目指すところ
どうもお久しぶりです、数年ぶりにホームグラウンド昴公演に出演する山口研志です。

久々に戻ってきて気が付いたことは、昴の芝居は作り方(稽古の内容)が本当に細かいということです。

例えば、動きと感情がつながるまで何度も何度も繰り返します。

手の動き、顔の向き、目線、足さばき等・・・ひとつひとつを大切にし、その人物にとって意味のあるものにしていきます。

役者の身体と役の身体を繋げていくという繊細な作業です。

目指すところは、役の人物が本物の人間として舞台に存在しているということです。

現在、そこを目指して各人日々奮闘中です!
| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 04:30 | comments (x) | trackback (x) |
まだまだ稽古は序盤戦
最近稽古場の近くで激安しゃぶしゃぶランチのお店を見つけてご機嫌な「バート・セルドン」役 奥田隆仁です。

稽古前に何を食べるかが結構楽しみで、美味しいもの食べて体力つけて稽古に挑んでいます!
普段はラーメンしか食べません。

巷では最近インフルエンザが流行しているそうですが皆さんは大丈夫ですか?

とある先輩は
「最近台詞をよく噛むんだけどインフルエンザかなぁ…?」
と言っていました。
絶対違うと思います。
それ言ったら私インフルエンザ治ったことありません。


さて
「アルジャーノンに花束を」
私、前回はパン屋のフランク役を演じさせていただきました。

ですので後輩が自分のやっていた役の稽古をしている姿をみると様々な思い出が蘇ると共に
「前回の焼き直しではなく、今この稽古場で新しく生まれようとしてるんだ」
と実感します。


私自身、バートという役を先代(同期の中西陽介さん)とは敢えて違う方向から捉えて挑戦しております。


チケットすでに完売してしまった日もあるとの事で、お客様の期待をひしひしと感じております、そして私自身も今回のアルジャーノンがどうなっていくのかとても期待しています!

まだまだ稽古は序盤戦。
きっとこれから書かれるblogは面白いネタが満載でしょう。
| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 13:55 | comments (x) | trackback (x) |
どんな花を想像しますか?
みなさん、こんにちは。
最近稽古場にいて、
「あれ? この稽古場にいる男性って、割とみんな大きくない?」
と感じている、ノーマ役の染谷麻衣(そめや まい)です。

あ、

今何人かの方が、
「いやいや、染谷がちっちゃいんだよ」
と思いましたね。
はい、劇団で一番小さいのは私です。
でも、本当にみんな大きいんです。
どうしたらあんなに大きくなれるんだっ…!

と、私の心の叫びは置いておいて…


「アルジャーノンに花束を」は、昴のロングセラー作品のひとつで、再演をというお客様の声も少なくなかったと思います。
私自身、昴でまたこの作品を上演することを楽しみにしていました。
なので、2017年の演目に決まった時は、とても嬉しかったです。
その作品に出演者としての参加できるなんて!
嬉しい限りです。
日々体当たりで望んでいます。

私は、チャーリーの妹、ノーマの役で出演致します。
チャーリー役の町屋くんとは、
ザ・サード・ステージ公演「BLUE」以来の共演です。
あの時は、ぶん投げられたり、叩きつけられたり、ひどい目に遭いました(笑)
(↑ もちろん、芝居でですよ)

この作品で、どんな関係を築けるのか。
今、とてもいいものを感じています。

「アルジャーノンに花束を」
どんな花をアルジャーノンに捧げようか、そんなことを考えます。
みなさんは、どんな花を想像しますか?

「アルジャーノンに花束を」は、
6月17日(土)〜25日(日)
9日間、10ステージ!
24日(土)のみ二回公演です。
一般前売りは5月10日からで、始まっています。
今回は、六本木の俳優座劇場にて上演です。
お楽しみに!

ノーマ役 染谷麻衣
| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 19:31 | comments (x) | trackback (x) |
「アルジャーノンに花束を」稽古中~
皆さん、こんにちは。
この度「アルジャーノンに花束を」にフランク・ライリイ役で出演させていただきます。
加藤和将です。


今回、劇団に入って初めて裏方についた「ホテル・スイート」と同じ俳優座劇場で芝居が出来る!

しかも!

その時キャストだった、宮本充さん、佐藤しのぶさん、染谷麻衣さんとの共演ということもあって嬉しさと緊張でいっぱいです。


さて、稽古の状況ですが、読み稽古が終わり、立ち稽古が開始されました。
読み稽古で深めていったものが具体的に、立体的になっていく時です。
演出の菊池准さんも、初回立ち稽古から熱く演出をしてくださいました。


私は、稽古初日に菊池さんがキャスト全員に言った

「みんな自分勝手に役をやってください」

という言葉がとても印象に残っています。


私が、どこまでその言葉の意味を理解しているかは分かりません。
ですが、その言葉に応えるべく、どんどん自分の考えた人間を魅せて菊池さんにアタックして、
自分勝手に役を作っていきたいとおもいます。

より良い芝居を作り、皆様にお届け出来る日を楽しみに精進して参ります!

