はじまり
こんにちは!
今回から『クリスマス・キャロル』に参加させていただきます。
準劇団員の聡鳥圭です!

劇団昴を代表する作品の一つである本作。
昨年、養成所に所属していた際に座・高円寺での公演を観劇いたしました。
その時に感じた包み込まれるような温かさと特別なキラキラとした気持ちを今も覚えています。
そんな作品に参加できることをとても幸せに感じると共に、身の引き締まる思いです。


稽古が始まる2ヶ月ほど前。
8月某日、早朝。
クリスマス・キャロルを見据えて、浅草カトリック教会さんへ行って参りました。




(撮影の許可をいただいております。快く承諾いただきありがとうございます!)

キャロルの舞台は1843年のイギリス・ロンドン。
生活に色濃く根付いたキリスト教の文化を肌で感じたいと思い、カトリックの友人に案内をお願いしてはじめてミサに参加してきました。

厳かで神聖な空気。
聖書を読む神父様の言葉。声。
祈りを捧げる地元の人々の姿。
包み込まれるような温かさ。
今でも思い出されます。

稽古に入って1週間と少しが経過した今。
あの時ミサに参加したことが生きていると思える瞬間が沢山あり、また自分自身にも影響を与える経験となった実感があります。

快く迎えてくださった教会の皆様、本当にありがとうございました。



今回、複数の役を演じさせていただくのですが、その中でも特に印象的なのはクラチット家の長男・ピーターです。

ピーターは両親の他に姉・妹・弟がおり、6人家族で暮らしています。

クラチット家は決して恵まれた環境にいるとは言えない貧しい家庭ですが、家族の間にある愛情やお互いを思う心はとても温かく豊かです。

現代と時代背景や文化は違っても、人と人との繋がりや心のやり取りが人間の営みを形作ることに変わりはありません。

そんな普遍的な愛に満ちた家族の姿を通して、どう作品に影響を与え、なにを皆様に届けることができるのか。

本番まで約1ヶ月。

まだまだ未熟な私ですが、先輩方に見守り支えていただきながら、自分にできる精一杯でその答えを探していきたいと思います。


左/次女(妹)ベリンダ役・賀原美空さん
右/長女(姉)マーサ役・上林未菜美さん

(本日も稽古後にたくさん語り合った上3きょうだい。既に本当の兄弟のように居心地が良く他人の気がしない…。)

さて、明日も稽古です!
歌にダンスに…課題は山積み!
皆様にお会いできるのを楽しみに、頑張って参ります。

これから何卒よろしくお願いします!

聡鳥圭
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 21:50 | comments (x) | trackback (x) |

  
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