オーサー和哉
「評決」の巡演は、10月3日の「鎌倉演劇鑑賞会」例会をもって無事に終了いたしました。
神奈川県演鑑連の皆さま、長野県演鑑連の皆さま、どうもありがとうございました。
そして、このブログをご愛読下さった皆さま、どうもありがとうございました。
「評決」旅公演ブログも今回で最後です。

出演者達が、旅の間の出来事や感じたことなどを「AUTHOR」の矢﨑和哉に送り、それを彼がアップしてくれていました。
彼は、裏の仕事もずっとやりながらでしたら、大変だったことと思います。
ご苦労様。



(鎌倉芸術館の楽屋口にて)
矢﨑和哉がかしこまってる図。

来年の近畿巡演ブログも宜しく頼むね!

宮本

AUTHOR…著者の意

| 稽古場日記::評決 | 14:58 | comments (x) | trackback (x) |
今日もHappy!
ドナ・セント・ローレント役の、林佳代子です!
「評決」稽古中に一度、投稿いたしました。

俳優座劇場での公演を経て、神奈川県、長野県の巡演が終わるのは、ずーっと先と思っていましたが、全てのスケジュールをこなして、いよいよ明日、今回公演の千穐楽を迎えます。
(来年2月は、近畿巡演が控えております。)

さて、本日は、演劇鑑賞会川崎市民劇場なかはら、そして、たま・あさお市民劇場の皆様にお越しいただく為の、多摩市民館に向かいます。
登戸から歩くことにしました!
少し暑く感じながらも、歩くには気持ち良い季節です。
劇場に到着し、たまたま待ち受けてくれたのは、加賀谷崇文君。
前回私のブログで紹介いたしました。
縁の下の力もち!「評決」でも欠かすことのできないメンバーの一人です。
舞台セットにある、あれやこれやを一夜にして作ってしまう頼もしい彼。
今回は、スタッフで参加してくれましたが、11月の「クリスマス・キャロル」では、長身の凛々しい姿を見せてくれるはずです。
そして、今回は、写真ありですよ。パチリ!



さて、楽屋に入りましたら、若手の乙女達が準備中でした。毎回洗濯し、乾かし、アイロンがけ。
実は女子部の仕事は、大変ハードなのです。
今回のお芝居では、何着のワイシャツが用意されてるでしょう。
なんと35着は用意されているそうです!
そして洗えない物は、スチーマーをあてて消毒?と皺伸ばし。
ちなみに、私のブラウスは、お洒落着洗いの洗剤で毎回洗ってくださっており…うっ、感謝です!
汗っかきさんも沢山いますし(私もその一人)、俳優が気持ちよく演技できるように、毎回バッチリ衣装を整えてくれています。






で、ひと段落したら、ご飯タイム。
ペギー役の立花香織さんは、川崎で手に入れたらしい崎陽軒のチャーハン弁当に、シュウマイが2個しかない、と嘆いていました。
ナタリー役の市川奈央子さんと、昴の女優で今回は衣装チーフで参加の脇坂晴菜さんと、何やら3人とも楽しそうです。



この後、舞台に全員集合し、舞台監督より、今日の舞台の説明(劇場によって、袖幕の位置や、楽屋の位置が違うので、スタンバイ位置等の確認が必要です。)が終わり、メンバーが心一つになって、開演を待つ…とその間のひととき。
舞台セットにメジロ押しに並ぶ面々。
左から、林、桑原、笹井、近藤、脇坂、宮島、市川?、牛山先輩、…えっと、あと誰?ごめんなさい、わかりません(汗)



と、たちまち時間は経って本番が始まりますが、その時の写真は、ありません。芝居に集中!ですから。
カーテンコールが終わって、楽屋に戻り、あっという間にお片付け。
もちろんスタッフの仕事はまだまだ続きますが、楽屋を出ると、衣装ボテ(ケース)も、制作ボテやら、お茶場ボテも、搬出されるのを待つばかり。
あ、あちらからプロフィー司教様の北川勝博さんが、お帰りになります。

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なんだか、随分簡単に、今日の事を記してしまいましたが、これまでの、何ヶ月もの間準備して来た集大成が今日の公演なのです。
本日も、とても温かい拍手に包まれて幕を降ろす事ができました!!

ありがとうございました!

最後に、長野県巡演の旅初日は茅野。乗り日で公演は無く、ホテルに到着すると、肌寒い中、一人のんびり散歩をしたのでした。
9月20日の一枚。可憐なコスモスでした。

  

おしまい。
| 稽古場日記::評決 | 21:53 | comments (x) | trackback (x) |
『哀愁のプロ魂?』
コンキャノン役の金尾哲夫です。

すわ湖市民劇場(茅野市)、まつもと市民劇場(松本市)、伊那市民劇場、北アルプス市民劇場(大町市)、長野市民劇場、上田市民劇場、長野県への旅公演無事終了いたしました。
暑かった東京公演からいつの間にか信州は爽やかな秋模様となっていました。

市民劇場の皆さん、心温まる歓迎とご観劇有り難うございました。
また是非お会いしましょう!