加藤和将

| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 03:53 | comments (x) | trackback (x) |
不可触宇宙を目指して
ゴールデンウィーク…新緑の季節。


Pit昴までの道すがら、軽やかに街を歩く人々とすれ違います。
逆行するように自転車を漕いで、意気揚々と稽古場へ。お休みでこそありませんが、気分はGWです。


アルジャーノンチーム、5月の陽気の中もりもり稽古中でございます。







フェイ・リルマン役の望月真理子です。


劇団ブログにお邪魔するのは「ヴェニスの商人」以来でございます。
2度目の本公演、まだまだドキドキ・ハラハラ・ぐるぐる走り回っています。




前回のポーシャ嬢とは毛色の違うフェイ・リルマン。


芸術家の彼女…変わっています(笑)




演出の菊池准さんはjoko演劇学校に通っていたときの講師でもあります。
私の昔からのクセも今までの変化も、しっかりと手綱握ってどっちを向いたらいいのか導いてくれます。




劇団昴のアルジャーノンを作っていくこと。フェイという役を演じること。


思うことは色々ありますが…


望月真理子とフェイ・リルマン。
お互いに踏み込んで跳び上がって、「アルジャーノンに花束を」の“芸術”を沢山見たい。
そして役者としてそれを皆さんにお届けできるように…
私の目標です。






フェイはどんな人間を、何人、何枚描いているのでしょうか。
彼女の描き出したい人間って?


稽古はもうすぐ立ち稽古です。



| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 03:10 | comments (x) | trackback (x) |
第9回 すばる倶楽部「お茶会」
10月16日(日)ベーカリー&カフェ マルジュー大山本店にて、
すばる倶楽部「お茶会」が開かれました。

『Pit昴』に拠点を移してから、地元商店街での初めての「お茶会」です。

当日の大山駅界隈は区民まつりで、もの凄い人出でした。
会場のマルジューさんは劇団員もよく利用する、地元でも評判のパン屋さんです。
その2階会議室をお借りしました。

「どん底」のマチネ終演後、参加者様に『Pit昴』前に集合していただき、
準劇団員の加藤和将、秋田奈央子の先導でマルジュー大山へ出発!

16日以前に『どん底』をご観劇の参加者様もすでに会場に到着され、
合流しての「お茶会」です。

会場では劇団員、遠藤英恵の手作りケーキ…
すばる倶楽部パーティーでもお馴染みの人参ケーキと、
姉崎公美が個人的にオススメの、
某有名店玉子サンド(マルジューさんごめんなさい!)をご用意して
皆様をお待ちしました。

間もなく芝居が終わったばかりの「どん底」出演俳優達が駆けつけ、
総勢30余名のおしゃべりがスタート!

舞台を終えたばかりの俳優達と、観劇後のご感想などを直におしゃべりするのは、
お客様にとっても、ちょっとハイテンションになるひと時のようです。
賑やかで活気溢れる会場になりました!

今回も、15分前後で6つのテーブルを、俳優たちが廻ります。
メンバーチェンジのベルが鳴るたび、感嘆の声が上がります。
皆様、なかなかお話が尽きないようですね。

一足遅れてルカー役の北川勝博が駆けつけますと、
総勢30名の集合写真撮影となりました。
今回もお帰りの際、この集合写真を記念のお土産としてお持ち帰りいただきました。

初めてご参加の皆様、地方遠方からご参加の皆様、
そして毎回のようにご参加頂く皆様、
この度もすばる倶楽部「お茶会」にお越しいただきまして、
本当にありがとうございました。

初めての会場で行き届かない点も多々ありました事お詫び申し上げます。

俳優達も、お客様とのお喋りを楽しませていただき、
色んなご意見や温かいご感想など頂戴し、今後の励みとなりました。
千秋楽まで全力で舞台を務めたいと身の引き締まる思いです。
今後とも、どうかご支援の程、宜しくお願い申し上げます。


お手伝いの若手メンバー、
右から関泰子、木村雅子、
望月真理子、村松妙子、加藤和将


熱気溢れるおしゃべり風景①


熱気溢れるおしゃべり風景②


熱気溢れるおしゃべり風景③


今回のお茶うけ、
手作り人参ケーキと 玉子サンド
| すばる倶楽部 | 00:00 | comments (x) | trackback (x) |
『どん底』が開幕しました!
10月6日(木)19時、劇団昴公演『どん底』の初日が開けました!
『Pit 昴』に今回は、帝政末期のロシアの木賃宿が登場しました。
お客様には、しばしこの木賃宿の住人となり、
『どん底』ワールドを堪能していただければ幸いです。

