イノセントな近況報告
17日から稽古が始まり、正味10日間の緊迫した濃厚な読み合わせが、おととい終了しました。

出演者全員のあらゆる経験とあらゆる資料を駆使してとりかかった読み稽古は、本当に産みの苦しみの期間でした。

ホント、ブログを更新する余裕もないほどでした。
ごめんなさい。

演出家の黒岩さんの要求は明確で、この芝居の真髄を、隅から隅まで、正に骨の髄までしゃぶりつくしてしまう程の解釈の深さに驚嘆しつつ、体現するのは私たちという重圧と喜びを実感しつつ、毎日必死に生きて参りました。

昨日から立ち稽古に入り、いよいよ人物が動き出しました。

少し頭が見えてきた

かもしれない。

といった段階ですが、

見応えのある作品になると確信した今日この頃です。

とにかく、出演者全員がこの夏の冷房と同じくらいフル稼働、フル回転しています!

でも、矛盾するようなんですが、何だか不思議と、稽古場の空気は透明で、あたたかく、穏やかで、空気が澄んでいるように感じます。

これが、あのイノセントな人々たる所以なのか?

安らかに、

なおかつ、もがけ!

みたいな。

違うか。

本日の写真は、
左から、今回、初舞台の高木裕平君。真ん中の美女が『スタア』をご覧になった方はご記憶に新しいと思います、田村真紀さん。今回は大阪から舞台を移しアメリカ、ロスアラモスです。そして、右のワイルドなナイスガイが石田博英さん。渋いです!

近々、出演者紹介のコーナーがスタートしますので、ご期待下さい!


| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『イノセント・ピープル』 | 02:27 | comments (x) | trackback (x) |

  
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