ところで、この人は誰?
パリのキャフェで一人寛ぐパリジャン?



何だ、上田駅前での充っちゃんか。帰京前の一時ね。
うーむ、絵になるねえ!



はい、冗談はさておき、ところ変わってここは川崎市の幸市民館です。
そう、神奈川県の旅公演の再開です。客席はというと・・・



こんな感じです。
我々にとっては芝居をし易すそうな感触。いいぞ!

そして舞台上はというと・・・



こんな感じ・・・。
これは本番前の役者のウォームアップの様子です。
決してダラけて、怠慢を決め込んでる絵ではありません。
痛いだろうに手足を伸ばす者、何が面白いのか徒に身体を捻る者、近所迷惑な程に大声を出す者、台詞をお経のようにブツブツ言っている者・・・
ちょっと異様な集団に見えます。
でもこれは役者それぞれのルーティン、結構真剣なんです。
ベストな状態で本番を迎えようとする役者の裏の姿です。

え、私ですか?
私は手足伸びないし、捻り幅はほとんど無いし、大声を出すのは本番にとっておきたいし、はい、ブツブツ派です。

では、神奈川の市民劇場の皆さん、いいお芝居をお届けできるよう残るステージ頑張ります!
ご期待ください!
| 稽古場日記::評決 | 12:19 | comments (x) | trackback (x) |
『秋高し 標高高し 長野県♪』

トンプソン医学博士役の金房求です。

茅野を皮切りに松本~伊那~北アルプス(大町)~長野と巡って参りました『評決』信濃路の旅。

長野県は平均標高が日本一なのだそうで。
そのせいか、それとも深まる秋のせいか、どちらへ行っても空気が涼やかに澄んで…気持ちの良いこと!

そして
どちらの会場でも、客席の空気の暖かいこと!
すわ湖市民劇場の皆さま、
まつもと市民劇場の皆さま、
伊那市民劇場の皆さま、
北アルプス市民劇場の皆さま、
長野市民劇場の皆さま、
あたたかくお迎えくださり、またカーテンコールでは身に余る満場の拍手をいただきまして、本当に有り難うございました!

終演後に直接ご感想を伺ったりお話しをしたり出来ないご時世が悔やまれますが、
いつかまた以前のように、
皆様と楽しく交流できる日が来ることを待ち望んでおります。

さあ、
信濃の旅路もいよいよ最終盤。ゴール地点の上田へ到着です。
上田市民劇場の皆様、たいへん長らくお待たせいたしました!

上田を訪れるのはちょうど10年ぶり、『親の顔が見たい』の巡演以来になります。

上田と言えば やはり上田城跡!
城郭好きの私、今回も駅に着くや迷わず直行です♪



隣にいるのは タウラー医学博士こと永井誠。
『親の顔―』でも一緒でしたが、「前回は怪しい出で立ち(=金髪)だったので外出は気が引けて…」ということで、

今日は、仲良く
“呉越同舟”してのお城巡り。

…と申しますのも、
『評決』劇中で、
私の演ずるトンプソン医師は『原告側』証人。
対する永井のタウラー医師は『被告』。
まるっきり逆の立場です。

…が、芝居を離れれば
この座組で二人きりの、肩身の狭い千葉県民。
日本一平均標高の低い千葉県民。
そして揃ってお城好き。
なのに家から最寄りのお城は、浦安のシンデレラ城。。

秋高し 二の丸跡を眺むれば
戦国の世の 偲ばるるかも

いにしえの戦いに思いを馳せ、
“裁判”という戦いに向け、これでもかというほど英気を養いました♪
今日の法廷シーンは、上田合戦並みに荒れるかも…。

ともあれ、
長野の旅の有終にふさわしい充実の舞台を御覧いただくべく、全力で臨みます!いざ!!

[追伸]
コンキャノン弁護士役の金尾さんのお誕生日♪ということで、ウォームアップの時間に舞台上で恒例のサプライズケーキ。



評決チーム最年長ながら、

上田城巡りに自転車で颯爽と合流する健脚ぶり↓



そして、冒頭の写真にも
知らぬ間にちゃっかり合流するお茶目っぷり↓



若いっっ!!!!!
| 稽古場日記::評決 | 08:07 | comments (x) | trackback (x) |
「長野市民劇場 ~評決~」


さて!!




