!

顔合わせ・本格的な稽古は9月26日からなのですが、
この8月は、俳優たちが集まっての自主稽古をしています。



どんなセットができるのか、まだ分かりませんが、
誰が舞台に出てきて、誰が去っていくのか、整理する意味でも
少し動きながら台本を読み進めていきました。

左から、米倉さん、加賀谷君、箱田です。

みんなで集まって読むと、家で一人で読んでいる時にはできなかった発見がたくさんあるんです。不思議ですよね…




こちらは、一通り読み終わった後、みんなで感想を言い合ったり、
情報を交換している風景です。
みんなでじっくりと色んな話ができるのは、自主稽古の良いところの1つかもしれません!


こんな暑い季節に、熱く熱く芝居に燃える私たちの稽古模様を、
これからどんどんお伝えしていきますので、どうぞ次回もお楽しみに♪
| 稽古場日記::石棺 チェルノブイリの黙示録 | 18:48 | comments (x) | trackback (x) |
オーディションワークショップ
劇団昴11月の本公演、ウラディミール・グバリェフ作、青井陽治演出「石棺 チェルノブイリの黙示録」の制作補佐を担当します、磯辺万沙子です。

6月公演「危機一髪」では、出演者として占い師の役で舞台に立たせて頂きますが、秋の公演は舞台の制作補佐として支えていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

これから、徐々に「石棺」について、その概要や側面などレポートしていきたいと思います。

少しだけ、作者のウラディミール・グバリェフについて・・・
1938年ロシア共和国のモギリョフ市生まれ、モスクワ工業大学を卒業後、76年にプラウダの科学記者となりました。彼は記者としての仕事の傍ら、宇宙開発・原爆平和利用などに関する戯曲を書いています。
チェルノブイリの事故直後現地に飛び、その第一報を世界に送ったのです。そして現地での取材に基づいて、戯曲「石棺」は事故2ヶ月後の7月6日発表されたのでした・・・

ところで、3月26日(月)劇団昴の稽古場では、「石棺」キャスティングのためのオーディションワークショップが行われました。
今回は、第1回目!今後第2回、第3回と続くのですが、まずは1回目のレポートです。
この日の参加者は、32人。年齢層は・・・60代から20代前半まで。
皆、緊張の面持ちです。


午後14時からオーディションワークショップ開始。

まずは青井さんのお弟子さん(?)の田中覚(タナカサトル)さんが、俳優たちの身体能力をチェックします。
①バランス②筋トレ③リラックス④ブートキャンプ
身体のゆがみをチェックし、筋肉を目覚めさせ、ゆっくりとリラックスした中で身体を開き、そしてとどめのブートキャンプ。
ここまでで約2時間以上。

日頃鍛えているはずの俳優たちも、すっかり顎が上がっています。


第二部は青井さんのワークショップ。

まずは、手でリズムを取りながら歩く→手と足のリズムを変える。
これが難しいのです。恥ずかしながら私もこっそりやっていましたが、ちょっと気を許すと何がなにやら分からなくなって、脳と身体のリンクが上手くいっていないことに気がつきました。「若い頃は、もっと簡単に出来ていたのに~」等、参加者からも悔し紛れの言い訳が聞こえてきます(笑)

次に、それぞれが、食べたいモノを言い合います。その食べ物がその人の看板(?)になり、その名前を呼び椅子取りゲームを行います。

ミラーゲーム(発信者と受信者)、ウインクキラーなどのゲームを織り交ぜながら、夜10時までこのワークショップは行われました。

いつの間にか、皆、オーディションだった事も忘れ、ひたすらゲームや青井さんの要求に応えようと集中していきます。
そして、劇団の仲間と向き合い、お互いをより深く知ることになったのです。



これからも、オーディションワークショップの模様や、制作面での進行、そしてこの芝居の謎を少しずつお伝えしていきます。

しかし、まずは、6月公演、ソーントン・ワイルダー作、鵜山仁演出「危機一髪」!制作ブログや、稽古ブログ、そして、占い師=磯辺万沙子がツイッターでつぶやいていきます。
どうか、お楽しみに!!





| 稽古場日記::石棺 チェルノブイリの黙示録 | 23:17 | comments (x) | trackback (x) |

  
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