この度も会員の皆様のご予約ありがとうございます。

千秋楽の25日まで、更なる進化を目指して、
俳優、スタッフ一同、全力で取り組んで参ります。

公演中、ポストショートーク、ステージツアーも開催されます。
こちらにもぜひご参加下さいませ。

また、10月16日(日)開催『すばる倶楽部 お茶会』は早々に定員に達するところとなりました。
多数のお申し込みありがとうございました。当日のご来会をお待ちしております。

『どん底』も座席数が少なく、残席状況は日々変化致しますので、
これからのご観劇予約をお考えの方は、
昴チケットコール03-6907-8415(平日10:00~18:00受付)まで
お問い合わせ下さいませ。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。


初日の受付メンバーが集合し、
お客様にお渡しするパンフレット、
チラシ類の折り込み作業スタート!


劇団昴のメンバーの名札の山。
ここから初日の受付スタッフの名札をより分けています。


劇団昴 制作部の期待の新人、太田紗香。
当日のチケット係を担当します。
今後も劇場で見かけたらお声がけ下さいね。
宜しくお願い致しますm(__)m


初日のすばる倶楽部担当は姉崎公美と服部幸子。
公演中も会員様の更新、
新規入会を受け付けております。
どうぞご利用くださいませ。


開場間近、佐々木誠二が表に看板を立てかけます。


初日メンバーの姉崎公美、佐々木誠二、福山廉士、
望月真理子、太田紗香、準備OKです!


| すばる倶楽部 | 00:00 | comments (x) | trackback (x) |
いよいよ!
いよいよ立ち稽古が始まりました!
今週はブロッキング。
基本的な動きやポジショニングなどを決めていく稽古です。
本日は4幕のブロッキング稽古。
『どん底』は4幕の作品、一通り最後まで行きました。

読み稽古のときは手もとに台本がありますが、
立ち稽古に入り、皆さん台本を持たないで取り組んでいます。
とは言え、この時期はまだ、台詞が完璧に入っている人は少ないので、
多くの役者は記憶力との戦いに、脳ミソをフル回転させております。
出番ギリギリまで台本の確認です。

必死に台本をチェックする、"役者"役の田徳君。

「とっ散らかって、地獄だ‥‥」と。

本公演初出演の"ゾーブ"役の白倉君は、かなりナーバスに。

稽古の後、感想を聞くと「難しい〜ムフッ♡」と照れ笑い。自慢の歌声も披露します!

中西陽介
| 稽古場日記::どん底 | 03:34 | comments (x) | trackback (x) |
8年
2008年のちょうど今頃

村田元史氏演出「修道女」inサイスタジオ大山(現 pit昴)も稽古中でした。

劇団に入りたての私は右も左もわからなくて、
アタフタしながら毎日必死で先輩たちについていこうと稽古をしていました。

稲垣さんにはご飯をちゃんと食べなさいと言っていただいたり、
西本さんには焦らなくてよいと優しく包みこんでいただいたり、
北村さんには歌が下手ね~と優しく笑われたり、
村田さんにはまっすぐやりなさいと何度も稽古をつけていただいたり…

本当に沢山の事を経験させていただいた幸せな時間だったことを今でも忘れられません。


それから8年の今年


同じ場所で、村田さんの演出で、「どん底」の稽古中です。

沢山の先輩、そして後輩に囲まれて、必死に稽古をしております。

8年たった今もまだまだアタフタしてます(笑)

8年前には見えなかった景色が見えてきている反面、
8年間でたくさん癖がついているのに気がつきました。

「余分なものがくっついてるんだよ~」と村田さんに毎日稽古で言われています。

初心に戻り1つ1つ悪戦苦闘しながら、余分なものを落としている毎日。

今この瞬間にこの作品に出演できるのも、何かの巡り合わせだとおもいます。

地にちゃんと足をつけて、日本語を大事に演じることの大切さを改めて感じております。


この場所があまりにも懐かしくて、つい自分の思い出を書いてしまいましたが…


「どん底」素敵な作品にしてまいりますので、皆様ぜひ劇場にお越しください!

お待ちしております!


ナターシャ・舞山裕子

| 稽古場日記::どん底 | 00:59 | comments (x) | trackback (x) |
通し読み!
台風は迷走し、私の芝居も迷走しはじめている今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
先日、通し読みの稽古がありました。
全体の本読みでは、個人で読みを行っていると気付かない台詞の音、意味の勘違いを多く気付かされます。
おかげで普段、自分の耳に都合の良い音だけを拾っている事を思いしらされます。
通し読みでは全体の台詞の流れが確認できる為、また新たな発見がありました。
ついでに強烈なダメ出しもあったりなかったりしますが、一つ一つ稽古期間で解決していきたいものです。

田徳真尚

| 稽古場日記::どん底 | 02:54 | comments (x) | trackback (x) |

  
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