牛山さんに引かれて『評決』メンバーがたどり着いたのは――



ここ、善光寺さん!!

そうです。
評決・長野巡演は、長野市へとやって参りました!

運良くこの日は、門の前に参拝客が少なかったので、素敵な写真が撮れました。
快くロープを貸してくれた演出部の加賀谷くん、ありがとう!

せっかくなので動画にもしてみました。



作品名「牛(山)に引かれて善光寺参り」 撮影:市川奈央子

大香炉の煙も浴びましたよ。



セリフを滑らかに発することが出来るようにと「唇」に煙を浴びる人、
セリフを忘れないようにと「頭」に煙を浴びる人――
皆、公演に対する備えを片時も忘れることは、ありません!!

そして我々は、今日の会場「ホクト文化ホール」へと向かいます。



おっと、名乗るのが遅れましたね。
こんにちは、クラウリー医学博士役の宮島です。

私は長野県長野市の出身です。
ホクト文化ホールは、頻繁に芸術鑑賞で訪れた思い出の場所です。

役者を志して二十数年。
念願叶い、役者として今日この舞台に立てることに胸躍らせています。

長野市民劇場の皆様、暖かいお出迎え、本当にありがとうございました。
ホクト文化ホールでの『評決』、どうぞお楽しみくださいませ!

| 稽古場日記::評決 | 11:06 | comments (x) | trackback (x) |
「懐かしき北アルプス」

気づいたら旅公演も半ばを過ぎました。
ユージーン平林です。
今日9/26(日)の公演は、長野県北アルプス市民劇場の公演で長野県大町市にきています!

大町市文化会館


恒例の(?)クイズ 写り込んだメンバーを探せ! 答えは最後に。

前のブログにも書きましたが、私の父はお隣の穂高出身。祖父は(1世紀も前ですが)大町小学校に通っていたそうです。
子供の頃毎年楽しみにしてた景色、北アルプスの山々に囲まれた劇場。
客席の皆様。
まるで沢山の親戚の前で演じているような安心感の中、気持ち良く舞台に立たせていただきました。本当にありがとうございました!

伊那のホテルから大町に移動しての公演。
舞台の仕込みは優秀なスタッフと元気な若手たちにお願いして、年長キャストは少し遅れてバス移動。素晴らしい天気に恵まれ、サービスエリアで記念撮影。
※撮影とソフトクリームの為、一時的にマスクを外しています。


クイズの正解は、
左下自販機前の立花(白)と脇坂(黒)でした。


オマケ 宿の前で遭遇した猿の親子



| 稽古場日記::評決 | 10:01 | comments (x) | trackback (x) |
「伊那市民劇場 〜評決〜」
長野巡演、3ヶ所目「伊那(いな)」に
やって参りました!



こんにちは。
今回が初めての地方巡演の、ペギー・
トミー役 立花香織(中央)です。
そして、同じく地方巡演が初めての、
劇団同期・脇坂晴菜(左側)が衣裳チーフとして来てくれました!

そして、そして、ナタリー・ストンバナット役・市川奈央子さん(右側)!!
巡演公演初めての私たちに、色々教えて下さいました!!

今日も楽屋作りや衣裳の準備をして、
遅めのお昼ごはん♪
伊那名物「ソースカツ丼」を食べました!



ソースカツ丼は、ご飯の上に千切りキャベツ、その上にソースに浸したとんかつを乗せた丼ものです!

伊那が長野巡演の折返し地点。



それぞれ思い出のある土地で公演が出来る事を嬉しく思います!
残りの公演も皆様に楽しんで頂けるよう頑張ります!!
| 稽古場日記::評決 | 16:40 | comments (x) | trackback (x) |
まつもとー、まつもとー

またまた陪審委員長の矢﨑です!
諏訪のブログは前述通り、牛山先輩の
思い出が書かれてましたね。

さて、この松本ですが、母に連れられ
ディズニー・オン・アイスやベンチャーズなどの音楽コンサート、諏訪地域で
上映されない映画をアイシティ見に来たり、ライブも小さなところに来たり…
足りないエンターテイメントを補う場所としてよく来てました。

ですが、芸術館は初めてです。

見てくださいこの広大な舞台面!
奥に写ってる人が小さいこと!



運動会できますよ!
評決のセットがあと2つくらい追加で入りそうです。


楽屋の通りもひろーい!
小規模な発表会できそうな広さ!


ここで、たまたま松本に縁のある人が
いましたのでお呼びします。
音響オペレーターの北野さーん!


