ヤクザに二人の妻!?
長かった冬の寒さも漸く緩み、稽古帰りの火照った身体に
ほのかな春の香りを含む夜風が心地よい日々でしたが
間もなく初日を迎える運びとなり、残すはテクニカルリハーサル、舞台稽古のみとなりました。

この舞台、幕が開いたら、ノンストップの95分!オトコとオンナがハイテンションで
ホンネをぶつけ合い、バチバチ火花を散らしております!(笑)

演じ終わると、心地よい疲れと共に、爽快感に包まれます。



あっ、申し遅れました、私、宮下智役の金尾哲夫です。
今回は私の女房役・波子の服部幸子さんと市川奈央子さんの紹介を頼まれましたので
しばらくのお付き合いをお願いいたします。



さてこの宮下智・波子夫婦。

舞台ではヤクザの智は亭主関白なのか恐妻家なのか
中々判断に苦しむところではありますが
少なくとも妻の波子姐さんはそんじょそこらのヤワな女性とは異なるようです。

ま、あらゆる女の武器を持ち合わせ、またそれを有効利用しているようであります。




●まずは写真、向かって右のBチーム波子役の市川奈央子さん。


相手役の私が抱いた市川・波子のイメージ : 元気。女の円熟期前半。
例えて言うならジュリアナ東京卒業生、ボディコン。
一緒に歩く時は全身体密着型。
さっぱり明るい江戸っ子風。
料理上手、旨い!
照れながらもロマンチックなムードにはかなり弱い。
涙もろいが、その涙を意地でも見せようとしない、が、その技術が稚拙なので
相手にばれてしまう。
デートは海の見える場所を好むが、足許は砂浜ではなくあくまでもコンクリート。
例えて言うなら横浜ふ頭。


●次は、写真向かって左のAチーム波子役の服部幸子さん。


相手役の私が抱いた服部・波子のイメージ : 妖艶。女の円熟期中間前後、爛熟期大分手前。
例えて言うなら証券会社出世挫折後水商売卒業生。
一緒に歩く時は、微妙で意味ありげな微かな接触を楽しむ。
料理下手、外食に頼る。
ロマンチックなムードは決して嫌いではないが
あくまでもそれらが醸し出すレベルの高い精神性を重要視する。
チャラくて浮付いた環境には嫌悪をもよおす。
デートは場所・時を選ばず、二人でいれば全て良し。
涙もろくはないが、泣く時は隠しもせず、往々にして相手の目を鋭く見つめ訴えるような時がある。



・・・とまあ勝手な印象を抱いてしまいましたが
これはあくまでもお二方が稽古場で演じておられる波子からのイメージ。
役者ご本人の人間性や趣味・趣向とは一切関係はありません。

とは言えお二方には怒られそうです。桑原桑原・・・(笑)



さてこんなお二方、舞台本番ではどんな味を出してくれるか、楽しみです。乞う、ご期待!


では劇場で、お待ちしております!
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージLABO『アシバー』 | 07:31 | comments (x) | trackback (x) |

  
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