『博士と言えば…』
ちょうど一年のご無沙汰です、
昨夏の今頃は日々『The Weir~堰』のブログのネタ探しに没頭しておりました永井誠です。
なにせ『Weir堰』は出演者が5人しかおらず、週1ペースで当番が回ってきましたので。

その点、今回の出演者は総勢19人。お当番は1回のみ。ならば渾身の一作を書き綴りたいところですが…
稽古中は私語を慎み稽古後は呑まずに直帰のご時世、ブログ向きの面白エピソードはなかなか見つからず…。

とはいえ、稽古場の雰囲気は上々です。初演時の手応え、再び挑める高揚感、そして何より馴染みのメンバーと共にいる安心感と居心地の良さ。
ま、再演なので当然といえば当然ですが…。
今回のキャスト19人を、あらためてよくよく見れば…僕から見て先輩が9人、後輩も9人。
僕はちょうどド真ん中。…なるほど居心地がイイわけです。「責任は上に、面倒は下に」押し付けられる立場ですので。

え?お前はそんな奴なのかって??まぁそれはご想像にお任せするとして、

僕が演じます『タウラー医学博士』は、まさしくそんな人物です。
初演時同様、ブラック・ジャックを愛読して得た知識を総動員して臨む所存です。

ところで。

『博士』。

これ、どう読みます?『ハカセ』『ハクシ』どちらでしょう?

『評決』劇中では、どちらも有りで混在していますが、法廷の場では『ハクシ』にほぼ統一されています。

演出の原田さん曰く「ハカセって言うと、『御茶ノ水博士』が思い浮かんで、なんかユーモラスな感じがしちゃうんだよねぇ~」。
僕より上の9人の先輩がたは一様に頷き、下の9人はピンと来ない模様。
僕はどちらかというと『オバQ』に出てくる眼鏡のハカセ君のほうが真っ先に思い浮かぶ世代ですが…

いずれ「ハカセ」という響きからユーモラスさを連想する感覚も、世の中から無くなってゆくんだなぁ~…ああ歳月人を待たず。。

ともあれ、四年ぶりのタウラー博士、

四年の歳月で増した(と思いたい)貫禄を武器に、評決をくつがえす意気込みで(!?)、証言台につきます!


| 稽古場日記::評決 | 09:32 | comments (x) | trackback (x) |

  
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