……おわかり頂けるだろうか。
客席のオペ席で笑顔の姿を…
ドアップは恥ずかしいとのことで
これくらいで許可を頂けました。

どうやら北野さんは幼少期を松本で
育ったようで、この周辺の幼稚園に
5歳まで通ってたそうです。
その当時の思い出を聞いてみると…

おばあちゃんに連れられ近くの山に遊びに行ってたそうです。
それほど大きくない山で弘法山と言われてるそうです。
名称だけでピンと来た人はおわかりの通り。
“ 弘法山 ” こちらは古墳であります。
眺めがよく、映画のロケーションでも使われているそうです。

そして、松本駅に降り立ったときに終点を知らせる音として
「♪まつもとー。まつもとー。」
というアナウンス。
ずっと変わらないままで、懐かしさが
こみ上げたそうです。
そして、あまり駅名を音程をつけてシンプルに到着アナウンスとして使ってる駅に出会ったことがないことからそのインパクトで余計覚えていたとか…
さすが、目の付け所が音響さん。

僕も、何度か利用してたので懐かしさはありましたが言われてみれば確かにと思うところです。

調整中の後ろ姿を許可いただきましたので1枚…



北野さん、ありがとうございました。
今後ともよろしくおねがいします。

さて!
松本市民劇場の皆様からも手厚い歓迎をしていただきました!
ありがとうございました。
残るステージ頑張ります!

我々は次の地、伊那へ!


| 稽古場日記::評決 | 12:01 | comments (x) | trackback (x) |
茅野

スウィーニー判事の牛山です。

久しぶりの故郷です。
台風の影響もあってか、寒さが身に染みます!

実家は上諏訪ですが、こうして来てみると本当に山の中で18歳まで育ったんだなぁ〜としみじみ思います!

もう何回も諏訪で公演させていただきましたが、故郷で舞台に上がるのは最高です!!
両親は他界して、いませんが、兄貴夫婦が床屋を営んでます。
東京で腕を磨き上げて、ちょっとしたものです。
奥様も女性の顔剃りで評判良いです。一度如何でしょう!

以前は「この世界の片隅で」のお父さんの声を担当で、蓼科映画祭に呼んでいただき、これには同級生が集まり、終わってから同級会までしてくれました。やっぱり故郷って、最高です♪♪!


| 稽古場日記::評決 | 01:05 | comments (x) | trackback (x) |
4年の時を経て
モー カッツ役の金子由之です。

藤沢、横須賀鑑賞会の皆様本当にお世話になりました!東京公演を含めて9ステージ目!
おかげさまで台風接近の中、無事終える事ができました。
色々お気遣い頂き本当にありがとうございました!感謝にたえません! 



さてモー❢モーという名前が副詞の〜もう〜を連想させるようで共演者からは喋り辛いと不評です。(笑)
演出家の原田さん曰くユダヤ人という設定なのだそうです。

だから変わった名前なのか??〜そのへんは正直わかりませんけど❢

思い返せば初演の4年前、急遽代役で短期間になんとかセリフを詰め込んで無我夢中で本番をやり終えました。
正直どう演じたのかほとんど覚えておりません!

今回は腰を落ち着いてじっくり時間をかけて役に取り組むことができました

その中で実はささやかですが4年前と変えたところがあります。
小道具として老眼鏡をかけていたのですが〜実はそれも前回どこでどうかけていたのか正直覚えていないのですが〜今回はスピーディーにいつでもかけられるように眼鏡を首にぶら下げてみることにしました。
書類に目を通すシーンが多々あるのですがその度に眼鏡を取り出してかけていたのでは芝居のテンポを
損なうし かといって老眼鏡をずっとかけっぱなしというのも不自然だと思ったからです。
とにかく書類を含め細かい字に目を通す時はこまめに例外なくかけてみようと決めました。

稽古の当初はぎくしゃくしてましたが 本番を何回か重ねた今は 帽子の着脱とともに眼鏡の着脱の所作は 
モーカッツを演じるうえで大きな助けにもなり 紐付き老眼鏡は必要不可欠な必須アイテムになりました!


こちらが衣装担当してくれた脇坂さんが細工してくれた、老眼鏡。

そんな事例も含め、4年の時を経て、ようやく、やっとこさ、なんとか、モー カッツが自分の役になったような気がしています。 

さてさて〜この作品はギャルビンが主役なのは当然なのですが 見方を変えると植物状態になった女性をめぐる様々な人々の葛藤の物語だとも言えます。
他の登場人物の生き様にも是非注意深く目を向けて観て頂ければと思っています。

もちろん、モー カッツもお忘れなく!

次は長野への巡業です!
コロナなどに阻まれることなく今期の千秋楽、鎌倉公演までなんとか駆け抜けたいと思っております!
お目通しありがとうございました!
| 稽古場日記::評決 | 12:00 | comments (x) | trackback (x) |

  
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