この人物は何者だ?
本日から、音響さんが稽古場入り!
効果音等の音が入ったことで、芝居全体のイメージも膨らんできました。


さて、本日紹介するのは、査問官:宮本充さん。


彼は訪問者の一人ですので、被爆患者ではありません。

お芝居の途中から登場し、彼についてはあまり多く説明されていないので、
「僕が何者なのか、お客さんに分からないのでは?」とちょっぴり心配モードの宮本さん。

きっと、知っていた方がこのお芝居をより一層楽しめると思いますので、私のつたない解説を…

彼は、チェルノブイリ原発があったウクライナ共和国から、モスクワの病院へやってきた、地方監察局の人間です。
原発事故に関わった人物たちから話を聞くためにに、わざわざやってきたのです。

この原発事故は、裁判にかけるべき「事故」なのか?
裁判にかけるべき証言はあるのか、あるとすれば、誰を裁くべきなのか?
を知るために。

主に2幕、被爆患者たちとの会話の中で、この事故の原因はどこにあったのか?
誰に、どこに、過失があったのか?が徐々に明らかになってきます。

果たして、査問官はこの後、この原発事故を裁判にかけ、しかるべき人物を裁くことができるのでしょうか…?
| 稽古場日記::石棺 チェルノブイリの黙示録 | 21:06 | comments (x) | trackback (x) |

  
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