立ち稽古が始まりました
こんにちは!…ん?それとも、こんばんは??
第3回は準劇団員の加藤保奈美と、研修生の宮田瞳が担当いたします!
よろしくお願いいたします!

稽古は今週から立ち稽古が始まりました。
役者一同、創意工夫をしながら進めております…!

さて、それでは今回のテーマ『ハガキ(手紙)にまつわるエピソード』について書きたいと思います。

【加藤保奈美のコメント】
愛国婦人会の一人を演じます。加藤保奈美です。一年の延期を経ていよいよ稽古がはじまりワクワクの日々です!

手紙といえば、20歳の誕生日に母から届いた手紙のことを思い出します。

当時私は警察学校にいました(役者の前は警察官だったんです)。
自分のことを考えられないくらい忙しく過ごしていたある日、寮に小包が届きました。
それは母からで、誕生日を祝う手紙とプレゼントでした。
私自身は誕生日を忘れていたのに、離れて暮らしている母はちゃんと覚えていてくれて、
大人の仲間入りをしたことを祝ってくれました。

手紙を開いて読んだ時の、胸の奥がじわわ〜んとあたたかくなっていく感覚。
今もその手紙を時々読み返すことがありますが、その度にあの頃の自分に戻ったような気持ちになります。

手紙は人の想いを残してくれるものだと思っています。
この『一枚のハガキ』は時代は違えども、現代を生きる私たちと変わらないこともあると思います。何を伝えるのか、何が伝わるのか…座組みの一員としてこれから精一杯がんばります!



【宮田瞳のコメント】
はじめまして。愛国婦人会の一人として出演させていただきます、宮田瞳です。

中学卒業の時、これまで育ててくれた両親へ手紙を書くことになりましたが、私はどうしても書きたくなくて白紙で封筒に入れたことがありました。今思えば反抗期ですが、両親には申し訳ないことをしたな...と思います。

ハガキや手紙は、どんどん馴染みの薄いものになってきました。LINEやSNS、ビデオ通話、zoom...すぐに繋がれる現代と違って、戦中・戦後の人たちは、どんな気持ちでハガキを書いていたのでしょうか。
便利な現代に生きている若輩の私が想像できるだろうかと不安になりますが、全力を尽くして当時を生きた人たちに近づきたいと思います。

今日から立ち稽古が始まりました。
少しずつ、積み上げていきたいと思います。





最後に稽古の風景をチラリ
おや…?これは一体…??





次回の投稿予定は2/7です!
宜しくお願いいたしますー!!
| 稽古場日記::一枚のハガキ | 17:11 | comments (x) | trackback (x) |

  
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